外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ポンド円、トライアングルフォーメーション完成で下落に分があるか-「PMテクニカル分析」

2009-12-28 18:48:43 |    -ポンド円

本日の午後2時ごろに放送した「午後のFXフラッシュ」でもお伝えしたとおり、ポンドドル、ドル円共にドルの高値圏で揉み合っています。

ではそのクロス相場となるポンド円に目を移すと、



ここ数日は短期トレンドでも下落を示していますが、どうやら10月下旬からの上値レジスタンスおよび、8月上旬からの上値レジスタンスが、効いているように見えます。
たしかに、11月下旬で付けた安値以降、上値・下値共に値幅を狭める、いわゆるトライアングルフォーメーションを形成しており、今後の変動に関しては、上下(じょうげ)五分五分という状況にありますが、上方には一目均衡表の雲が控えており、レジスタンス探しには事欠かない状況です。

雲の下限となる146.44円前後をポンド売りのエントリーとし、10月下旬からの上値レジスタンス水準と概ね一致する、12月22日の高値147.05円をしっかり上に抜けるようなら147.50あたりで一旦はストップというイメージです。
下値の目先目標は、転換線が位置する145.30円付近で、遅行線が差し掛かる雲の下限と概ね一致します。更にこの水準を割り込むようだと、基準線が差し掛かる144円付近を挟んで、142円付近が候補になりそうです。
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以上の内容は、動画「PMテクニカル分析」で視聴できます。右上のForexTV.jpバナーからお探しいただくか、下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

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ForexTVチャート特番Part4-平均足の読み方

2009-12-28 17:05:55 | ☆外国為替から離れる(雑感)
こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

先週のクリスマス休暇から開始いたしました、チャート特番ですが、本日のPMテクニカル分析がお休みになりましたので、代わりましてパート4を放送いたします。

本日のテーマは、平均足の読み方についてです。

当特番は、普段「AMテクニカル分析」および「PMテクニカル分析」の番組で、メインコメンテイターとしてご登場いただいている、山中康司さんが使用しているチャートのご理解を深めていただくためのものです。コメントだけに留まらず、日々のチャートに盛り込まれているエッセンスを、今後ともご活用ください。

なお、本日に限り、「PMテクニカル分析」の時間には、浅野のコメントとして、ポンド円相場の分析を放送する予定です。どうぞ、お楽しみにお待ちください。

ポンドドル相場、1.60台が重い★12月28日外国為替テクニカル分析

2009-12-28 15:43:12 |    -ポンドドル
今日のテクニカル分析でフォーカスする相場は、ポンドドルです。



先週後半のドル売り相場で、1.60台に一度乗せたものの、直ぐに1.59台へもぐり込むなど、ドル円同様、ドルの高値圏で推移しています。

目先の下値は、5月下旬と、9月下旬から10月上旬に掛けての揉み合い相場によって1.5750水準まで底堅いことが推測できます。しかし、これまでの推移を見ると、1.60台をレジスタンスに、揉み合いながらも下値を耕し、ゆくゆくは1.5750割れがターゲットになっている様に思えます。

1.59台後半をポンド売りのエントリーとし、1.6050以上に戻すようなら一旦はストップというイメージです。
通常なら、1.59割れで勢いがつきそうですが、現状では一気に下落しそうな気配も無く、上値が下がる程度を想定し、売り急ぎは回避したいところです。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画「FXフラッシュ1400」で視聴できます。右上のForexTV.jpバナーからお探しいただくか、下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

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外国為替市場、12月21日週後半の総括と、12月28日午前の東京市場の流れ

2009-12-28 15:18:25 | ☆外国為替を読む

先週後半の外国為替市場の流れについて、主要通貨の視点から考察した、当社浅野のコメントをお伝えします。

◆総括
クリスマス休暇となった先週後半は、米国経済指標を材料に往来相場となる中、ユーロの対ドル相場はドル売り材料に反応した一方で、ポンドの戻しは鈍い展開でした。

◆ ドル円相場



23日の動きについて
米国経済の回復が進んでいる指標発表などを受けて、金利先高観からドル買い意欲が優勢となった23日は、92円台を前に、終日ドルの高値圏で揉み合う展開でした。ただ、何度も試した92円台乗せへの動きも、高値更新とはならず、限界感が漂う中、米国経済指標の発表を手がかりに、ドルの売り戻しが強まりました。

深夜に発表された米国経済指標は、個人消費関連の指標が中心で、結果が予想より悪化するなど内容がさえなかったことが、ドルの売り戻しが強まった背景として指摘できます。

24日の動きについて
23日引けに掛けて調整的なドル買いはあったものの、翌日24日は、ドル売りの地合を継続することとなり、前日安値となる91.30円を割り込むと、一時91.12円付近まで下落しました。

