本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

選挙結果

2009-08-31 15:18:52 | Weblog
 目の黒いうちに自民党が第一党から転落するとは思わなかった。黒い霧、ロッキード、リクルートなど様々なスキャンダルがあっても第一党から滑り落ちない。そのたびにがっかりして、この国は永久に自民党独裁国なのかと天を仰いだものだ。
 今回の結果は、ゼロサムの小選挙区制だからあり得たのでしょう。ほかにも自民党の敗因分析をすれば、山のようにあるだろうが、それはマスコミや評論家が腐るほど書くだろう。
 とにかく、政権が替わってよかった。既得権益を壊さなければ、変革はできないのだから。
 民主党はこの先永く与党になるとは限らない。前回の自民党の大勝の揺り戻しで、今回の躍進になった面があり、次回はまたその揺り戻しが起こるかもしれないのだ。そういう緊張がよい。

 自民党の若手も塞翁が馬だ。ロートルの滞貨がだいぶさばけた。また、比例区の惜敗率でなんとか首がつながったベテランや派閥のボスも、小選挙区で選良とならなかったのだから力が殺がれ、今さら大物面はできないからだ。これを機に党を脱皮させるべきだ。

 まことによい選挙結果だった。

責任力なる言葉

2009-08-30 12:01:08 | Weblog
 今日は投票日、開票速報が楽しみです。
 ところで、麻生さんは「責任力」を唱えていました。これがよくわからない。一般には、不祥事や不履行の結果について個人として、立場にある組織人として責任を果たすことだろう。そんなことは当然で、責任の力があるかどうかではない。

 たしかに、立場にある者が引き受けなければならない任務も責任というようだ。そうであれば、政権を担う力があると言いたいのかもしれない。とは言え、政策実行力が先にあって、それが実現できないときに責任をとる、と述べたほうがわかりやすい。「責任力」が表立つとは首をかしげる。
 そもそも、責任能力とか責任感に鈍感な政党だったではないか。

入居申込代理

2009-08-29 15:02:43 | Weblog
 今は「都市再生機構」となるのかな。ルーツのひとつは「日本住宅公団」ですね。
 昔、何度も入居に応募したけれど、くじ運が悪く当たらなかった。しかし、30回だったか、とにかく落選回数が積み重なると入居資格が得られた。ただ、毎回、毎回、応募するのは大変なことです。

 正式な題名は覚えていないが、月に一度か二度か発行する団地新聞があった。その新聞に、団地にまつわる団地族投稿の短編小説が載っていた。そこで「申込代理店」という作品を投稿した。
 入居を希望しているが、多忙でなかなか応募できないサラリーマンの代わりに申込の代理をする話ですね。経費は別として抽選に当たれば報酬がもらえる。それでなくても落選回数がたまって入居可能になれから報酬がもらえる。ところが、いざこざがあって報酬をもらい損ねる。そこで目が覚めたという他愛ない筋書きです。
 結果は投稿ボツ。ただし、選評にアイデアものだとありました。

 しばらくして、現実に申込を代理するビジネスが登場しました。これはきっと私のアイデアに違いないと思いましたね。そのビジネスは団地新聞の関係者でしょう。選評にアイデアとあっても、その内容に触れていないから私以外に知るはずがありませんもの。
 40年も前のことでした。

飲酒事故警官

2009-08-28 11:38:02 | Weblog
 飲酒運転事故を起こした福岡県警の巡査部長にはあきれましたね。アルコール依存症でしょうね。以前から本人に注意するように申し渡していたというが、そりぁ無理だ。口ではかしこまりましたと言っても、脳みそは欲しがるわけですから。
 わたしゃ、酒は嫌いではないが、晩酌をしないので誘われる機会がなければまったく呑まない。ただ、アル中の気持ちが判るのは、愛煙家だからですわ。愛煙家とは聞こえがよいが、ニコチン中毒で禁煙がむずかしいと身をもって承知しており、禁酒も然りでしょう。
 かの「もうろう会見」の元財務大臣は禁酒を誓ったそうだが、本当に守れますかね。今度の選挙で落選すればやけ酒でしょうし、当選すれば祝杯をあげるでしょうに。

 このブログによく書いたひまわりさんこと駐在さんは大酒呑みだった。異動して他市の駐在所勤務になって呑む機会はなくなったが、昨夜、聞いた話によると、所轄の警察署に呼ばれて、重々酒に呑まれるなと注意されたとか。
 どこの警察署も総点検ですかな。

中古デジカメ

2009-08-27 15:05:37 | Weblog
 物置小屋から箱入りのカメラが出てきた。義父が購入したものらしいが、使用した形跡がない。買ってみたものの使いこなせなかったのだろう。
 99年発売のオリンパス製C-2000ZOOMなるデジタルカメラだ。当時の210万画素はなかなかのものだが、デジカメは爆発的に進歩を遂げて、新品同様ながら今や見向きもされない代物である。
 こういう時代遅れの代物は、中古市場では千円の値にもならないだろうし、第一、そんな中古品買取り店はこの町にない。そもそも、引き取るとも限らない。
 大型の電気製品と違って簡単に捨てられるが、意外に処分となれば悩ましい。