本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

車の所感

2008-02-29 11:30:54 | Weblog
 地方では圧倒的に軽自動車が多い。小生、市街地まで車で出かけるが、10キロ程の道のりはくねくねと曲がりの多い片道一車線である。必ずといってよいほど軽が前を走っている。特に、小生が不謹慎ながらひそかに名付けた朽ち葉付きコマトラがちんたら走る。これ、紅葉マークの付いた細かい(軽)トラックのことだ。高齢化がここにも顕著だ。
 田舎の生活で急ぐこともないのだが、運転心理としては、もっと速く走らんかとなるようだ。

 まれではあるが、ベンツを運転する若い女性もいる。どんな氏素性かと思う。一般論でいえば、オーナー会社の社長令嬢かヤクザのこれ(小指を立てる意味)ではないか。
 4年に1回の日に、ひねくれたことを書いてしまった。

我が姪

2008-02-28 09:53:56 | Weblog
 姪の亭主は検事である。仕事で毎晩遅いらしい。事件が多い、審理が長引くということか。正義感一筋で黙々と働くタイプでなければ勤まらん仕事でしょう。姪は外向型だから、そりが合いそうもないと思ったがそうでもない。
 
 ある夜、電話をすると不在だった。後で訊くと「だって、和民のお茶漬けを食べたいというんだもの」食べたいと言うのは一人娘の幼稚園児である。要するに、亭主の帰宅が遅いから母子で楽しんでいるわけ。それにしても「和民のお茶漬け」を娘がリクエストするところから、よく行っていることになる。そういえば、姪はいける口だから、娘をだしに呑みたいらしい。このガス抜きが亭主とうまくいくわけだ。亭主もそのほうが仕事をしやすいのかもしれない。
 亭主は事件をさばくが、連れ合いはさばけているということ。

 和民はまだよいほうだ。スペインやタイや韓国にも遊びに行く。長時間のフライトでむずからないのかと問うと「大丈夫、大丈夫、アニメを観て喜んでいるよ」と言う。どうやら娘はアッケラカンの姪に似ているようだ。

窓際族=駐在族

2008-02-27 09:57:48 | Weblog
 久し振りに飲み屋で駐在のお巡りにあった。憎めないところがあるが、はしゃぎ過ぎとKY(空気を読めないというらしい)で人は遠ざかる。要するに、粗野なのだ。

 警察内でも煙たがられているようだ。駐在勤務は4年になるそうだから、異動してもおかしくないのだが、人事ローテーションの対象外の感じがする。過去に上司と悶着を起こした話もある。組織内のトラブルメーカーらしい。一人勤務の駐在に放り込んでおけば、まァ、安心だろう。つまり、県警は、定年までの2年余をこのまま長閑な田舎で飼い殺しする魂胆ではないかと思う。
 警察の窓際族とは、駐在族をいうのかもしれない。
 
 私には一目置いているが、とにかく疲れる御仁である。

公文書の始末

2008-02-26 11:14:49 | Weblog
 新聞によると、国土交通省は05年度以降タクシーチケット代の支出を道路特定財源の特別会計から一般会計で処理する措置に切り替えている。ところが、その切り替えについて資料が残っていないという。
 
 チケット代はともかく、資料(公文書)の話。
 官公庁の事務は文書で処理することが原則である。緊急に処理した場合、事後、文書化するはずだ。それらの文書は保存基準により保存される。先の支出根拠を変更する会計処理の文書となれば、10年以上の期間保存対象になるだろう。資料が残っていないとは信じがたい。

『文藝春秋』3月号の「インテリジェンスなき国家は滅ぶ」という対談で「第一に重要な公文書が官僚たちの意思であえて消却されている。第二に意図的に公文書を残そうとしない」とある。これで納得がいく。
 いや、公文書はある。隠匿しているだけだ。官公庁は文書に必ず番号を附す。番号のない文書を公文書として認めない。公文書でなければ、その意思や内容はオーソライズされない。従って、間違いなく公文書はある。そして、公文書は保存基準を度外視して恣意的に処分できない。つまり、公開したくないから「ない」振りをしているのだ。

 同じ日の新聞で、政府は公文書の管理に関する統一ルールを検討するため、「公文書管理担当相」を新設すると報じている。本腰を入れて、公文書の管理・保存にしっかり対処してもらいたいものだ。


知事のお仕事

2008-02-25 09:24:51 | Weblog
 宮崎県知事は頻繁にテレビに出ているようですね。そこから推測すれば、知事のデスクワークは少ないのでしょう。そういえば都知事も出庁していないことが多かったようだ。まして、宮崎県では知事案件が少ないのかな。県民にどやされそうですけど。
 
 週末のテレビ出演やマラソンはいいではないか、という方もいるでしょうね。しかし、たとえば消防法では「気象の状況が火災の予防上危険であると認めるときは、その状況を直ちにその地を管轄する都道府県知事に通報しなければならない」とある。要するにあらゆる災害時には知事は陣頭指揮をとらなければならないわけ。そんな状況に上京していては、話になりません。県政のトップはできるだけ県の自治に構えていたいものだ。
 道路特定財源では土木部長あたりからレクチャを受けているだろうけど、他の知事の面々と歩調を合わせて新味がないね。

 県産物のトップセールスも悪くはないけど、それだけの知事かね。今後、県名物の宣伝タレント知事が続出するかと思うと、いささかわびしい。