本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

アンサング・ヒーロー

2014-12-31 09:41:43 | Weblog
 アンサング・ヒーロー(Unsung hero)は、歌われることがないヒーローというわけだが、日本的に「縁の下の力持ち」と解している。つまり、目立とうとせず黙々と活躍する英雄のことだ。
 
 ランドセルを寄付したタイガーマスクこと伊達直人なる人物はまさにアンサング・ヒーローといえる。あるいはヒロインかもしれない。
 ほかにもたくさんいるだろうが、なんたって隠れたヒーローだから表には出てこない。

 最たるアンサング・ヒーローは災害時の人命救助や復旧で活躍する個々の自衛隊員ではないか。

 明日から変わる年もアンサング・ヒーローは活躍してほしいものだ。いや、そんな活躍の場がないほうがよいのかもしれない。

桜もち

2014-12-30 09:24:02 | Weblog
 今年も明日の大みそかで幕が閉じる。歳月人を待たず、である。
 歳月と言えば「われにあと幾歳月や桜もち」なる句がある。この句は常盤新平のエッセーで見つけた。清水達夫という人の作とある。
 この人『週刊平凡』や『平凡パンチ』を創刊し、かつ編集長をつとめて雑誌の神様と呼ばれたそうだ。この種の週刊誌を読んだことがないので、この著名人を知らなかった。
 
 この句の桜もちは、向島の長命寺の門前に店の長命寺桜もちではなかろうか。桜もちの長命に願をかけた幾歳月あるかないかの寿命と思ったものだ。

青いパパイヤ

2014-12-29 09:14:47 | Weblog
 正月用の花を買いにJAグループの直営店に行った。もっとも花を選んで買うのはかみさんである。こちとら、花に関心がない。
 
 花を求める人で混雑していた。花の値段はすこぶる安いせいか、正月に花を生ける習慣が行き届いているのか、いや、その両方の理由だろう。
東京では花の値段は2倍かものによっては3倍するのではないか、とかみさんが言う。大都会と地方との物価差の大きいのは花かもしれない。
 
 かみさんがソムタムの素を博多で仕入れてきた。ソムタムは青いパパイヤを使うタイ料理のサラダである。肝心のパパイヤがないのについ買ってしまったとか。東京ならば新宿や錦糸町のタイ食材店で容易に手に入るだろうが。

 ところが、花を買ったそのJAグループの直営店にあった。珍しい。地元に生産者がいるのだが、タイ料理店のないこの地方で、まして家でソムタムを食うことが考えられない地方で、青く固いパパイヤをだれが買うのだろうか。

蔵元直売

2014-12-28 09:33:15 | Weblog
 家では滅多に呑まないから、わたくし用にはアルコールの在庫はない。かみさん用のカンビールの在庫はあるが。まぁ、正月なのだから酒を調達することにした。

 近くに蔵元があって直売もしている。前に買った清酒は美味かったが、5種類ほどの銘柄のどれだったか忘れた。それだけ酒を買っていなかったことになる。
 2,100円の値札がついた酒は、蔵元直売の売価では1,800円だった。
 
 それだけの話である。

レンタルビデオ

2014-12-27 09:31:16 | Weblog
 金曜日ごとにTSUTAYAからビデオを借りてくる。この曜日は100円の旧作が1本タダで借りられる。全国のどの店も同じ扱いかどうかは知らない。
 
 そのタダに魅了されたわけではないが、それを含めて6本を借りる。レンタル期間は7泊8日だから翌週金曜に返却して、また6本借りるという繰り返しである。
 なにしろ、レンタルショップまで10キロほどある。ちょこちょこ借りに行けないからだ。
 
 アクション、ミステリー、ドラマ、戦争物、コメディなんでもありだ。そうだ、ロマンスはない。したがって、B級どころかC級以下もあるのだが、時間つぶしになる。
 
 本を読むか、ビデオ映画を観るか、それに尽きるような田舎の日常である。