ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

かなり“いい加減な”化石人間なのでしょう、きっと。

2016-08-27 06:15:19 | 日記
一昨日は、AIを活用した軍用ロボットのことなどについて、
やや妄想に似た所感を記してみました。
様々なAI関連の報道によりますと、
《入社試験での書類選考を、人間の代わりに行う人工知能(AI)をNECが開発し、
人材紹介会社など、3社程度が導入したことが、24日 分かった。
過去に採用した社員の履歴書などをAIが学習し、企業が求める人材の傾向を分析、
合致する志望者を選び出す仕組み。》
などとのニュースも報じられています。

〈人事担当者の好みといったあいまいな採用基準を排除し、公正に評価する狙いがある〉
〈入社志望者の履歴書の記載内容を分析し、採用方針に合致する人材を選び出す〉
〈AIによる採用候補者の絞り込みが一段と進み、事実上の1次面接までAIが担うことも可能になる〉
等のメリットがあるからと言う理由からの導入らしいのです。

スポーツ等の記録なら分かりますが、採用基準の「公正評価」とは何でしょう。
もちろん、採用の決定は書類選考のみによるものではないはずです。

反論を承知で言えば、昔からよく言われるところの、
〈無かったことにする〉
〈聞かなかったことにする〉
〈知らなかったことにする〉
などとの合意形成、〈ばーば〉は嫌いではありません。

「在る」ものを「無い」とするわけではなく、
「聞いたこと」を「言わなかった」とするわけでもなく、
「知っていること」を「知らない」という事でもない、合意形成。

人間は、大なれ小なれ過ちを犯しますし、
窮してウソをつくこともあるのではないでしょうか。
もし、過去の経過をエンマ様の鏡の様に、すべて映し出されたところから、
その条件からしか、その先を生きられないとしたら、
何と窮屈な世界になってしまうのでしょう。

頗る反社会的な犯罪でもない限り、若気や、弱さ、切なさから犯してしまった多少の「偽り」
などは、全てを鮮明にすることなく、
〈無かったことにする〉
〈聞かなかったことにする〉
〈知らなかったことにする〉
ことのほうが、また新たな道を進み易くする世の中の様な気がいたします。
もちろん、「反対」とおっしゃる方も多いでしょうが。

人間 180度転換した生き方だって可能なのです。
経歴から言えば、医学部を出た方でも小説家になる方だって沢山います。

こんなことを考える私は、かなり“いい加減な”化石人間なのでしょう、きっと。
                               〈ゴマメのばーば〉
コメント
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