本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

2.6.2

2019-03-05 09:21:32 | Weblog
 早くも就活が始まっているようだ。売り手市場のようだから就職に希望がもてるのではないか。
 ひところ企業が求める人材はA、B、Cといいました。AI(人口知能)、BIO(生命工学)、COMPUTERの頭文字ですね。
 これは理系ですが、文系でもA、B、Cは大事な能力でしょう。こちらは語音になるが営業力(A)、文章力(B)、資産管理力(C)と思っている。

 ところで、韓国の学生の就職希望先は大財閥のサムスン、ヒュンダイという。そのため「スペック」の積み重ねに涙ぐましい努力をするらしい。「スペック」とは人としての性能のことで、 大卒、TOEICの点数、留学経験などの履歴はもとより背丈、顔の造作も大事らしい。整形手術が多いのも納得する。
 
 だけれど、どんなに優秀な人材だけを採用しても、そのうち「2.6.2の法則」が出現するはず。つまり、良い人、普通の人、わるい人に分かれていく。この法則を例えていえば10人で会社という神輿を担ぐしとする。先頭の2人は指導力を発揮して目標に進む。次の6人は先頭のあと努力して進む。後ろの2人はぶら下がっているだけ。

 採用先で2.6.2のどのグループになるかだ。でも、後方の2がいるから安心している6がいる。その2だって捨てたものではないのだ。