朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

鳥岩楼の親子丼

2014-02-19 | 食べること、レストランなど
西陣にある鳥料理の老舗で、昼には単品のドンブリを提供しています。



この暖簾をくぐると、



こんな縁起物があり、



ご近所、上七軒の芸舞妓さんのうちわが並んでいました。玄関で靴を脱ぎ、古い廊下の先、一番奥にある階段で二階のざしきに案内されました。



そんなに広くはない和風の庭が目に入ります。あまり手入れはされてはいないようです。

注文はこれだけと決まっているので迷うこともありません。

まずは湯のみで京番茶がでます。茶色がやや濃く、渋みと焦げ味がある特有な風味のお茶です。慣れてくると、これでないと食事が進みません。



どん。

ホカホカの鶏肉入りのダシ卵に、さらに生のうずら卵がのかっています。鶏スープとたくわんが付きます。(800円)

実に柔らかく、鶏肉は歯ごたえがややあって味がしっかりしています。ご飯にはだし汁の味がしみ込んでいて美味。日本の伝統的な懐かしい味です。

隣の座卓席には、中国人らしき女性が二人、神妙に味わっていて、時折、スマホやカメラでどんぶりや座敷の写真をとっていました。分厚い中国語のガイドブックを持っていたので、こんな老舗だけれど観光的にはローカルな店の情報まで載っているのですね。



こんな掛け軸と花台があります。ちゃんと雪景色。



夜は、水炊きや鶏すき焼きなどのコース料理や単品も提供しています。





床柱もなんとなく高価そうです。



午年ののれんです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平野神社 寒桜に雪 | トップ | セツブンソウ(節分草) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