本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

懸賞金本数

2018-01-31 09:08:08 | Weblog
 初場所の懸賞本数の申し込みは2千本を超えるとあった。角界の不祥事とは無関係に相撲を支えるスポンサーはいるものだ。東京場所ということもあるだろう。
 
 その懸賞金だが、獲得本数の一番は鶴竜の286本、5日目に休場した白鵬でも54本を得ている。ちなみに14勝もした栃ノ心は90本である。いかに横綱の取組に懸賞本数が集中しているかがわかる。結果として、横綱配当金みたいなものだ。

 ところで、懸賞金の本数が多いと懸賞幕を持った裏方(世話人というようだ)が何度も土俵を周る。あれは裏方の人数が少ないせいか、懸賞幕が少なく使いまわしする必要からか。いや、その両方なんだろう。

珍しい慣用読み

2018-01-30 09:18:55 | Weblog
 慣用読みでよく知られているのが「消耗」ですかね。心神が耗弱(こうじゃく)とあるように「しょうこう」となるものが慣用読みになっている。
 堪能も「かんのう」が正しいようだ。漏洩も「ろうせつ」が正しい。こうした慣用読みはネットにいっぱい出ていた。
 
 杉本苑子の随筆に中華料理店で「杏仁(キヨウニン)豆腐」を注文したところ「アンニン豆腐ですね」と念を押されたそうだ。私は「アンニン豆腐」が当たり前と思っていたけど。
「アン」は唐音、「キョウ」は呉音のギョウの清音化だろう。彼女は「キヨウ」は漢音の「コウ」が訛って慣用となったと書いているが、これは違うと思う。
 杏は和語ではアンズだが、この種は漢方薬に用いられた。古代に診療所の空き地に苗木を育てて杏林にした。これが杏林大学と由来だろう。このことは随筆で知った。

 名わき役だった山茶花究の「サザンカ」なんぞも慣用語だろう。まともに読めば「サンサカ」だ。「ン」が三番目の「サ」と入れ替わった。珍しい慣用読みであめると言いたかったことでした。

本の価格

2018-01-29 09:09:51 | Weblog
 消費税が内税か外税かで調子が狂う。いや、スーパーやコンビニのことではない。本である。
 本の値段の表示はだいたい次による。便宜上100円とする。
 1.本体100円(税別)
 2.本体100円+税
 3.108円(本体価格100円)
 
 3.の場合は月刊誌の表示である。ひと月という販売期間が短いからこれでよいでしょう。1.と2.はどちらも単行本である。長いスパンで販売する性質のものだから消費税が変動することもある。税別にしないといけないわけ。
 
 書いていて気がついた。なんだ、そういう単純なことだったか。

キラキラネーム

2018-01-28 09:22:13 | Weblog
 新聞の地方版や市報に掲載される「お誕生日」の子どもたちの名前に眼が点になる。これがキラキラネームというのですか。目立つようにしたいという親心なのかい。
 キラキラが大人になってギラギラになったりギスギスになったりしなければよいのだが。

 つい、最近のテレビ番組でも光宙、黄熊、今鹿、大海、翔馬という名前があった。順番にピカチュウ、ぷー、ナウシカ、オーシャン、ペガサスと読むようだ。
 親がミクロネシア出身ならば、オーシャンは名前にありそうだが、ほかは考えられない。そういえば「悪魔」と名付けようとして親がいた。すったもんだしたが戸籍係は受け付けなかった。

 昔は時代や著名人にちなんだ名前が多かったのではないか。戦時は勇ましく勝男や猛、戦後平和になって和子や和夫、皇太子妃にあやかって名前の美智子ブームとか。
 こんな名前の付け方は、きょう日はやらないのか。

古紙輸入規制の原因

2018-01-27 09:07:39 | Weblog
 新聞に中国が輸入規制したとある。新聞紙・雑誌などの古紙という資源ゴミのことだ。輸出が多いのは米国に次いで日本とか。
 
 段ボールや再生紙になるらしいから新生紙の原料であるパルプより安いだろう。ただし、古紙は印刷されたものだから再生工程に限ればコスト高になるようだ。とはいえ、伐採するより地球環境にはやさしい。

 ものの本によると、20年以上も前にも古紙輸出が中断したとある。理由は中国当局が好ましくないという雑誌が散見されたからとか。港に荷揚げした古紙の梱包がばらけて週刊誌の裸体写真が見つかったことによるそうだ。
 
 当時の中国は発展途上だったろうから古紙はのどから手が出るほど欲しかったにちがいない。一方、日本の古紙問屋組合も資源ゴミがさばけて上機嫌だったはずだ。
 それがヌード写真でオジャンになったということ。