本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

第三種郵便物

2017-01-31 09:10:09 | Weblog
 はがきが6月から値上げするそうだ。ペイしないから料金を改定するのだろうが、効果はあるのだろうか。
 そもそもEメールやFAXで用事がすむ時代になった。困るのはそれと縁のないじいさん、ばあさんぐらいではないか。つまり弱者いじめになる。

 ところで、第三種郵便物という郵便物区分がある。認可を受けた月1回以上発行の定期刊行の印刷物がこれに該当する。安い送料の適用を受けるのだ。
 ただし、印刷物の表紙や新聞のヘッダーなどにその認可の表示を義務づけられている。最小の活字ポイントだと思うが、それでも表紙のデザインに凝る週刊誌や月刊誌はうれしくないだろう。

 そこで、はがきの利用にアイデアがある。
 郵便事業会社は、たとえば投書、文芸投稿(俳句、短歌、川柳の類)、懸賞クイズ回答などを「はがきに限る」とさせる条件に、表示義務を刊行物の奥付だけさせてはどうか。
 すごいはがきの利用になると思うけれど。これ、冗談ですよ。

つもり違い

2017-01-30 09:09:12 | Weblog
 居酒屋に「つもり違い十か条」と書かれたミニの高札風の置物があった。そこには以下の書きつけがあった。

 高いつもりで 低いのが 教養
 低いつもりで 高いのが 気位
 深いつもりで 浅いのが 知識
 浅いつもりで 深いのが 欲望
 厚いつもりで 薄いのが 人情
 薄いつもりで 厚いのが 面皮
 強いつもりで 弱いのが 根性
 弱いつもりで 強いのが 自我
 多いつもりで 少ないのが 分別
 少ないつもりで 多いのが 無駄

 もしかして、これ政治家のことですかね。合点がいく国会議員や地方議員が多いもの。その途端、お酒はマズくなった。

訂正でんでん

2017-01-29 09:29:06 | Weblog
 野党から訂正を求められた安倍首相は、参院本会議で「訂正でんでんという指摘は全く当たりません」と答弁したそうだ。 新聞のコラムで知った。

 スピーチライターの書いた答弁用原稿と思うが、「訂正云々」というところを「訂正でんでん」と読んだらしい。「うんぬん」を読めなかったのだろう。麻生財務相の漢字読み知らずと どっこいどっこいですな。
 
 国会議事録には、速記録から立ち起こせば発音どおり「訂正でんでん」と記載することになる。そうはならないでしょう。「訂正伝々」の言葉はないから、漢字で「訂正云々」として載せるに違いない。赤っ恥にフタができて安倍首相はホッとするだろう。

KIA

2017-01-28 10:27:40 | Weblog
 借りてきたDVDの映画で、カブール・インターナショナル・エアポート(Kabul International Airport)の略語「KIA」を聞いて「戦死だ」と言う。アフガニスタンの戦場を舞台にした映画だったから生々しく響いた。
 調べてみれば、軍事用語の「Killed in Action」の略のようだ。意味はまさしく「戦死」。そう言えば、兵士の行方不明の「MIA」はベトナム戦争映画でよく出ていました。
 
 KIAは、あるとき韓国の知人から紹介された起亜自動車の社員の名刺の英文字でした。あの会社は戦死とまでは言わないが、経営が破綻して現代自動車の捕虜になりました。

 この略語は穏当ではないが、最近はIOTやDIYなどの略語が目に付く。

土用の丑の日

2017-01-27 09:28:06 | Weblog
 昨26日は「土用の丑の日」であるそうだ。へぇ、土用の丑の日は夏場の印象しかなかった。
 なんでも、季節の変わり目の時期である立春、立夏、立秋、立冬の前の丑の日にそれぞれ春土用、夏土用、秋土用、冬土用があるとか。してみると、2月4日の春分の日の前になるから昨日は春土用ということになる。
 ところで、この春土用もうなぎを喰うのか。うなぎを喰わせろと教えた平鹿源内は、真夏盛りの丑の日しか考えていなかったかも。
 
 うなぎのさばき方は東京では背開き、大阪では腹開きという。江戸では武家社会だから腹切りスタイルを嫌ったからというけれど、本当かねぇ。上方は商人社会だから腹を割って話すことがよいのかな。
 
 東西の違いのついでを言えば、関西以西(当然九州も含む)では、かば焼きは頭がついたままである。関東で頭がついたかば焼きはないだろう。
 これも江戸の風習であるならちょいと矛盾がある。武士は腹切りどころか首が落ちるのが最も不吉ではないか。
 首をかしげますわ。