ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

ラタナキリ副知事にインタビュー(RM15)

2015年10月26日 | CHILDHOOD in KR

 

美人グループがインタビューする人を探せなくって困ってたので、一緒に探すことに。3人とも美人で、さらにとてもチャーミングで優秀なので、話してて楽しいグループで、一緒に暑い中を歩いてまわるのもいいかなと思ったのだ。

ど田舎の真ん中で、「すっごく素敵な家じゃない??」たまたま見つけた家。

↓家は建設中だったので、美女に隣の家に探索にいってもらった

ランチ中だったのだけれど、男性がインタビューをうけてくれることに。

いきなり、「この前もVOAのインタビューを受けたよ」って言い出して、なんか普通じゃない?って思いつつ、まあ「順番に、年代ごとに話ましょう」と先方が言ってくれたので、幼少期から戦争、現在まで、わかりやすく2時間以上のながーいライフストーリーがきけたのである。

↓携帯2個にIPODまであって、只者ではない・・・・

ラタナキリの税関局に中央から送られて・・・・って話から、副知事に任命されたって話を聞いたのが、インタビュー開始から2時間くらいのところ。

騙されたり、いろんなめにあってる副知事さんで、わたし的にはトンチャイの話のようだなと思って聞いたのである。

ただ、この人は子供グループではなく、若者グループ。なので、ターゲット外。

実はこの地域では、若者グループが大量にいて、「若者グループじゃなぜダメなんですか!!!」って学生から苦情を言われるほど。

次回の戦争期の若者の実態調査もできそうなので、それはそれでわたしとしてはうれしいのである。

 


ランパット女性子供委員会インタビュー

2015年10月26日 | 地方時自体女性指導者調査2015

 

ランパット郡、女性と子供委員会のトップとメンバーにインタビュー。

わたしは1月と2月にながーいインタビューをとってるので、アシスタントにおまかせ。

↓74歳、現役でがんばってる尊敬すべき指導者

子供が小学校に入学するのが遅れているのが問題なのと、まだ妊婦検診が十分でないとのこと。

↓インタビュー中にあらわれた赤ちゃん、お守りをしてる

そもそも、ヘルスセンターのスタッフが不足してるし携帯をもってないので、妊婦がとびこんできても対応ができないことがあるっていう恐ろしい状況。彼女のライフストーリーは素晴らしいので、ぜひまとめて出版してほしい・・・したい・・・・

↓わたしのアシスタント、いつの間にか美女グループのインタビューを手伝ってたのである

 

 「どういう質問をしてるのか、学びたくて」とか言ってたけれど、美人グループを選んだだだろ!!って大笑いしたのである。男性は単純だから楽しいなあ。

 

 


トゥールスレンに一夜拘禁された(RM10)

2015年10月26日 | CHILDHOOD in KR

 

 

今回のターゲットではないんだけれど、RF18が教えてくれたので、インタビューに車を走らせて向かった、RM10。

彼はロンロル時代に兵士になって、クメールルージュ時代も数百人を直属の部下として持っていた軍の高官。自分の上には2人しかいなかった。

自分は手を下していないけれど、部下が殺戮にかかわった。S21にも拘束されて、「水で拷問をしているのが大量にいて、悲惨だった」っていうナマナマしい話を・・・・「軍の兵站地には女性も数百人いて、結婚もあった。でも妊婦は一人もいなかった」とのこと。当時の軍の内部の話ってほんとにおもしろいし、聞いたことないので、学生達も必死に質問してたのである。

めちゃくちゃ面白かったんだけれど、この人はターゲットではなかった。わたしのターゲットは、子供グループにいた人。この人は軍にいて、子供グループとはまったくかかわってないので、直接欲しい情報はとれずじまい。ただ、わたしの親友がクメールルージュ兵士のドキュメンタリーをつくるとかいってるので、紹介したのである。

子育てでは、「政党のプロパガンダを信じるな」と言ってる、って何度も繰り返していた彼。息子さんがプノンペン大学で勉強中で、英語をちょっと話したりして、とってもなごやかで楽しかったインタビュー。今回のハイライトのひとつ。

 

 


殺害は井戸に突き落としてた(RF18)

2015年10月25日 | CHILDHOOD in KR

 

とってもにぎやかだったインタビュー。

↓姉が強制結婚させられた

病気の時は薬をもらえて、ひどいと病院で点滴もやってたそう。

↓このグループはサムナンがかなりいい味だしてて、インタビューも大成功

自分の子供を教育する時に、クメールルージュ時代のことに言及して、しっかり勉強してもらうように言ってるそう。

この女性のおかげで、クメールルージュ時代に軍の高官だったRM10と出会うことができたのである。超感謝!!

