Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

木曽一人旅 2日目

2023-04-15 | 旅に出た
木曽旅行2日目です。
雨の中で散策中に行動食摂ってる
余裕なさそうなので、朝食のご飯
がっつり多めに食べておいた。
目玉焼きなんかその場で固形燃料で
焼かなくていいよ…熱すぎた。

阿寺渓谷散策、雨天決行。
出発前に大雨降ってきたので
最初からレインウェア上下着用。
阿寺渓谷はマイカー規制があり
シャトルバス(観光バス)に
乗りますが、公共交通機関で来た
私にはバスがあるのは好都合。
宿の駐車場にバスが停まってて
仮設テントで往復券を買います。
乗客何組かいたけどレインウェア
着てる人まではいなかった。
ちこり茶香ばしくて美味しい。
渓谷では電波届かないらしいので
スマホを機内モードにして
充電消費しないようにします。
下車したら協力金100円払って
散策開始。終始雨でした。
リュックをビニール袋で覆った
ので熊鈴は傘にぶら下げた。
熊鈴については宿で聞いたら
「森に入るなら付けた方がよい。
車道はバスが頻繁に通るから
なくても大丈夫」とのこと。

まず車道を歩きましたが、最初は
六段の滝を除くと木の隙間くらい
からしか川が見えません。
熊ヶ淵で下りて行けて
「阿寺ブルー」を見られました。
名の由来は熊が出るかららしい…。
雨でも意外に青かった!
ところどころ木がない場所から
川が見えるようになってきます。
牛ヶ淵は橋から見下ろせる。
こっちは熊ヶ淵と違って特に牛が
出るわけじゃないらしい。
深淵らしいので覗くのだ。
両岸は柱状節理?流れで削れた?
時間の都合でここで引き返します。

吊り橋を渡って遊歩道を歩けますが
阿寺ブルーはほぼ見られず
ヒノキ林?の森林浴向けなので、
川だけ目当ての人は各吊り橋から
渓流見下ろして車道に引き返した
方が楽かと思います。あと木の根で
歩きづらいのでビーチサンダル
とかは不向き。天気悪いのに
上りが続いてげんなり。
途中橋があって支流の流れが
見られるくらいで後は山の中。
湿気がすごくてカメラのレンズ
曇りまくり。雨降りで危ないから
ウナリ島には行かなかったです。
毒キノコで死んだ女と嘆く恋人の
うなり声が名の由来らしい。
確かに渓谷で真っ赤な毒キノコ
見かけたわ(カエンタケじゃないよ)。
六段の滝に近づける場所は折角だから
下り上りして行ってみました。
吊り橋から川に下りて水触ってる人
いたけど雨の日は危ないよ…。

バス乗り場を通過して時間の許す限り
下流へ行ってみます。和式トイレで
センサー式ライト消えるのやめて?
ただでさえ疲労で脚ぷるぷるするのに
見えなくなったら踏み外すから。
犬帰りの淵(険しくて猟犬が帰ると)
みたいに橋から見下ろせる渓流は
見やすいですね。鱒ヶ沢の滝は
逆に橋の真下で見づらい。
狸ヶ淵で下りてしっかり川の景色を
堪能してからバス乗り場へ戻る。
向こう岸の赤い花はイワツツジ?
魚が見えたような。狐ヶ淵もあって
川面に化けた姿を映したという
言い伝え。動物ネーミングばかり。
これくらい見られればまあいいか。
帰りの車窓、雨現れの滝がしっかり
現れてました。ずっと雨だもんね。
下界は午後からそこまで大雨じゃ
なさそうな予報だったので、
宿でレインウェアを脱ぎます。
チェックイン時に野尻駅への送迎を
12:00にお願いしてたので車で移動。

須原駅下車。国道でトラックに
水たまりの水掛けられた…。
台湾料理萬里香で台湾冷麺750円。
わかめ、カニカマ、チャーシュー、
きゅうり、錦糸卵、キャベツの
千切りが入ってて、日本の冷やし
中華がベースっぽい感じでどの辺が
台湾なのか分からなかったけど、
ピリ辛(唇ピリピリした)で
そぼろ肉が入ってるところかな?

