朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

下賀茂神社

2011-01-16 | 京都の文化(冬)
神社への初詣は、下賀茂へ。



破魔矢のデザインと色の配列は、こう眺めると斬新です。武具である弓矢を縁起物にするなどということは、いつから始まったのかしらん。

武運長久とか戦勝祈念をすることも中世の神道の役割だったためでしょうか。



残雪を手で固めて「雪うさぎ」が並んでいました。ちょうどうさぎ年ですし、良い記念です。



こちらにも沢山。



ケータイにカメラ搭載が普通になって、写真を手軽に撮影して記録したり送信することが容易になりました。



今年の京都正月風景のブログには、こんな雪うさぎや雪だるま写真が色々と掲載されたことでしょう。

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 雪だるま、つまり snowman で思い出しました。

 以前、ある国際会議でのコーヒーブレイクに時に、米国の人から「社内資料だけれど内緒で渡す」とペーパーをもらったのです。題名に"Strawman Model" と書いてありました。非常に技術的なことを議論していた会議だったので、その題名の意味が理解できなかった。まあ「たたき台」(素案、一次案)という意味で「案山子(わら人形)」なのかなと。

 今回、少し辞書を引いてみると、「つまらない見当はずれの意見」という意味があることを知りました。つまり相当に謙遜した表現ですね。日本の企業や役所での「たたき台」の案とは、普通は半分以上検討が終わっているほぼ最終案に近い場合が多いのです。

 米国人がそんなに謙遜するのは珍しい。そう思ってさらに調べると、

"ストローマン(英語:straw-man)は、議論において対抗する者の意見を正しく引用しなかったり、歪められた内容に基づいて反論するという誤った論法、あるいはその歪められた架空の意見そのものを指す。藁人形論法ともいう。語源は仕立て上げられた架空の存在を藁人形に見立てたことからである"(Wikipedia)

とあります。つまり、もっと強烈に「意図的に混乱を狙った架空の意見」という意味があることを知りました。

 ジャーナリズムでは、往々にこの手法が意図的に使用されるようです。

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