しかし米国時間に入り、指標発表を控えたドル買い調整に加え、テクニカル的にも相場の底を確認するWボトムを形成したあと、上値方向へブレークした結果、一時、91.76円付近まで上昇する展開でした。

発表された指標内容は、雇用状況が改善の兆しを見せたことや、耐久財の受注が増加していたことから、株式市場で好感され、その結果、ドルの金利先高観がドル買いを強めた背景として指摘できそうです。

その後、引けにかけては金利上昇を嫌気した株式市場が軟調に推移し、また前日高値を更新できなかった相場自体への限界感も手伝い、91.37円付近まで軟化して米国時間を引けました。

25日の動きについて
金曜日の25日は、一部東京市場が開いていましたが、91.50円を中心に、上値・下値共に狭めながら揉み合う展開でした。

◆ ユーロドル相場



23日深夜から24日深夜までのドル売り調整地合で、1.4250付近から1.4418付近へと大きく上昇し、その後のドル買いでは1.43中盤までの下落に留まるなど、ドル売り材料に対して敏感に反応しました。

ポンドドル相場



ドル売り調整地合では、1.59中盤から1.6021程度の上昇に留まる一方で、その後のドル買い局面では、再度底値を試すように1.5927付近へ下落するなど、ドル買い材料に反応する展開が特徴的でした。

◆その他の市場
先週末25日の為替市場終値はデータとして記録することはできましたが、その他の市場については、24日終値時点の報告となります。

株式市場は、米国経済指標の改善を好感して上昇、それを受けて債券市場は下落、今週の米国債入札が重石にもなっていた模様で、利回りは上昇して引けています。金相場は、指標発表前まで継続したドル売りの流れを受けて、前日比で上昇して引けていたようです。



◆本日12月28日、午前の東京外国為替市場の動き
先週末終値より、10ポイント程度円高にギャップして始まった今週のドル円相場ですが、仲値公示に掛けてドル買いが強まり、91.76円付近まで上昇しました。しかし、後続もなく結局91.50円付近で揉み合い推移する一方、ポンドドルはドル高値圏、ユーロドルはドル安値圏でもみ合っています。
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本日の通貨フォーカスは、ポンドドル相場ですが、一旦、ページを改めます。以上の内容は、動画「FXフラッシュ1400」でも視聴できます。お急ぎの方は、右上のForexTV.jpバナーから番組にアクセスしてください。

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ForexTVジャパンからお知らせ-本日の「テクニカル分析」はお休みです

2009-12-28 10:56:49 | ☆外国為替から離れる(雑感)
こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

早速ですが、山中康司氏の解説でおなじみの当社番組「AMテクニカル分析」と「PMテクニカル分析」は、前日25日の為替市場が世界的に概ね休場だったため、本日の番組は両方共にお休みとなります。

先週、22日には、本日から一旦再開する旨をお伝えしましたが、訂正してお詫びいたします。

代わりに、先週からお送りしている「チャート特番パート④」をお届けすると共に、「PMテクニカル分析」の時間には、浅野のコメントをお送りする予定です。

宜しくお願いします。

テクニカル分析特番Part3「各種移動平均線の計算について」

2009-12-25 12:27:13 | ☆外国為替から離れる(雑感)
Merry Xmas!
こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。クリスマスデーの今日も、関東地方は快晴ですね。

さて、今日も特番をお送りします。本日のテーマは、「各移動平均線の計算について」です。ForexTV.jpのサイトからご覧ください。

昨夜の米国経済指標は、ポジティブな内容となり、ドル売り調整もひと段落となりました。ポンドは素直にドル買いとなりましたが、ユーロの反応は鈍く、発表前の上昇分を取り戻す程度でした。ただ、1.44台の重さを再度確認する形となり、ドル買いを進めやすくするパターンを作りつつあります。

ドル円は10月高値のチャートポイントと、92円台の大台変わりを前に、ドル買いを進めにくくなっているようです。ドル買いのテーマは依然として継続していると見ますが、ほかのドルストレートもドル買いとなれば、クロス円の上値が重くなり、これまでのように軽快には上昇しにくくなると思われます。

ForexTVチャート特番Part2-フィボナッチ・ゾーンと確率による値動きの予測

2009-12-24 12:24:26 | ☆外国為替から離れる(雑感)

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

Xmasイブの本日は快晴で、少し暖かい一日となっています。
マーケットの方は、短期トレンドの調整が入っているようです。

暫くドル買いを進めてきた各相場は、利食いも含めてドルの売り戻しが先行している形です。米国指標が多少弱い結果になったからといって、そう簡単に先行き不安になるほど、市場は薄っぺらではないと思いますが、クリスマスをゆっくり過ごされたい向きは、利益確定をしてから・・・というのは、当然の行動に見えます。

