もう10年かそれ以上前になるのですが、少し画像とコメントを記載しておきます。
この情景、場所はどこだと思いますか?
・・実は、インドです。バンガロールという町、インド南部の高原にあるIT(情報技術)に特化した企業が集積しているところです。インド系の大手IT企業を米国と日本の工学部学生たちを引率して見学しました。(以下画像引用:Flickr)
この会社の敷地(キャンパス)はとても広いので見学グループの移動にはこんな電気自動車が使われていました。この中では社員は食事無料、映画館・社内TV局あり、ジム・プール無料など、米国カリフォルニアと同じ(それ以上?)環境でした。
我々も無料の昼食を頂きました。
この会社だけで、毎年、約100万人のIT大学卒業生が願書を送ってくるそうです。それで約1万人を採用するとのこと。この時点での社員数は3万人、その30%もの新規採用をしてどうなるのですかと質問したら、仕事の量が急成長していること、成績の伸びない人は退職させる、良い人はキャリアアップを狙って米国などに転職する、などで数年後には適切な規模になるとのこと。なんと合理的です。(日本では考えられない!)
研修旅行に行った学生(右の学生は米国人)は、講師に対して目を睨んで本気で質問していました。この迫力、とても必要です。相当の費用をかけて時間も使って出かけたのでですから(米国学生の多くはNSFという政府機関の資金援助(全額ではない)で来ていました)。
これは現地米国系企業の広報担当者と米国大学(テキサス州Rice University)の引率先生(左)、右は?。
別の年度の国際研修旅行のスナップですが:
シンガポールのハイテク下水処理場の見学。ここでは、処理後の浄水をPETボトルに入れたのをもらって、実際に皆で飲みました。シンガポールは小さな島、水道水の多くを隣国マレーシアからパイプラインで買っています。そのため下水を再処理して浄水にしているそうです。米国学生のみならず、日本の学生にもショッキングな体験でした。
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これは京都駅前(南側)の自販機(珍しい!)の前で。
彼ら彼女らは、日本にも来ました。これはカラオケ(京都)でのリクエスト検討中です。
列車の中のスナップで、
この時の日本の女子学生(K大学学生)の一人が、その後、米国トップ大学の加州シリコンヴァレイにあるS大学に留学し、PhD(博士学位)を取得して米国企業に就職し結婚、出産もして、最近転職してAppleにて新しい仕事を始めたことを知りました。下記の公開されたweb記事を引用します。
日本の大企業が、優秀な若者に逃げられていることを比較的身近な知人の事例で改めて認識しました。涙
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