本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

慶弔規約

2010-04-30 13:23:34 | Weblog
 わが町の地区に「慶弔規約」なるものがある。規約としての体裁は整っていないが、それはとにかく、弔事の項目を拾ってみると、お悔やみ、通夜、葬儀、初盆参りがあり、これらに世帯からひとりまたはふたりが動員される。

 ふたりの動員は、地区が三班にわかれているため、同じ班の弔事の場合に限るのだが、平日の葬儀・告別式の手伝いに、夫婦ふたりの世帯では、勤め人である夫も会社を休まざるを得ないとか。今は葬祭社が仕切ってくれるので、大勢の手伝いが要ることはないのだが。
 しかも、同じ班の世帯は、米2.5合と野菜代を負担(むろん、香典は別途定めている。)するとある。今どき、お通夜の夜食振るまいなんぞやらないにもかかわらずだ。

 さらにバカバカしいのは、雁首そろえてお悔やみに行き、またお通夜に行くことだ。悔やみは、通夜の日と重なるのだから二度も行くこともあるまい。

 小生、他所から転居して過去のしがらみがない。そこで、合理的かつ負担軽減からばっさりとしきたり解放の規約改正案を作って提示することにした。
 慣習は頭にこびりついて猛反対を喰うか。いや、若い者は内心同調するだろうと思っている。ただ、賛意の声を上げられるかどうかだ。

山の数え方

2010-04-29 10:39:06 | Weblog
 昨日の新聞に、韓国の女性登山家が8000メートル峰の14座を制覇したとあった。山の数え方に「座」があるとは知りませんでした。
 なるほど、辞書を見開くと、助数詞として「高い山の数を数えるのに用いる」とある。でも、連山、連峰はあっても、高い山の連なりを連座とはいわないでしょう。連座は、一緒に処罰される意味になる。 
 それに、座は一般的ではありませんわ。「8000メートル級の14峰を制覇した」でよいではないか。最高峰といっても最高山とは言わんから峰は山より高いイメージがあるでしょうよ。

 ただ、坐像の数え方の単位としても使うようだから、でんと座っているということで山にも共通するのでしょう。

海外旅行の手段

2010-04-28 10:35:38 | Weblog
 ある時期、片道航空券でソウルに行き、以後、ソウル発の往復航空券を購入していた。大韓航空の正規割引運賃の往復券(PEX航空券)である。日本で買うより安いはずだ。オープンチケットだから週末も利用でき、かつ有効期間は1年だ。ちょいとした気晴らしに出かけたものだ。 
 今も現地で他国人が往復の航空券を購入できるものか知らない。駐在員は利用できるだろうけれど。

 別の話になるが、韓国の知人に頼んで韓国旅行社のニューヨーク・ツアーに夫婦で参加したことがある。ツアー自体はホテルも食事も観光案内も折り込みだろうが、我々の場合は往復の航空便利用のみだ。
 そんな要望がどうしてできたのか聞いていない。だから、旅行期間中、参加客や添乗員のカヤの外である。
 料金は忘れたが、安かったことは間違いない。しかし、当り前ながら、帰りはソウルで解散する。疲労困憊でまた成田に向かうのが難点である。


ブログ書き込み累計

2010-04-27 09:01:15 | Weblog
 昨26日で、プログ書き始めて2千日目になった。その間、書き上げた毒にもクスリにもならない雑文は1,409件になる。
 最初は気分次第で書き込みというペダルを踏んでいたが、07年以降は、旅行でもしない限り日をおかず、ペダルを踏み続けている。さながら燃え尽き症候群だ。そこで、時にはブレーキをかけてもよさそうだと思った。
 というわけで、今日はこれでお終い。

海外旅行の印象

2010-04-26 12:44:11 | Weblog
 旅した外国ではどこがよかったですか、と訊かれるが返答に困る。歴史も文化も景観も異なるわけだから良さの比較はできない。
 殊に、若い時の初初しい旅とすれっからしになった旅とでも印象も違う。また、もとより名所旧跡を舐めるように見歩くつもりはないが、一人旅が多いので、肝心な観光スポットにあまり縁がない。それもインパクトに影響するのかもしれない。そうそう、だんだん所持金が乏しくなっていくと、その余裕のなさから良さを見落とすこともあろう。

 てなわけで、返答に詰まる。ただし、どこがよくなかったかと訊かれれば、即座に中国と答えるだろう。理由を訊かれても肌に合わないというしかない。