人類進化の空白を探る (朝日選書) 価格:¥ 1,785(税込) 発売日:2000-03 |
The Wisdom of the Bones: In Search of Human Origins 価格:¥ 2,352(税込) 発売日:1996-04-09 |
The Wisdom of the Bones: In Search of Human Origins (Vintage) 価格:¥ 1,357(税込) 発売日:1997-09-02 |
この本は、ペンシルヴェニア州立大学のアラン・ウォーカー(Alan WALKER)さんとパット・シップマン(Pat SHIPMAN)さんご夫妻が、人類進化について書いたものです。ウォーカーさんとシップマンさんは、主に、アフリカをフィールドとしている人類学者です。原題は、『The Wisdom of the Bones』で、1996年に出版されたもので、2000年に、科学ジャーナリストの河合信和さんによる翻訳で、朝日選書647として朝日新聞社から出版されました。私は、河合信和さんに、リーキー一家の家系について情報を提供したので、出版時に河合さんから寄贈していただきました。
本書の内容は、以下のように、全16章からなります。
- 序章
- 1.若者、石になった死体
- 2.しまい込まれた骨
- 3.中国の幸運
- 4.ミッシング・リンクをなくした男
- 5.失われた大陸から現れた失われた環
- 6.性とミッシング・リンク
- 7.単一種の独奏曲
- 8.考えるための食
- 9.死んだボーイに関する「人口動態統計」
- 10.骨格は万能鍵
- 11.肉食の習慣
- 12.バランスのとれた見通し
- 13.しゃべれなかった理由
- 14.見つかった環、失われた環
- 終章
本書の著者のアラン・ウォーカーさんは、アフリカのトゥルカナ湖西岸にあるナリオコトメ遺跡で発見された、ホモ・エルガステル(Homo ergaster)の全身骨格・KNM-WT15000の研究で有名です。
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