新聞の投稿欄に言葉の使い方を嘆いていた。
その一つに、レストランの店員に「ご注文の品はおそろいになりましたでしょうか」と言われたそうな。これは「ご注文の品はそろいましたでしょうか」としなければならないとある。果たして、店員の言葉は誤用だろうか。
「する」の尊敬語に「お~になる」がある。この用法に当てはめると「お(そろい)になりましたでしょうか」となるから間違いではない。「そろいましたでしょうか」より敬語は過剰のきらいもあるが、客商売には有り勝ちだろう。
あるいは、この投稿者は「そろえる」行為は店員側にあるので、それに「お」の丁寧語をつけて「おそろい」とするのがおかしいと思われたか。
しかし、「お世話になります」、「お家にいらっしゃい」、「ご連絡します」、「ご返事します」、「ご無沙汰しています」など自分の行為や事柄にも「お」や「ご」をつける。敬意を払う相手に対する行為・事柄であるためだ。つまり、おかしいということは当たらない。
とにかく、投稿欄の担当者も勉強不足だ。
その一つに、レストランの店員に「ご注文の品はおそろいになりましたでしょうか」と言われたそうな。これは「ご注文の品はそろいましたでしょうか」としなければならないとある。果たして、店員の言葉は誤用だろうか。
「する」の尊敬語に「お~になる」がある。この用法に当てはめると「お(そろい)になりましたでしょうか」となるから間違いではない。「そろいましたでしょうか」より敬語は過剰のきらいもあるが、客商売には有り勝ちだろう。
あるいは、この投稿者は「そろえる」行為は店員側にあるので、それに「お」の丁寧語をつけて「おそろい」とするのがおかしいと思われたか。
しかし、「お世話になります」、「お家にいらっしゃい」、「ご連絡します」、「ご返事します」、「ご無沙汰しています」など自分の行為や事柄にも「お」や「ご」をつける。敬意を払う相手に対する行為・事柄であるためだ。つまり、おかしいということは当たらない。
とにかく、投稿欄の担当者も勉強不足だ。