整腸剤が欲しくなり薬局で探してみました。ビオフェルミン(販売元:武田薬品)は子供の時から知っている整腸剤ですし、実家でも母が常用しています。
で、薬局でで新ビオSの小瓶をかったのですが、残りが少なくなったので、ドラッグストアの陳列棚に同種の薬と並べられていました。
錠剤数が少し多いのに、価格は半額に近い乳酸菌を主成分とする整腸剤(アスリセート)です。
さらに、成分表を見ると、ビフィズス菌と他の2種のラクトミンの分量が24mgと、新ビオSより33%多い。
ここは日本ですし、中国とは違うので、成分記述や製造管理には信頼性があると思ったので、この無名薬品を試してみることにしました。まあ、厳密には、同様な乳酸菌名称であっても菌株が違うと「薬効」が違うのかもしれませんが。
そこで思い出したのが、ボストン コンサルティング グループ(BCG)が1970年代はじめに提唱したマーケッティング理論です。縦軸に市場の成長率、横軸に自社製品の市場占有率を示したフレーム表現です。
さしずめ、新ビオSは Cash Cow となっていて、値下げをしなくともシェアが高い商品です。この利益を使って、次のStarを開発しているはずです。
今朝は幾分涼しかったと長女からのメールです。北山植物園ではチューリップの跡地のヒマワリが見ごろのようですね。
さて「ビオフェルミン」とても懐かしく拝見いたしました。同居の義母の教えで長らく我が家の常備剤でした。
次女の乗り物酔いがひどく、ある年の遠足の際、乗り物酔いの薬を買わず「ビオフェルミン」でごまかしました。即不審そうに「これ?」と。案の定「お母さん酔い止めじゃなかったでしょう」と帰宅後に言われました。「イワシの頭も進神から」?もっとも信じていなかったらしいので止むない結果となったわけですが?きっと薬代をケチったのかなあとしか思えません。
ところで「アスリセート」薬効が同じなら私も購入してみたいものです。
残暑なおご自愛ください。
この安価な整腸薬を買ったのは、製造会社が奈良県高市郡高取町という田舎町にあるからです。奈良には友人が多く、こんな僅かなことででも応援したいと、函の説明書きを読んで瞬間的に思いました。