奈良市の中心から、東に向かって車で30分走ると、このお寺があります。(にんにくせん えんじょうじ)
本堂の阿弥陀堂は室町時代の建物で、重文です。
楼門の前には小池と浮島があり、この日の青空を水面に反映して光り輝いていました。
内陣中央に方形に配した四本柱には極彩色(当時)に絵描がれた聖衆来迎二十五菩薩があり、とても珍しいものだとか。
お堂の中は撮影不可なので、外から柱を写してみました。本尊は阿弥陀如来座像、平安時代(重文)。
多宝塔は近年に再建したものですが、その中に国宝の大日如来座像が祀られています。
比較的近くで拝観できますが、撮影できないので、この写真は茶屋に飾ってあったポスターを写しました。
もう一つの国宝は、鎮守社 春日堂・白山堂で鎌倉時代のものです。奈良春日大社御造営のさい、当時の大社神主が旧社殿を寄進しました。建物の様式や材料は鎌倉初期の特色を現しています。
もみじの木は多くないですが、この枝は美しく色づいていました。
楼門(室町時代、重文)の内側から円成寺庭園。平安時代の作庭で荒廃していたものを昭和50年代に発掘調査し再建しました。
白いセンリョウは珍しい。
楼門の前にある池の向こう側に、茶店があります。ここで昼食をとりました。(つづく)
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