先月、長良川の管理釣り場から3000尾のニジマスが本流に流出したとのニュースがありました。その後、関係漁協はもちろん県知事までもが長良川のアユへの影響を危惧しているとの報道があります。私も鮎釣人の立場からその影響を危惧しています。
と言うのは、2016年7月1日、日野川岸本地区放水路で友釣りをしていた時、大物がハリ掛かりし、一回目は仕掛けが飛んだものの、2回目に何とか取り込んだ獲物が30センチを超えるニジマス(写真)だった経験があるからです。
この時、ニジマスは明らかにオトリアユを追いました。用水路からの放水が流れる狭い場所での取り込みだったから何とか取り込めたものの、本流での出来事だったら太刀打ち出来なかったことでしょう。
私はこの時、鮎釣り河川におけるニジマスの脅威を感じました。年魚のアユに比べ、ニジマスは何年も生きます。高水温にも比較的強く、数十センチと巨大化します。アユを捕食し、アユの行動生態に影響を及ぼすおそれがあります。それは友釣りにも影響すると考えられます。今年の長良川のアユ、注意深く見守る必要があります。その時のニジマスが下の写真です。
その日の詳細は2016年7月2日の私のブログに記載しています。
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