桐の花

瀬田川の畔で、桐が咲いていました。



なかなか良い紫色を出しています。

桐の木は和タンスの素材として優れていると聞きましたが、もはや着物をもつ人も減ってしまったので需要がないかもしれません。

伝統ある木の花なので、デザイン化され桐花紋となっています。その中でも「五七の桐」は日本国の紋章となっています。


（引用：首相官邸web）

身近なところにもありました。



パスポートの氏名・写真ページに印刷されています。写真の割印にも使われていました。

京都市内を散歩していて、こんなものを発見。



場所は、豊国神社です。豊臣秀吉の紋章にもなっていました。

さらに、花札屋さん「京都大石天狗堂」のブログページによれば、花札の12月札【桐に鳳凰】の説明にこんな解説がありました。

”桐が特別視された理由は、歴史的な意味合いもあります。
そもそも中国で桐とは、すべての鳥類の始祖：伝説の霊鳥【鳳凰】が止まる木として、
神聖な物とされてきました”

だそうです。（引用：http://www.tengudo.jp/blog/archives/426）