ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

カメムシではありませんから。

2024-08-03 13:06:21 | 日記
能動的防御(ACD)
攻撃を受ける前に先手を打って防ぐ。
つまり、サイバー攻撃の恐れがある場合、攻撃を未然に防ぐために攻撃元のサイバーに侵入して(無害化)
するということとか。
国際間の紛争を解決するための手段として武力を用いると言う事は恐ろしいことです。
でも、世界各国が善意の塊であるはずもなく、自国を守るための手段としての防衛もまた必要とは思われます。
問題はどのようにして自国を守るかと言うこと。
悲惨な太平洋戦争を経験した私たちの国は憲法9条を是としています。
現在の世界情勢は複雑を極め、言葉だけでの世界の信義に頼ると言うことも現実的ではないかもしれません。
幼い頃、日本の敗戦を迎えた私は、空襲の恐ろしさも知っていますし、何につけても8月と言う月は平和について考えることが多い月です。
人間、砲弾で死のうが核爆弾で死のうが、何百人何万人死のうが数字ではありません。
死は個々人の問題です。
違いがあるとすれば、苦しんで死ぬのか、ヒトオモイニ死ぬのか、それだけの違いでしかありません。
世界には今また、(核兵器の使用も辞さない)と言うような指導者も出てきております。
恐ろしいことです。
またサイバー攻撃も決して核に劣らないような気もします。
サイバー攻撃で私たちの社会のインフラがめちゃくちゃにされてしまえば、とんでもない悲惨な状況が起こるはず。
ACDを持つということが私たちの国でも考えられているわけですが、攻撃を受ける前に先手を打って相手側を打つと言う事はとても危険なことのような気がします。
盾ではなく矛となるわけですから。
今年はカメムシが大量に発生しているとか。
カメムシの被害を防ぐために、農作物が被害を受ける前にカメムシを駆除する。
つまり能動的防御をする。
これは農作物にとっては大変有益なことではあります。
でも人間社会にとってはいかがなものでしょう。
相手国と相互にこれがエスカレートすれば、想像もつかないような、SFの劇画に出てくるような恐怖社会に落ち込むかもしれません。
アリの被害で、お気に入りの鉢植えの花木をダメにしてしまった私は、こんなことを考えながら鉢と花木の始末をしました。
南側の縁側から日差しが入り込むようになりました。
まだまだ暑い夏が続きそう。
でも、お日様は少しずつその軌道を南に動いているようです。












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