本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

救急患者

2017-02-28 11:05:30 | Weblog
 深夜、救急車で運ばれた70代の女性は、意識ははっきりしていて手当にかかった医師に「延命治療はやめてください」と言っていた(NHK「プロフェッショナル」から)。
 
 医師は「その治療ではありません」と応じていたが、その女性は大量に吐血していたので助からないと思ったのかもしれない。実際は胃が傷ついていたためで治療はうまくいった。それにしてもしっかりした女性である。
 
 ところで、意識不明の重篤な人の場合どうなるのだろう。よもや生命維持の装置とか管類を使うまい。後で外すとやっかいなことになる。

イギリスの階級制度

2017-02-27 10:02:19 | Weblog
 一般に階級分類は上流、中流、下層になるだろう。
 イギリスの上流社会は王室や貴族すなわち公、侯、伯、子、男の爵位に限定されるようだ。一代限りのナイト(騎士爵)を授与されてもこの上流社会に入れないでしょうね。
 
 下層階級は労働者階級のこと。昔は階級によってパブも違っていた。もう、40年にもなるがスーツ姿でパブに入ると、鳥打帽をかぶったおっさんにここは君のくるところじゃないね、と言われたことがある。
 今はそんなことはないだろうが、イギリスの階級社会は根深い。

 さて、中流階級だが、イギリスでは中流上層、中流、中流下層の3段階というからややこしい。すご腕の外科医、権威ある学者、輝かしい実績の弁護士、財界の重鎮などは中流のUpperかしら。では中流のMiddle や中流のLowerはどんな人たちか。

 言葉にも階級差があるという。人にぶつかったとき「エクスキューズ・ミー」と言います。ところが、中流階級以上になると「バードン」を使うそうだ。
 EU離脱を読み違えるのですから、階級の志向の把握は役に立たないようですな。

うぐいすが鳴いた

2017-02-26 15:34:16 | Weblog
 裏山からウグイスの鳴き声が聞こえてきた。山際の梅は白い花を咲かせている。春が目覚めてきたか。それなのに風邪でへこんでいる。
 
 有機肥料を畑に漉き込んでそろそろ2週間になる。畝を整えてジャガイモ作りを始めなければいけないが、体力に自信なしだ。
 
 早う、風邪よ治れだ。

風邪が治らん

2017-02-25 12:32:09 | Weblog
 風邪はいっこうに治らない。
 夜中から明け方にかけてせきが止まらない。食欲がない。これで体力がついえる。
 パブロンはまったく効かない。薬剤師がせきに効果大と勧める「養陰清肺」なるシロップを服した。2千円弱のクスリだが、効果ゼロである。メーカーのゼリア新薬をゼロア新薬と毒づきたくなった。
 
 やむなく医院に出かけた。ジェニナック錠、ユニフィルムLA錠、カルボシステイン錠、アンブロキソール錠、フスコテ配合シロップのクスリをくれた。
 信頼の高い医師だが、クスリの出し過ぎの感はある。これで快方に向かうとどのクスリが効いたのかわからない。それともシナージ効果といわれるのか。

小林平七

2017-02-24 14:53:06 | Weblog
 かの有名な葛飾北斎は、貧しい百姓の子として生まれたとある。

 唐突だが、赤穂浪士が討ち入った吉良家に小林平七がいた。小説や映画では小林平八郎とある。とにかく、上杉家から吉良家に派遣された警固の武士である。

 この小林平七の孫むすめが男の子を生んだ。平七の曾孫(ひまご) になる。その曾孫が葛飾北斎とある。山田風太郎のエッセーで知った。
 
 ファミリー・ヒストリーがあれば、小林平七が赤穂浪士に討ち取られてから、小林家が零落していく様子がわかっただろうが、孫の代で貧しい百姓とはいささか腑に落ちない。
 本当に上杉家は犬死させたままにしたのか。