おはようございます、ForexTVジャパンの浅野です。
格下げ(付け)機関によって日本が格下げされたことで、円は買いにくい通貨に思われましたが、その他通貨で発生(発声・・・暫く変換した覚えの無い字が、なぜ第一変換に選択されるのでしょうかね・・・)したドル買い当該通貨安によってクロス円が下落・・・ドル円も連れ安となった感じがします。
ただ、結果的に引き起こされたドル円の下落も、タイミング的には下落を示唆する格好となり、戻り売り優勢という印象があります。80.00は売りが集まるかもしれませんね。
さて、ユーロドル、ポンドドルの戦略は幸運にも思惑通りとなり、ユーロは目標達成で約250ポイント、ポンドは半分スクエアになって約100ポイントが確定し、上の持値が1.5920前後となりました。
ユーロは2010年8月の押しを割り込み、1.25半ばまで下落しましたが、短期的にはWボトムをつくりつつあり、先日想定したとおり、2008年と2009年の下値圏となる1.2500の上下50ポイント前後を前に下げ渋っています。
状況としては2010年6月の押し最安値を試す展開となっていますが、ギリシャ再選挙を6月17日に控えて、一気には仕掛けにくい状況です。4月下旬の揉みあいが効いており、昨日の安値が暫くの下値となった場合、一目均衡表の基準線はあと9日間は下がってこないことから、一方的な下落も考えにくいところです。
ここまで本年最安値だった1.2625から1.2650水準を戻り売りのゾーンとし、1.27台に載せるようなら一旦はストップです。今後2週間程度は1.2600を挟んだ揉み合いを想定し、1.25台ではスクエアにしたいところです。押したところでは最安値をサポートに短期ロングというイメージもありますが、トレンドに逆らったエントリーにはリスクがかかり、1.25割れではドテンも視野に、サッパリとストップに走った方が良さそうです。
ForexTVジャパン
浅野
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