岐阜市から北上して山の中に進むと、この町があります。近年は高速道路が開通したのでとても行きやすくなりました。
古い役場の建物が保存されています。そこに、「南天玉」が飾ってありました。
周辺農家の特産物が、南天だそうです。正月に真っ赤な南天の実は鮮やかだし、「難を転ずる」との語呂合わせから縁起物として出荷されています。
もちろん、「郡上おどり」で全国区の知名度ですが、時期があいません。郡上八幡博覧館で1時間おきに実演を見ることができると案内がありました。(今回は行ってません)
雲海に浮かぶお城を売りだそうとしています。
小高い山の城、特に谷間にある場合、まあ秋から冬にかけてはこんな風景が撮影できそうですが。
麓の城下町からの景観です。
もう一つの町おこし、「Keichan☆」「鶏ちゃん合衆国」の幟です。
地鶏が名物のようなので、ランチはそれにしました。
すべて地元の鶏肉、野菜、つけもの、お米だそうです。おいしかったです、はい。
「苦難が去る(猿)南天さるぼぼ」 ・・南天(難転)の木の船にのって航海する九匹のさるぼぼたち、縁起物。
これが旧庁舎の全景。
南天の玉。
旧市街の町並み。
石畳を降りると、、
宗祇水、1985年宗祇水(白雲水)として名水百選第1号に指定されています。
宗祇とは、室町時代の連歌師です。その伝統から、連歌の活動が続けられているようです。
”1471年(文明3年)篠脇城主東常縁が宗祇に古今伝授を終え、宗祇が帰京する際にこの泉水で東常縁が宗祇に
もみじ葉の流るる竜田白雲の花のみよしの思ひ忘るな
の一首を、はなむけに詠ったと伝えられている。” (引用:Wikipedia)
(つづく)