今年の選挙スケジュールをネットで調べると、5月だけで46の市町の首長や議員の選挙がある。これが6月、7月と続く。面倒だから件数を数えないが実に多い。
私の住む選挙区でもあったが、定数枠しか立候補者がいなかった。つまり無投票だ。このため公約もわからず、まして選挙民との対話もない。もっと言えば選挙民の負託を受けていないことになる。
地方選挙の場合はこの無投票当選がけっこう多いのではないか。これでは参政権の行使ができず、民主主義のシステムの欠陥となる。
そこで、定数枠内しか立候補者がいなくても選挙をやるべきだと思う。結果、得票数が決まり候補者の順位もわかる。人気も実力ももしかして人柄もわかるかもしれない。
さらに法定得票数に満たない立候補者もありうる。当然、落選となり供託金は没収される。そもそも無投票であれば供託金もあり得ないのだ。
無投票当選は当選議員といえませんよね。無投票議員とでも呼ぶか。