本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

日本語を話せるか

2016-01-31 09:21:18 | Weblog
 韓国でも台湾でも日本語を話していた年配の人たちがたくさんいた。今の若い人たちのように日本に興味を持って勉強して覚えたのではなく、統治されていた宿命で日常語として日本語を身に付けたのだ。
 
 慰安婦だったというご婦人たちは当然日本語を話すのでしょうね。なにしろ、兵隊さんを相手にしていたのだからかなり日本語は上達したでしょう。
 韓国から来日した彼女たちは日本語で文句を言ったのでしょうか。
 
 疑いをかけるのはご法度だろうから日本語を話すかどうか訊かないだろうが、なかには胡散臭い人もいないとは限らない。日本語は忘れたと言われればそれまでかもしれないけれど、生活語になっていた言葉は簡単に忘れません。

寒波で断水

2016-01-30 09:51:57 | Weblog
 九州地方のあちこちで、寒波による水道管が破裂したため断水を余儀なくされたようだ。この市の一部の地域でもやられて、いまだに復旧していないところもある。

 幸い、我が家は井戸水だから市の水道管の世話になっていない。
 寒さでパイプが破裂することはないと思う。ただ、地中から出ているパイプは凍結するおそれがあるかもしれない。なにしろ、キッチン、風呂、トイレ、玄関先、庭先、畑等々いろいろな場所に幹の管から枝分かれしているのだ。
 結果として何ら懸念はなかった。
 
 子どものころは井戸水だったが、その後都会に出て長い間水道水になった。転居して生活用水が井戸水であることにいささか違和感があったものだ。
 しかし、保健所の水質検査でお墨付きを得ている。この一帯の井戸水は山からの伏流水を取水していると聞いている。だから美味い。しかも井戸水は上水道料金が掛からないので使い放題である。

 話を元に戻すと、概して九州のインフラは寒さに弱いのではないか。

選挙権の不備

2016-01-29 09:34:04 | Weblog
 今年は参院選がある。ダブルの衆参同時という噂もある。18歳以上の者も選挙権を得たので、政治地図が変わるかもしれない。
 もうひとつ甘利氏の政治とカネの問題が影響するかどうか。オヤジギャグ風に言えば、余り(甘利)にも秘書の管理(甘利)が悪いですよ。

 ところで、転入後3か月未満の住民にはその地区の投票権はなく、転居前の旧住所の選挙人名簿に基づいて投票することになっている。
 私も転居直後に参院選があった。遠隔地の投票所に行けるわけがないから、地元の選挙管理委員会に行って不在投票したものだ。

 選挙権を18歳に下げたものだから、この転入3か月という期間がくせもので、投票権の行使の諾否に隙間があるようだ。
 たとえば転入後3か月以内に18歳になっても、その期間に選挙があれば投票権を行使できない。かといって転入前には18歳未満だったからその住所の選挙人名簿に載っていないのだ。
 せめて転入後ひと月程度だけに止めたならだいぶ救済されるだろうに。

鍋料理

2016-01-28 09:14:45 | Weblog
 鍋料理の素とでもいうのか、寄せ鍋、水炊き、キムチ鍋、もつ鍋、ちゃんこ等々。
 寒い冬には結構な料理ですな。田舎は新鮮な野菜がふんだんにあるし、安い。時には白菜や大根やシイタケのもらい物もあるのです。
 歯ごたえのある地鶏もあればもち豚と称する味の深い豚肉もある。もちろんブランドの佐賀牛もあって鍋料理の食材に事欠かない。

 最近は西洋鍋料理の素もあって、そのひとつのブイヤベースを食してみた。
 比べてみるほど味を覚えていないが、本場マルセーユのレストランで喰ったブイヤベースとは違った。ブイヤベースもどきという感じ。

 本場のものはその日の取りたての魚介を大ナベでじっくりと煮るのでしょう。魚肉は小片になって、こってりとしたスープに溶け込んでいましたっけ。
 なんといっても、地中海を臨む騒々しい海岸に面したレストランそのものが味を引き立てているのかも知りません。

打ち菓子

2016-01-27 09:32:27 | Weblog
 ある随筆に「打菓子が嫌い」とあった。駄菓子の間違いではないかと思った。
 ところがグーグルで打菓子を検索すると、いくらでもヒットする。実際は「打ち菓子」というようだ。無知でした。

 大辞林によると「干菓子の一種。微塵粉・砂糖・水飴などを練り,木型に入れてかため,打ち出したもの」とあって、その典型が落雁とある。

 ついでに干菓子の種類を検索すると、打ち菓子のほか押し菓子、掛け菓子、焼き菓子、あめ菓子、揚げ菓子などがあった。これらは製法による区分だ。
 製法区分ではない駄菓子は高級菓子の対で、安い庶民的な菓子の総称になろう。

 打菓子の落雁といえば館林の麦落雁を思い出した。たまたま法要に出かけて名物と知った。また、小江戸といわれる川越の菓子屋横丁も思い浮かべた。こちらの横丁は有名だが、行った目的は成田山川越別院の境内の骨董市だった。

 ともかく、関東からずいぶん遠くに来たもんだ、と駄菓子のかりんとうをボリボリ喰いながら感じている。