本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

映画の主題歌

2013-01-31 09:48:23 | Weblog
 女優吉永小百合のファンが多いとか。サユリストというらしい。
 私はまったく関心がない。ただ、雑誌で読んだ鼎談で語られた彼女の次のエピソードは面白い。

 映画『あゝ野麦峠』の出演オファーを断った。後日、映画雑誌の編集長がインタビューで問いただしたところ「主題歌が入るような映画と思ったから」と答えたとか。「でも、違ったんですね」と言い添えたようだ。

 たしかに映画の題名がいかにも歌謡曲のタイトルじみている。
 それにストーリーの展開中で主題歌が流れるのはいただけない。そういう場面はたいていヒロインがあてもなく歩く心象風景だったり、単なる海辺や山並みの風景だったりする。挿入はムダなコマ運びである。『男はつらいよ』のように冒頭のクレジットで流れるのはよいだろうが。

虚業

2013-01-30 10:01:56 | Weblog
 バブル全盛期の頃、情報化時代でもあって金融・証券も理工系の学生を求めていた。実際、理系人材が採用され、製造業が危機感を持つほどだったようだ。

 そんなとき、某証券会社の情報システム子会社の知り合いの役員から頼まれて、友人の有名私大工学部教授を紹介することになった。

 友人は小生の顔を立ててくれ、教授室にその役員を連れて行った。
 ところが、友人は、虚業にはゼミの学生を推薦しませんと言う。見事に顔をつぶされた。

 ものづくりだけが実業と思っているわけで、それはそれで正しいのもしれない。それにしても、彼とはよく飲んだ。あのネオン街も虚業の世界だけれど。

新聞の購読

2013-01-29 09:36:17 | Weblog
 例えば読売新聞社では、東京本社、大阪本社、西部本社がある。他の全国紙も大同小異の組織だろう。
 東京本社がカバーするエリアは広いと思うが、西部本社は九州エリアに軸足がありそうだ。となれば、全国紙といえどもブロック紙と大きな違いはないだろう。
 せいぜい、海外特派員の数の差で国際的な政治・経済面の速度や充実度ぐらいのものか。これだって、共同通信社からのニュースの配信があるはずだ。

 むしろ、当該エリアに軸足を置いているわりに、ローカル面が中途半端な気がする。これはブロック紙が勝るようだ。その証拠にこの小都市では7割がブロック紙の購読者である。
 本来、ローカル情報ならば地方紙だろうが、こちらは県庁所在地中心の県都紙みたいなもので、県都から遠く離れている小都市の情報が少ないのだ。

 結局、全国紙とブロック紙を購読する破目になった。

広報紙の配付

2013-01-28 09:48:31 | Weblog
 自治会を退会したとたん、市の広報紙が配付されなくなった。調べてみると、この町で私を含め自治会未加入の3世帯に配付されていない。
 市のHPから広報紙は閲覧できるので宅配されなくても不都合はない。けれども、自治会が配付しない処置に疑義がある。

 広報紙を自治会経由で配付しているのは、市が自治会に事務委託費を支払って委託しているからだ。そこで、事務委託費は自治会加入者のみを対象にしているかどうかだ。

 市の規程によると、事務委託費には1世帯当たりの委託単価があり、これに住民基本台帳登録世帯数に基づく対象世帯数が交付されている。自治会の加入の有無を条件としていない。つまり、事務委託費の対象とされた世帯すべてに配付しなければならないはずである。住民は行政サービスを受ける権利があるのだから当然だろう。

 ちなみに、対象世帯数から未加入の3世帯を除いているか、市に問い合わせると、自治会長からの申し出によりこの町の全世帯数であるとのことだ。
 となれば、自治会未加入世帯の事務委託額の交付を受けながら配付していないことになる。これでは、市に対し配付する世帯数のウソ申し出をし、委託事務費の水増しをしていたことになる。

 もしも、自治会加入世帯の優位性を保持したいのであれば、市に対し自治会未加入世帯を除外する旨の報告をして、交付額の減額を申し入れるべきだろう。

 というわけで、自治会長にいやみタラタラの書面を放り込んできたことでした。

髪は命

2013-01-27 10:09:15 | Weblog
 大昔、ラジオで聴いたクイズに「それは命です」とあった。即座に「女の髪」と答えていた。それが正解だが、そんなことは知らなかった。
 
 ドイツ軍がフランス占領中にパリで兵士等はフランス娘たちとねんごろになった。戦後、解放されたパリで、民衆はこのねんごろとなった女性たちを路上に引出し、髪の毛を無理やりはさみで切っている。このシーンを観たのはテレビだったか。

 西欧でも髪は女の命かどうかわからないが、女性にとって侮辱であったことは確かだろう。なによりも外に出て歩けない。髪が生えそろうまで引きこもるほかない。

 髪は命とする男もいる。切られて涙を流す。正確に言えばマゲを落とす断髪式のこと。
 今日は千秋楽。把瑠都は大関復帰にならず。10勝が返り咲きの必須だが、10勝に届かない現役の大関もいる。

 10勝が大関の資格基準ならば、それに満たない不甲斐ない大関も陥落させるべきだ。ましてや負け越した場合であっても地位を保障し、翌場所に8勝すればチャラとは解せない。やはり10勝が条件だろう。
 陥落がイヤならマゲを切ればよい。