朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

上海の物価

2010-09-30 | 外国の風物
もう少し、上海の話題です。

地下鉄の料金は、3元(40円)から7元(90円、都心から空港)、タクシーの初乗り12元(150円)、水の小PET1.5元(20円)。



日曜日の昼まえ、普通のショッピングセンター地下の麺ショップで食事する若い女性たち。150円ほどの中華麺と80円のソフトドリンクで友達と楽しい休日の始まりでしょう。




え、10円なの? 「¥」マークですが、「元」の表示です。

Macのコーヒーは10元(130円)。スターバックスのコーヒーはその3倍で、カフェラテSは25元、M28元、L31元でした。


次の写真は、スターバックス。漢字の「星」が最初にきます。次は巴里(パリ)のパ?



観光地の豫園でやむなく入った大衆大食堂、カフェテリア式でレジにて清算します。お皿を取るところも狭く、トレーを持ってさすがにきちんと行列していますが割り込まれないように前の人にぴったりくっついて並びます。



日曜日の昼なので、大々混雑。



エビ炒飯、細いアスパラス油炒め(いずれも2~3人分くらいの量)、饅頭に入ったスープ(外の皮は食べないものらしい)の三品で1,500円くらい。スイカ生ジュースは150円。いやー、日本の中級食堂なみの価格です。セルフ式でこの価格!



一階には空いた椅子がなく、地下スペースへ。
そのときに見た家族。特にこの坊や。前頭と後頭の髪の毛が、ええ、という図形にカットされていました。万博マスコット。愛国者の両親なのかしら。


4年前に視察した郊外の工場では女子工員さん(田舎からリクルートしてくる)の月給は2~3万円相当だったと記憶します。ただし敷地内寮の寮費(4人部屋)と3食の食費は会社負担、休日もきちんと有り、工場の門も開放的で近所に買い物に行く工員の姿もありました。受け取った給料の半分以上を故郷に仕送りし、契約期間は2年(3年だったかな)で、その後は故郷に帰るも都会に残るも会社としては自由と。実績がよくて賢い工員は引き止めて、スーパーバイザに昇進させるとマネジャが説明していました。

単純な工員や店員は月3万円、収入1日1,000円の世界。一方で、一流大学を卒業し外資企業に就職できれば初任給10~20万円は取るのでしょう。その上司の年収はその数倍。企業オーナークラス、外資幹部はその数十倍というわけでしょう。

農家も規模が大きいところは相当な収入とか。

ともかく場所や店における価格の差は十倍以上です。特に上海は高い、内陸の田舎では一桁低いと思いますが。
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2 コメント

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上海の高級車 (ハリー)
2010-09-30 20:50:03
こんにちは。中国で(多分上海だったと思うのですが)ナンバープレートがブランクの車に気付きませんでした?場所によって、ナンバーを貰うのにまたお金がかかるし、これがまたやたら高い。昨年の秋で48万円位でしたか。それでも下がった値段だそうです。ですから車を買ってもしばらくはナンバーなしのまま走る車も結構あり。北京は日本と同じで車を買うと自動的にナンバーはついてくる。で、北京で買ってよそで乗ると得…、ではなくて北京の車がよそで走ると、やたら高い通行税(道路使用料)をとられるから、それは出来ない仕組みです。それにしても上海を走る高級車、どれも真っ白の埃まみれでした。万博のための突貫工事がアチコチで行われていたせいですね。
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自動車 (geneve)
2010-10-01 07:34:05
ハリーさん、こんにちは。ナンバーのことは気がつきませんでした。道路や地下鉄などの公共工はもう完成しているようです。地下鉄の新しい路線や延長が一挙に増えていて驚きました。今月末で終了。少しは落ち着くのでしょうか。
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