金曜日はドル高円安が進み、対円通貨は全面的に上昇しました。
米国雇用統計がサプライズ的に改善され、米国株が先ず急騰し、債券が下落したため、金利が急騰し、それを嫌気した株式市場が上げ幅を狭め、好感した為替市場はドル買いを進める展開でした。
東京株式市場は、恐らく米国経済の好調さと円安を好感して底堅い展開になりそうです。そこで、為替市場の寄り付き方を想像してみました。
対円相場は既にかなりの上昇をしていることから、通常の参加者であれば既に買い終えていると思います。しかし、モデル系の取引では、日足の終値で売買を判断し、翌日の寄り付きで売買を行う方法も存在するでしょう。したがって、金曜日の終値から想像してみると、大方は買いの指示が出ているものと考えられ、寄付きでは上方へギャップを開ける可能性まで視野に入ります。
程度までは想定不能ですが、あまり参加したくない日になりそうです。
どうしてもというのであれば、91、92円台に乗せるような展開になる場合、上昇相場は見送り、反転下落するようならそこで追いかけたいと思います。もしかすると年内は90円を境に、揉み合って越年となるのではないでしょうか。
少なくともいえることは、90円前後は非常に重要な水準となる可能性があり、一筋縄には行かないと思っています。
-----------余談ですが-----------------------
ところで、福井県が地元となる益茂証券さんをご存知ですか？
実は縁あって、12月12日土曜日にFX事業部さん（http://www.masumo-fx.jp/index.html）主催のセミナーに講演させていただくことになりました。
投資家の皆さんの前で、講釈をするガラではないのですが、個人として相場の捉え方などをお話してきます。
読者の方で、お近くの方がいらっしゃいましたら、ナマ浅野をご覧にでもおいでください！プロの講師でもなくイケメン云々という歳でもなく、進行やビジュアルには自信がありませんが、楽しんでくる予定です。
では、明日！