ドル買いの背景は利回り上昇-浅野のつぶやき

おはようございます、FrexTVジャパンの浅野です。

山中康司氏のＡＭ外国為替テクニカル分析をアップ終了しました。

さて、各対ドル相場は依然としてドルの安値圏で揉み合う展開ですが、暫く揉み合ったことでドル安にも陰りが見えています。昨日のドル円は82円を試す展開となりましたが、さすがに上は重い様子で、指を掛けることもできず反落しました。

ドル買いの背景には、周知の通り、米国金融政策の追加緩和の中身に対する不透明感が指摘されています。つまり、特に債券買い取りプログラムが大幅に増額されるとの憶測から、債券利回りが低下したものの、ここへ来て買い取り額は一般的との推測が聞かれ始め、債券価格が下落し、政策金利に影響すると言われている30年債利回りが、前日に続いて昨日も4％台復帰をしっかり達成しています。

ドル安相場の終焉がドルの利上げがきっかけとする見方が多い中、利回り上昇によってドル買い志向が強まったと推測できます。クロス円はドル円の影響が強いため、底堅くなりつつあるようですが、対ドルのストレートでは、いつでも下落できるような準備をしつつあるように見えます。
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さて、昨日はWordlInvestorsTVのイベントに行ってきました。

今の欧州経済に関する内容で、自分にヒットしたものは残念ながらあまりありませんでしたが、とにかく今は財政問題がキーワードである点は納得でした。今後もPIGSの財政関連のニュースに注目したいと思います。特にユーロドルは、財政問題が先に好転する方へと動きそうですね。
また、欧州情報が少ない点が話題になっていましたが、私も同感です。この点はForexTVの方でも、なるべくお伝えできるよう今後も頑張って参ります。

機会があれば皆さんも参加されると面白いと思います。好奇心を持つことがいろいろな投資への第一歩だと、つくづく感じました。

最後ですが、スタッフの皆様、お世話様でした。また、寄らせていただきますね！
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ForexTVジャパン
浅野　敏郎