in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

追い込み(6)

2009年09月19日 | 学校建設
大統領が除幕するPlaque(銘板というのかな)の仮刷り(タミル語版)。何と書いてあるのか、まったくわからない。うちの優秀なスタッフさまさまなのだ。これに、英語版とシンハラ語版が加わる。

これから印刷して、学校の壁面に装着。まだ3日(前日リハーサルまでは2日)ある。印刷業者はコロンボにあるんだなー。まあなんとかなる。誤植のことは考えないようにする。自分が悩んでも仕方がない。

追い込み(5)

2009年09月17日 | 学校建設
正門の進捗状況。。。

大丈夫、大丈夫。あと4日ある。

学校名や校章のペンキ塗り、「間違えたら、工賃減らすぞ」と言うようなものなら、「じゃあ、お前がやれ」と作業員の逆切れは必須。

ここは、褒め育てて「大統領がこの門をくぐった時には、君の仕事の株が上がるよ。時間通りによろしく頼むね」と言おう。スリランカで学んだ仕事場での知恵。

新政権誕生

2009年09月16日 | Japan
先月末の日本の衆議院選挙での民主党圧勝のニュースは、スリランカにも入ってきた。スリランカ人にも、戦後から初めて第一政党が代わったんやってといわれる。

自分らの仕事には関係ないと思っていたら大いにあった。新政権がこれまでの各事業や予算配分をどう判断するかわからないので、行政の指示により某事業の準備が様子見で一時休止してしまった。中止とならなければよいが。

うちの職場の人らも興味深く新政権がどう動くかを注目していて、日本の政治が世界各国に与える影響は小さくはない事を知った。

正義のゆくえ

2009年09月13日 | Japan
今週末に日本で封切予定の映画『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』には、うちの駐日事務所も後援しています。現在、アメリカ合衆国に1,100万人以上いるとされる不法滞在者をテーマとして、移民や不法就労者の多く集まるロサンゼルスを舞台に物語が展開されます。

アメリカほどではないにしろ、日本で働く不法滞在者は、皆さんの想像以上に多いと言われています。「非合法でも何でもいいから、日本で働きたい」と話すスリランカ人をこれまでに私もたくさん見てきました。実際に彼らが行動にしたかどうかは知る由もありませんが。もちろん、他国で不法滞在している日本人もいるわけですから、外国人(非日本人)だから不法滞在をすると言うつもりはありません。しかし、自国での経済的な要因があることは間違いないでしょう。

話はそれましたが、映画よろしければどうぞ。

追い込み(3)

2009年09月10日 | 学校建設
式典に備え、スクールバンドの練習も始まった(写真)。興味半分で、ちょこっと参加してみると、是非とも本番も!とリクエスト。さすがに、当日は式典の対応に追われて、演奏には参加できないけど、応援しながら聞ききたい。

写真の教室が、子供らが津波後の約4年間学んだ仮設教室。新しい校舎で、勉学に励めますように。

追い込み(2)

2009年09月09日 | 学校建設
今週から150名を越えるSecurity Staffが、新しい教室内に住み始めた。寝泊りするだけではなく、洗濯や水浴びをしてトイレを汚すは、その辺で食事を作り始めるやらで、現場は大変なことに。これから当日までの作業を思うと非常に気が重い。

大統領専用の飲食物やスタッフに音響設備と、式典のためだけに新たな出費が100万ルピー(約100万円)ほど。改めて予算を組み直した。こんだけ予算があったら、子供たちに空っぽの図書室に図鑑や絵本やらをたくさん購入できるのに。。。

写真は、校庭をパトロールする陸軍兵らと、手前に見えるのは建設中の駐輪場。間にあいますように。

追い込み

2009年09月08日 | 学校建設
学校校舎は7月に完成していたのだけれど、外溝や運動場、駐輪場などの整備は別の地元業者を使うことにしたので、後回しになっていた。

写真は、本日の校門の進捗状況。式典に間にあうだろうか。まあ、何とかなるだろう。

左端は、守衛室。なんだか、ちょっとした寺院のようなデザインになった。

電気ケーブルの配線がえらい雑に、支柱も曲がっているように見えるが、気のせいとしておこう。

大統領秘書官による現場視察

2009年09月07日 | 学校建設
約2週間後に迫ったVakarai学校の開校式に向けて、大統領の秘書官がヘリコプターでやってきた。我々一般人は、車で前日に移動し、視察に備える。現場にやってきた御一行は、写真よりも一段と見栄えのする学校校舎にご満悦のご様子。校舎内を一巡した後、職員室で教育省のスタッフらと当日の進行について、打ち合わせ。

こちらからは、要求された図面をセキュリティスタッフに渡し、当日の警備体制について大まかな指示を受ける。

お付の人や周辺警備などで、動員された陸軍兵および警察官は、ざっと見ただけで100名は越える。大統領がやってきた日には、いったいどうなることだろう。