朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

映画「華麗なるギャツビー」 vs 「野心」林真理子

2013-07-11 | 京都の文化(夏)
この映画を鑑賞しました。ロードショウが始まってもう1ヶ月近くたっていますが、以前、予告編を見てなにか気になっていた映画です。



レオナルド・ディカプリオが主演して、極めて派手な大パーティの映像が印象的でした。

1920年代の繁栄するアメリカ、ニューヨーク郊外、ロングアイランドの海沿いにある欧州の宮殿風大豪邸と大庭園が舞台です。

NYの中心地、当時のマンハッタンビル街の姿もCGで再現されていて、クイーンズボロ・ブリッジのクラシックスタイル道路鉄橋もしばしば登場します。

素晴らしいクラシックカーで主人公たちが、マンハッタンと豪邸の間を往復するのですが、その中間にある産業廃棄物処理を生業としているスラム街が、実は第3の舞台。

豪華な衣装やダンスが見どころでしょうか。

主人公、ギャツビーの正体、その経歴、連日の大パーティの目的を謎解きしていくストーリーとなっています。

すなわち、ギャツビーの「野心」とは。

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英語の題名は"The Great Gatsby"となっていて、なぜ「グレート」が「華麗なる」に訳されたのか、多少、不満を感じました。映画の最後の場面で、タイプライターで執筆された原稿の表紙”Gatsby”に、手書きで The Great を追記するシーンがあってこれが重要な追憶になっているのに。

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NHKのバラエティ番組で、林真理子さんが出演して、自書「野心のすすめ」についてインタビュー受けていたのを見て、買ってみました。ベストセラーになっているそうです。

彼女の強烈な上昇意識が、ていねいに説明されています。

ビジネス分野の自己啓発では勝間和代さんが有名です。

若手ビジネスマンでは、ホリエモンこと 堀江貴文さんでしょうか。


少し前に、こんな記事を見ました・・・【調査】日本の高校生の半数以上が「出世望まず」 進路と職業意識に関する調査 -日本・アメリカ・中国・韓国の比較-[13/04/22](日本青少年研究所)

日本人特有の控えめな回答傾向はあるのでしょうが、アメリカや中国、韓国との意識差は気になります。
コメント
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