さて、昨日からお送りしているチャート特番ですが、第2回目のテーマは、「フィボナッチゾーンと確率による値動きの予測」です。

ナビゲーターは今回がデビューとなる、宮舘アナです、こちらもどうぞお楽しみに、ご覧ください。

右側の最上段にある、FOrexTV.jpのバナーからアクセスできます。再生までに、多少のお時間が掛かる場合がありますが、少々お待ちいただけると幸いです。


ForexTV特番のお知らせ-「テクニカル分析」のより深い理解を求めて

2009-12-23 12:00:55 | ☆外国為替から離れる(雑感)

読者の皆様こんにちは、

ForexTVジャパンの浅野です。普段からブログにアクセスいただきましてありがとうございます。

今日は番組のお知らせです。

ForexTVのWEBサイトでは、一日に2回を目安に、「テクニカル分析」という番組を放送していますが、番組内で使用しているチャートの見方について、特別番組を制作しました。

残念ながら、放送スケジュールは本日から今月いっぱい、年末モードに入ってしまいますが、チャート特番を是非ご覧いただき、普段のチャートへのご理解を深めていただければと思います。

本日は、フィボナッチ・ゾーンによるサポート&レジスタンスについて、解説しています。どうぞ、ご覧ください。

当ブログの右最上段にある「ForexTV.jp」バナーからもアクセスできます。


ユーロドル相場のテクニカル分析(12月22日)と経済指標発表予定

2009-12-22 19:35:37 | ☆相場分析-ユーロドル

今日のテクニカル分析は、ユーロドル相場です。

ここ暫く、セッションごとに下値を切り下げてきましたが、



今週に入って先週の安値1.4261を下回ることができず、ややユーロの買い戻しが先行しています。
17日に1.44を割り込んだ相場は、翌日に再度1.44の上値を確認に行った後、安心するように1.42台へと下落しています。
既に1.43台へ乗せている相場はもう少し上値を探る動きもありそうですが、1.4400をレジスタンスに、戻り売りが機能しそうです。

1.43台後半でユーロを売り、1.4450を越えるようなら一旦はストップ。目先の下値目標は本日下値の手前となる1.42台後半を考えます。


◆最後に、今後の経済指標発表予定を掲載いたします。

2:30 USD   第3四半期  国内総生産 (QoQ)
予想  2.80% 前回  2.80%

00:00 USD   11月中古住宅販売戸数
予想  6.25M 前回  6.10M 

00:00 USD   10月住宅価格指数 (MoM)
予想  0.20%   前回  0.00%

00:00 USD   12月リッチモンド連銀製造業指数
予想  4.00  前回  1.00

欧州時間の指標は既に発表を終了しています。

米国時間では、GDPや住宅関連指標など、久しぶりに材料となりそうな発表があります。
これまでのドル買い相場後半は、利上げ期待がバイアスになっていた観があります。万が一、悪化した内容が発表された場合、ドルのロングを投げる動きが活発化する可能性があり、加えて流動性も低いことから充分な注意が必要です。
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チャートで見る、東京外国為替市場本日寄り付きから17:00までの相場概況(12月22日)

2009-12-22 19:15:04 |    -ドル円

ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。

取引日付が12月22日に切り替わる、今日の日本時間午前7時時点のドル円相場は、



前日終値と概ね同水準となる91.19円で寄り付いた後、新しい大台でのドル売り需要が先行したのか、仲値の公表に向けて上値が重く推移し、91円ちょうどまで下落しました。しかし、その直後から、テクニカル的にも戻り新高値を更新したことも手伝って円売りが急伸し、91.48円まで上昇しました。その後は調整気味なドル売りで軟調に推移し、概ね急騰前の水準に戻して引けています。

欧州時間に入ってからも上値が重い状況ですが、91円台割れを試すことも無く、日本時間17:00現在、寄り付きと同水準で小動きとなっています。

◆変動要因の考察
昨日に続き東京時間は
手がかりに掛ける展開でしたが、円安を好感した株式市場が堅調に推移した結果、さらに円安が進むといったスパイラルが根底にあったと推測できます。

ユーロやポンドの対ドル相場は、終始買戻しの調整が入っていたようでしたが、

欧州時間に入って
上昇がやや加速しています。クロス円のショートカバーが集中したのが主要因だと思われ、特段の理由は無い模様ですが、アジア株式市場が堅調に推移したことによって、欧州市場への期待も込められているようにも見えました。
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本日のテクニカル分析はユーロドル相場ですが、一旦ページを改めます。
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