休日の昼に、近所のうどん屋で「鳥なんばうどん」を食べました。
鶏肉とねぎを具とした温かいうどんです。
まあ一般的には「鴨なんば」として、鴨肉を使ってもっと上等なうどんやそばになります。

ところで、「鴨」あるいは「鳥」は分かりますが、「なんば」とな何だろうと疑問がわきました。

便利な時代です。
インターネットで検索してみると、こんなことまでしかり調べて書いている人がたくさんいます。
「鴨なんば」は、関西での呼称。関東では「鴨なんばん」。
で、「なんば」は南蛮(西洋のこと)でしょうか?
仮説1:江戸時代、渡来した南蛮人が肉を食べていたので、鴨肉いりの蕎麦を南蛮そばといった。
仮説2:「なんば」は、大阪の地名で難波(今は繁華街)、昔はねぎの産地であった。つまり「なんば」とは、葱のこと。
反論:では、関東の「なんばん」はどうなるのか。
仮説3:南蛮とは西洋のことで、流行、オシャレなイメージがある言葉だったので、昔のそば屋が「おしゃれな」そば料理として名づけた。
「鴨ねぎ」とか「鴨が葱をしょってくる」とかいわれており、鴨と葱は相性がよく「出あいもん」だそうです。
~~~
追記(2009-10-31):
仮説4:葱を縦に切る切り方を南蛮切りと呼称し、これが鴨なんばんの由来。
(酔法師さんに教えていただきました、この記事「コメント」参照)
鶏肉とねぎを具とした温かいうどんです。
まあ一般的には「鴨なんば」として、鴨肉を使ってもっと上等なうどんやそばになります。

ところで、「鴨」あるいは「鳥」は分かりますが、「なんば」とな何だろうと疑問がわきました。

便利な時代です。
インターネットで検索してみると、こんなことまでしかり調べて書いている人がたくさんいます。
「鴨なんば」は、関西での呼称。関東では「鴨なんばん」。
で、「なんば」は南蛮(西洋のこと)でしょうか?
仮説1:江戸時代、渡来した南蛮人が肉を食べていたので、鴨肉いりの蕎麦を南蛮そばといった。
仮説2:「なんば」は、大阪の地名で難波(今は繁華街)、昔はねぎの産地であった。つまり「なんば」とは、葱のこと。
反論:では、関東の「なんばん」はどうなるのか。
仮説3:南蛮とは西洋のことで、流行、オシャレなイメージがある言葉だったので、昔のそば屋が「おしゃれな」そば料理として名づけた。
「鴨ねぎ」とか「鴨が葱をしょってくる」とかいわれており、鴨と葱は相性がよく「出あいもん」だそうです。
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追記(2009-10-31):
仮説4:葱を縦に切る切り方を南蛮切りと呼称し、これが鴨なんばんの由来。
(酔法師さんに教えていただきました、この記事「コメント」参照)
従って、縦に切った葱が入っているのが本来の鴨なんばんだそうで。
通りがかりの者です。
「なんばん」の「南蛮」は「南蛮渡来」という意味で「鉄砲」を意味します。つまりネギを
4~5cmくらいのぶつ切りにしてすき焼きをした時などそのまま食べようとすると中の芯に近い部分だけが鉄砲のように勢いよく飛び出すことがありますよね?で、その様を「鉄砲」になぞらえて昔の人がネギのぶつ切りのことを「鉄砲」とニックネームをつけたようです。
ですので「鴨なんばん」は「鴨南蛮」で「鴨とネギのぶつ切りそば(鉄砲)」のことを意味するものだと思います。
おや、そんな意味だったのですか。驚きです。昔の人の洒落ですね。ともかく一つ賢くなりました。