 


規律は黒板に書いて教育してた(RF17)

2015年10月25日 | CHILDHOOD in KR

 

ランパットはどんどん発展していて、この前なかったような店がつぎつぎにオープンしてる。

↓警察副局長の妻、夫は半年前に急死したばかり

ひどい暴力夫で、相当苦しんだけれど、出世してベトナムとか中国に研修にいったりしているうちに、だんだん「お酒を飲んでも暴力を振るわないようになった」

 

彼女でおもしろいのは、ベトナムが来た時、飛行機から大量に白い紙が落ちてきて、なにか書いてあったそう。文字を知らなかったからなにかわからなかったそうなんだけれど・・・・なんだったんだろう?

 

 


ケンヤ・レストランのオーナー(RF15)

2015年10月25日 | CHILDHOOD in KR

 

ラタナキリになぜ行きたいかというと、ケンヤ・レストランに行きたいから、っていうくらい大好きなお店の女主人は、子供グループにいたって調査済みだったので、今回はまず最初のインタビューをとる。

↓とっても素敵で、一緒に話してるだけで元気がもらえる女性

2時間くらいのインタビューで、お店の方が忙しくなってきたので中断・・・

泣いたら殺されるってわかってたから、ぐっと我慢して辛い時期を耐えた。

↓朝に再開、6時過ぎにインタビューに応じてくれた

「聞いてくれて嬉しい」って何度も言ってくれた彼女。ランパットでは当時の彼女の知り合いにもインタビューがとれて、つながってるなって思った。

 

 


病気のときは注射をしてた(RM9)

2015年10月25日 | CHILDHOOD in KR

 

何度かお世話になってる、レストランのオーナーの夫にインタビュー。

 

ストゥントレン出身、以前はドライバーをやってベトナムに物資を運んでた。

 

彼のエリアでは、指導者が頻繁に変わっていて、「変わるたびに、あの人は殺されたんだ」って思ったそう。とってもとっても小い兵士が大きな銃を担いてた。学生のか細い男子に「あの頃いた兵士は、あなたくらい小い子だった」って言ってて「ぼく、23歳なんですけれど・・・・」っておおわらいする場面もあったのである。

 

 


村長の娘だった(RF16)

2015年10月24日 | CHILDHOOD in KR

 

クメールルージュ時代の前、村長の家に生まれた女性(RF16)

 

学校の先生のような語りだけど、働いたのは80年代後半に小売業をちょっとやったときだけだそう。

娘3人はすでに「嫁がせた」けれど、あと一人息子が残ってるとのこと。まだまだ、親が子供を結婚させるっていうアイディアが根付いてる。

 

 


ラタナキリでの調査

2015年10月24日 | CHILDHOOD in KR

バンロンの朝。

少数民族の女性たちが、背中に籠をしょって野菜を運んでるのを見ながら、調査に出かける。

↓今回のメンバー、相当かなりレベルの高い仕事をしてくれた

↓ランパットでの朝食

↓食べられるときに食べる!!

 

↓今回は調査項目が多いので、2時間から3時間インタビューばかり

 

 


ラタナキリでWCCCにインタビュー

2015年10月24日 | 地方時自体女性指導者調査2015

 

1月にもたぶんあってる女性子供委員会の人に会って、女性指導者の成功と苦悩についてインタビュー。

 

↓ラタナキリへの道中に建設中だった家、だいぶんできてる

休日なのに出てきてくれた女性指導者。

副知事は国防省にいたときに抜擢されて、故郷に戻ってきて地方自治体の女性トップとなり、女性子供委員会のトップは、もと経済局長までつとめた超優秀な女性。

ラタナキリ、がんばってるな。とてもたのもしいインタビューがとれたのである。