ジェンダーからみるカンボジア

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トゥールスレンに一夜拘禁された(RM10)

2015年10月26日 | CHILDHOOD in KR

 

 

今回のターゲットではないんだけれど、RF18が教えてくれたので、インタビューに車を走らせて向かった、RM10。

彼はロンロル時代に兵士になって、クメールルージュ時代も数百人を直属の部下として持っていた軍の高官。自分の上には2人しかいなかった。

自分は手を下していないけれど、部下が殺戮にかかわった。S21にも拘束されて、「水で拷問をしているのが大量にいて、悲惨だった」っていうナマナマしい話を・・・・「軍の兵站地には女性も数百人いて、結婚もあった。でも妊婦は一人もいなかった」とのこと。当時の軍の内部の話ってほんとにおもしろいし、聞いたことないので、学生達も必死に質問してたのである。

めちゃくちゃ面白かったんだけれど、この人はターゲットではなかった。わたしのターゲットは、子供グループにいた人。この人は軍にいて、子供グループとはまったくかかわってないので、直接欲しい情報はとれずじまい。ただ、わたしの親友がクメールルージュ兵士のドキュメンタリーをつくるとかいってるので、紹介したのである。

子育てでは、「政党のプロパガンダを信じるな」と言ってる、って何度も繰り返していた彼。息子さんがプノンペン大学で勉強中で、英語をちょっと話したりして、とってもなごやかで楽しかったインタビュー。今回のハイライトのひとつ。

 

 


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