今日のテクニカル分析は、ユーロドル相場です。
週末のユーロドル相場は1.4300を割り込み、
1.4250に迫る押しがありましたが、下げた値幅以上に反転するなど、ここから先の底堅さも垣間見た感じがします。
日足は先週末金曜日に引き続き、今日もここまでは実体線が薄く、相場トレンドに迷いが発生しかけているように見えます。ここから先は、揉み合い相場を基本として想定し、先ずはレジスタンスを探して見ましょう。
8月高値、遅行線の上にある雲の下限、および先週末の高値は、1.4412から1.4447の間に位置しており、戻りの限界を1.4450あたりに想定できそうです。今後相場が、1.4400前後まで戻すようなら、ユーロを売り、1.4460あたりにストップを置くイメージです。目先の下値目標は、先週安値より50ポイント低い、1.42台前半あたりが順当に見えます。
◆本日の経済指標の発表予定
欧米時間を通じて主だったものは特にありませんが、米国時間に予定されているマイナー指標を幾つか掲載いたします。
22:30 USD 11月シカゴ連銀全米活動指数
予想 NA 前回 -1.08
22:30 CAD 10月小売売上高指数 (MoM)
予想 1.00% 前回 1.00%
22:30 CAD コア指数 (MoM)
予想 0.50% 前回 1.10%
カナダドルに注目されている方にとっては、小売売上高の指標は注目です。相場は若干底を打った観があり、さえない内容だとドルの買戻しが先行する展開も予想されます。
市場の流動性がいよいよ低下してきた観があり、大口注文を振り回すだけで相場が乱高下することも予想されます。積極的に相場へ参加するのは、あまりお薦めできない状況になってきたようです。
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ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。
取引日付が12月21日に切り替わる、今日の日本時間午前7時時点のドル円相場は、
先週の終値となる90.48円水準からは、20ポイントほど円高方向へギャップした90.27円付近で寄り付きました。しかし、寄付きを安値として、その直後からギャップを埋めるようにドル買いが先行し、そのまま90.66円付近の高値をつけました。その後、安値と高値の間を、値幅を狭めながら推移した相場は、後場を終わる直前に、安値を僅かに更新する90.23円を付けたものの、直ぐに揉み合い相場へと戻っています。
欧州時間に入ってからも小動きを継続し、東京時間終了以降、日本時間17:00現在までの、レンジは僅か21ポイントに留まっています。
◆変動要因の考察
東京時間の相場は、
手がかりが薄い中、先週末の欧州信用懸念が、根底では引き継がれていた模様です。欧州通貨の対ドル相場は、ギャップ方向となるドル買いを伸ばす動きを見せるなど、断続的に欧州通貨が売られる中、下値ではクロス円の買い需要が依然として強く、ユーロやポンドの対ドル相場を下支える一要因になっていたようです。
欧州時間に入ってからも、
本日は経済指標発表も無く、小動きな相場が続いています。ただ、ユーロやポンドの上値は依然として重たい模様で、天井を確認したように、つい先ほどから反落気味に推移し始めています。
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本日のテクニカル分析はユーロドル相場ですが、一旦ページを改めます。
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先週末では、ポンド円の買いに牽引されたとも見えるポンド上昇により、1.6250付近まで上昇する展開もありましたが、4時間足を見ると、
11月17日からの下落トレンドは順調です。
12月17日に重要な1.62台を割り込んだ相場は、前週末の反転が基準線で止まり、長い時間留まれなかったなど、天井を確認した動きとなりました。
アジア時間では、ポンド円の買い需要がそこそこあると仮定し、戻り売りのチャンスを伺うと、基準線が1.6230、雲の下限が1.6265付近にあることから、1.6200前後でポンドを売り、雲の中にしっかり入り込むようなら一旦はストップ。
目先の目標は、前日安値となる1.6050付近です。
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まず、12月18日の外国為替市場の動きと変動の要因について、主要通貨の視点から考察します。
◆総括
週末要因でドルを調整気味に売り戻す動きが先行した後、米国時間後半から新たなドル買い要因が加わって、ドル高を再開したものの、引けに掛けてはその上昇分を吐き出す展開でした。
◆ドル円相場
東京時間の朝、本格的な取引時間を迎える前に、クロス円による円買いと見られる動きがあり、一時88円台へと割り込みました。しかし、以降は米国時間後半にかけて、終始ドルが買われる展開となり、90.91円の高値をつけたあと、引けに掛けて調整的にドルが売られる展開でした。
◆ユーロドル相場
ドルの高値圏で揉み合った後、クロス円の買いが背景と見られるユーロ買いが先行し、1.4412の高値をつけました。欧州時間一杯、1.43台後半で揉み合っていた相場は、米国時間に入るとドル買いを再開。一時、ドルが全面高となって1.4261の安値を付けましたが、その後、引けに掛けてはユーロが買い戻される展開となり、1.4340付近で揉み合いながら引けました。
◆ポンドドル相場
東京時間から乱高下しながらも下値上値共に切り上げる展開となり、欧州時間では一時、1.6248付近の高値をつけました。しかし、米国時間中盤からドルが全面高になると下値を拡大し、前日安値を割り込んで、1.6051の安値を付けました。その後は、調整気味に1.61台中盤まで戻す展開でしたが、総じて値動きが荒い1日となりました。
◆変動要因の考察
東京時間早朝の円買いドル買いは、
欧州圏の金融不安に対する、資金逃避の動きが主流に見えましたが、下値では新たなクロス円の買い需要もあったと見られ、その後の買戻しによって円売り、ドル売りが進展した模様です。
欧州時間でも、
クロス円と見られる買い意欲が、円安相場と、ユーロやポンドの買い相場を牽引していたように見え、一部、改善した経済指標が支援材料となっていた様子でした。
しかし、米国時間に入って
ドルが全面高となった背景には、イランがイラクの油田に侵攻したとのニュースや、ユーロ圏金融機関の損失拡大報道などが要因とみられますが、週末を控えていただけに、その後のドル売戻しにも、勢いが付いた模様です。
◆その他の市場
株式市場は前日から値を戻していますが、調整的な買戻しの範囲とも見える程度です。債券市場は中東情勢を無視するように前日から反落して利回りは上昇。金相場は、ドル高にも関わらず若干の上昇をしており、こちらも調整の範囲といったところです。
◆本日12月21日、午前の東京外国為替市場の動き
週末終値から、ドル高円高にややギャップして始まった各相場は、週末終値付近に戻していますが、基本的には方向感無く揉み合う展開です。
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