アメリカでは正式な名称を頭字語にすることが多いのではないか。
むろん、日本でも経団連や国交省あるいは全柔連などと略語化するが、英語の音素文字と違って、漢字は表意文字だから略語でもなんとなくわかる。
さて、英語の頭字語を最初に知ったのは、小学生の時のPTAだったか。その後テレビで知ったのはFBI、映画で知ったのはCIAかな。最近はTPPが目につく。
このアルファベットの一文字ごとに読むやり方をイニシャリズムというそうだ。
一方、UNESCO(ユネスコ)のようにアルファベットを単語化して発音するものをアクロニムというようだ。
GATT(ガット)もそうだが、これに関連して思い浮かぶのは共産圏に対するCOCOM(ココム)、冷戦時代のひとつの象徴ですな。
加えるとCHINCOM(チンコム)もあった。対中国貿易統制委員会のこと。これ、復活してほしい気がしないでもない。