定勝寺に行ったら受付不在、
貼り紙のとおり300円置いて
リーフレットを貰います。
鶴亀蓬莱庭園は1993年の作庭、
桃山末期から江戸初期の様式を
取り入れ、岬型灯籠や石橋に
京都風の雰囲気とのこと。
苔が元気。分かりやすい鶴と亀。
奥は滝石組かな。紫陽花が咲く。
庫裏に入ると大きな梁や土間の竈、
布袋像が目に入ります。
本堂とともに桃山期建造物として
重要文化財。本堂には定勝だるま
大坐像という大きな達磨像。
書院は上の方に鶴の壁画、
細かい模様の欄間もいいですね。
トイレ借りようと戸を開けたら
睡蓮の咲く池のある庭発見。
列車来るまで暇だし、雨に濡れた
靴下乾かしがてら(乾かないけど)
のんびりしてたら、お寺に入った頃
小雨だったのが何と晴れてくる。
セミが鳴いたりウグイスが鳴いたり。
晴れると庭が別の表情。
傘が日傘兼用だから広げて駅まで
歩いたらほぼ乾いたほど日差しが
強くなりました。この辺りの
「水舟の里」って何かと思ったら、
ところどころ古い木造建築が残る
宿場町のあちこちに水が湧いて
洗い物ができるようになってる。

宿でお着き菓子として置いてた
りんごせんべい食べようとしたら
案の定砕けてた。素直に宿で
食べておけばよかったね。
松本方面の列車で西日で暑いの
我慢して進行方向左側の窓側に
座ったら寝覚の床見えた!
川に白く四角張った岩。
あんなん床にしたら寝覚め悪くて
仕方ないが。水力発電所多いな。

奈良井宿観光のため奈良井駅下車。
観光客がどっと乗ってきます。
駅からすぐで確かに観光しやすい。
16:00でもまだ賑わってる。
山で町全体日陰になって涼しい。
地元車以外入れないはずなのに
よその車が入ってきたのだけは
風景台無しだし残念でした…。
木造建築率高いね!
まず大宝寺。100円置いて見学。
破壊されて首のないマリア地蔵は
隠れキリシタンが作ったとされ、
赤子と十字があります。
手を合わせるべきか手を組む
べきか迷うね…。本堂に入って
奥の戸を開けると、山の斜面の
手前に心字池の池泉庭園。
江戸中期の作庭とか。水の音が
したと思ったら滝が突然出現、
しばらくすると水がなくなる。
山には祠。こっちにはあまり
観光客が来なくて静かです。
上問屋史料館に行こうとしたら
休館。鍵の手という曲がり道から
向こうは観光客が減ります。
鎮神社まで行って引き返す。

夕食難民にならぬうちに早めに
いなかや入店、あとひきうどん
1100円。黒麦の全粒粉を使用した
手打ちうどんをクルミと味噌を
合わせた特製ダレで…とのこと。
まずお茶と地元で採れた山菜?が
出てきました。粒の入った色の
濃い麺は固く全粒粉感あり。
タレはまろやか。野菜(かぼちゃ、
にんじん、ピーマン、きのこだった
かな)のてんぷらは油っぽすぎず
美味しかったけど、塩が多め
だったので少し払って食べた。
客は私だけで壁時計がカチカチ鳴る
だけでしたが、17:30を過ぎると
囃子の練習なのか鼓や太鼓や笛の
音が町のどこかからしてきました。
後で探したら道端で若者達が練習。
お祭りでもあるんでしょうか。
鳥や虫や蛙の鳴き声もだけど、
聴覚から癒やされる旅でした。

木曽の大橋に行ってみると
ライトアップ用のライトが眩しく
灯ってました。木造だけど下りは
急に階段になるので足元注意。
列車の時間まで暇だから
人の減った町並みをまた歩く。
店は大体17時には閉まってるのに
何故か外国人率アップ。
駅でも見かけたから宿泊でもなく
遅い時間に現れてる模様。

塩尻駅に到着、これでついに
中央本線コンプリートを果たした!
翌日は木曽福島の観光ですが、
あっちの宿は素泊まりでもかなりの
強気価格で、おまけに夜に開いて
そうな飲食店が少なくて夕食難民
確実なので、塩尻のビジネスホテル
泊にしました。本当に安いビジホって
感じで、宿泊自体が楽しくなるような
観光客向けのホテルではないですが、
寝るだけと割り切れれば。
浴室のお湯70度設定で調整難しい…。
客室ではコンセントが下の方ですぐ
見つからずスマホやカメラの充電
できないんじゃないかと焦った。
コインランドリーは洗濯洗剤自動投入
400円と高め、乾燥30分100円。
部屋にポットない代わりに朝食会場の
お茶が飲めました。軽朝食とはいえ
5:00開始は早くて嬉しいですね。
とはいえこの日は世界陸上のマラソン
観戦のため夜ふかし、翌朝も比較的
朝寝(といっても7:00前起床)。
給湯か何かの音がたびたびして
よく眠れなかったです。


《写真ブログ記事》
長野県・大桑 阿寺渓谷
長野県・大桑 定勝寺
長野県・塩尻 大宝寺
長野県・塩尻 奈良井宿
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