本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

不要物の処理

2016-06-30 09:05:57 | Weblog
 昨日は埋め立てゴミを出した。ガラス製品と素焼きの鉢それに欠けた屋根瓦などである。茶碗や皿やコップ、鉢はわざわざ金づちで砕いた。もったいない気もしないでもないが、どうせ使いはしない。それに砕いたほうが埋め立ての専用袋にたくさん入る。今回はとりあえず3袋分だ。
 
 「チリも積もれば山となる」のとおり不要な生活雑貨類はどんどん溜る。それなのに捨てきれずに放置したままにするのでゴミ山ができる。整理とは捨てることなりだ。
 
 実は食器類がまだたくさんある。埋め立て用として破砕するにはもったいない。けれど不要である。漆器のお盆類もあって、それらが段ボールで4箱ある。
 
 リサイクルショップに持ち込んでみるつもりだ。売却益などアテにしていない。とにかく無料でも引き取ってもらいたいのだ。訪れた人が欲しければあげてほしい。
 使われたほうが皿だってうれしいだろうから。

ハネムーン

2016-06-29 09:09:09 | Weblog
 6月もそろそろ終わる。となれば速いもので今年も半年がすぎることになる。
 6月といえばジューン・ブライドだが、アメリカには新婚旅行とは関係のない「ハネムーン」という習慣がある。
 
 新大統領の就任後の100日間は、プレスも野党も無用の批判はしないという暗黙の申し合わせがある。これを「ハネムーン期間」というようだ。お手並み拝見の期間というわけだが、その間、大統領はハネムーン気分でウキウキしていられるのだ。
 
 11月の大統領選はどちらが勝つか。クリントンが有利のようだが、トランプがポーカーの「ストレート」並みの逆襲になる可能性がないとはいえない。英国のEU賛否の国民投票のように。

 どちらがハネムーンを満喫するのだろうか。

徒然草から

2016-06-28 09:09:54 | Weblog
 あるエッセーを読んでいると、『徒然草』の第38段の話が出てきた。
 冒頭の「名利に使はれて、閑かなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ。財多ければ、身を守るにまどし。害を賈ひ、累ひを招く媒なり」を引用していた。
 これ、習った覚えがないな。

 我流に解すると「権力とカネをむさぼって、のんびりするヒマがなく、そんな苦しむ生き方なんてアホのすること」ということでしょうね。次の段は「財産が多いとかえって身上を守るために汲々する。しかも恨みを買うだろうし災いを招くもとになる」となるか。

 ただ、兼好さんは欲に長けると「一生を苦しむ」と思われたようだけど、苦しみではなく、どこかの知事がそうだったように、せこく財を貯めることが楽しみなんでしょうよ。

 700年前といえども地位とカネに執着するやからがいた。いつの時代にもいるということですが、格差時代といわれる今はさらにひどくなっていませんかね。

韓国の慰安婦問題

2016-06-27 09:27:13 | Weblog
 慰安婦に関する記録を世界記憶遺産に登録しようとソウル市長が息巻いている。
 
 アメリカの国立公文書館で見つかった調書に「目撃した朝鮮人慰安婦は、志願したか親に売られたかのどちらかだ。日本軍が直接強制的にかり出したならば朝鮮人は蜂起しただろう」と捕虜だった朝鮮人が米軍に尋問に答えたとある。
 
 軍に慰安施設があったことは確かだろう。そうでなければ凄まじい婦女暴行が発生する。ソ連兵が占領したドイツや侵攻した満州で発生した数多くのレイプはまさにそれだ。だからどこの国の軍隊にも慰安施設はあった。

 ものの本によると、昭和15年ごろ慰安婦との交渉は1回1円という。当時の1円の価値はわからないが、日本兵の月給は8円50銭のようだから、結構なカネが慰安婦に入っただろう。だから親に売られたのだ。朝鮮人の女衒が横行していたのはそのためだ。
 
 

英国の選択

2016-06-26 09:15:49 | Weblog
 英国のEU利他説はわるい選択だったと思う。
 かつての大英帝国を思いめぐらしたかどうかは知らない。しかし、離脱組はEUの影響を受けない独立性を堅持することだったはずだ。

 ところが、その思惑と違う。
 離脱に不満なスコットランドに再び独立の気運が生じた。北アイルランドも同様でアイルランドとの併合にかたむいている。

 イングランドとウェールズを合わせて連合王国(UK)というわけだが、それが崩れそうな脆さになったのだから独立性どころか分裂の不安を増長させたではないか。