BSプレミアムの世界ふれあい街歩きの「ニューオーリンズ」を観た。再放送だろうが前回は見逃した。
ニューオーリンズはアトランタから来て、メキシコシティに向かう途中に寄ったことがある。それで懐かしい街だが、話はそのことではない。
ただ、「欲望という名の電車」という映画があったが、実際に走っている路面電車に「Desire」(欲望)の表示があってびっくりしたな。
さて、街歩きで「ガンボ―」という人気食べ物が出ていた。話はそれについてのことだ。
過日に話題にした小説『ジェファーソンの死』に、このガンボー・シチューが出ていたのだ。
こんな文章だ。「「おいしいガンボー・シチュー(ガンボーはオクラの意)を持ってきたよ」ミス・エマが言った」「小エビのほかに燻製ソーセージとチキンも入ったガンボ―・シチューで、シャロットとサフランと黒胡椒で味つけている」
読んでいてどんなものかイメージできなかったが、テレビの映像でわかった。
ニューオーリンズはジディープサウス(アメリカ深南部)といわれる都市のひとつだ。ここにはクレオール料理という複数の食文化が混合して独特の料理がある。「ガンボー」もそうだろう。私もクレオール料理をたべたが、どんな料理かとんと覚えていない。
ついでだが、今年はオクラを結構食べた。好きな野菜ではないけれど、板摺りしてから茹でて、刻んで納豆と混ぜたり、天ぷらにしたり、ミョウガと酢の物にしたりした。