茂山一家が出演した狂言を鑑賞してきました。
主催は京都市上京区の福祉団体、会場は同志社大学の寒梅館でした。
85歳の茂山千之丞さんが冒頭の演目解説をしたあと、なんと第2番目狂言の主演もされました。
演目1.
「濯ぎ川」(すすぎがわ)
現代ものです。といっても1952年に飯沢匡の作。原典はフランス劇。恐妻とその母(姑)が、養子の夫をいたぶるお話しでした。
夫:佐々木千吉、女房:茂山童司、姑:茂山あきら
演目2.
「素袍落」(すおうおとし)
これは古典。太郎冠者の主人が伊勢参りを思いつく。それを伯父に伝えに行くことを指示される。主人には伊勢帰り土産の心配があるので、使用人の太郎冠者が同行することを内緒にしろと命じる。しかし伯父宅では、太郎冠者にお祝い酒もふるまわれ、その言いつけを守れない。餞別に素袍(礼式衣装)を頂くが隠さねばならない。それを、酔っ払って、主人の前でつい取り落とす。
主人:茂山童司、太郎冠者:茂山千之丞、伯父:綱谷正美
いつもながら、とても楽しい伝統芸能を鑑賞しました。
公演はチャリティでした。
主催は京都市上京区の福祉団体、会場は同志社大学の寒梅館でした。
85歳の茂山千之丞さんが冒頭の演目解説をしたあと、なんと第2番目狂言の主演もされました。
演目1.
「濯ぎ川」(すすぎがわ)
現代ものです。といっても1952年に飯沢匡の作。原典はフランス劇。恐妻とその母(姑)が、養子の夫をいたぶるお話しでした。
夫:佐々木千吉、女房:茂山童司、姑:茂山あきら
演目2.
「素袍落」(すおうおとし)
これは古典。太郎冠者の主人が伊勢参りを思いつく。それを伯父に伝えに行くことを指示される。主人には伊勢帰り土産の心配があるので、使用人の太郎冠者が同行することを内緒にしろと命じる。しかし伯父宅では、太郎冠者にお祝い酒もふるまわれ、その言いつけを守れない。餞別に素袍(礼式衣装)を頂くが隠さねばならない。それを、酔っ払って、主人の前でつい取り落とす。
主人:茂山童司、太郎冠者:茂山千之丞、伯父:綱谷正美
いつもながら、とても楽しい伝統芸能を鑑賞しました。
公演はチャリティでした。
明治維新以降の作品を新作能と呼ぶそうで
これも新作狂言というのでしょうか。
フランスの笑劇だそうですね。
しかしある解説に
「女の恐ろしさと、女ではなくなった女性の
恐ろしさを同時に描き出す。
能・狂言には余りない解き方で
元のファルスにすでに有った解き方と推測する」
とあり女で無くなった女性の方が怖いんだ!
「紙に書いてある仕事しかやらない」なんて
どこかのお役所そのままです!
これなら狂言が解らなくても
面白そうなので見たいな