外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

浅野のつぶやき-白い3騎士隊は見方か敵か ユーロドルは来週4本目

2010-10-03 20:15:05 | ☆相場分析-ユーロドル

ForexTVジャパンの浅野です。

10月に入りました。10日前はまだ酷暑だったことを考えると、めっきり涼しくなりました。あの暑さも今は少し遠い昔にも思え、懐かしささえ感じるほどです。

為替相場は、ドル安が進行しています。ユーロドルは節目のレジスタンスを次々と上回り、戻しらしい戻しもなく、金曜日はとうとう1.37台後半まで到達し、なお高値で引けるなど、来週も買い気満々というクローズとなっています。

一方、ポンドドルは1.5800を中心に乱高下しており、いまひとつ方向感がありません。一因としては相対的なドル安による潜在上昇力がある半面で、ポンドの金融政策がユーロに比べて弱いという見方も多く、欧州は欧州でポンド売りユーロ買い等といったクロスの動きも活発な様子で、それが一方的にポンドドルが上昇できない理由に挙げられそうです。

通貨安戦争などといって新聞紙上でも危機感をつのらせるニュースが最近目立ってきました。ユーロは、なかなか鎮火しないソブリンリスクという地雷を持ち続けていますが、一時は危機的だった債券安、通貨安だけは回避したい中で、今の通貨高は黙認の範囲かもしれません。しかし、やがて域内景気の話がクローズアップされれば、通貨高に関する牽制はせざるを得ない状況も来るでしょう。




ここまで週足は大陽線が3本続いています。白い兵隊さんは味方の象徴となっているのか、3本の陽線が続いた場合、Three White Knightsとか、Three White Soldiersなどと言われ、白と陽線をかけて日本語でも「白い3騎士行軍」(でしたっけ?)という上昇のパターン分析がある一方で、「休むも相場」という格言があるように、4本目の動きには乗らないほうがよいという教えもあるようです。

個人的な経験則では、急騰や急落の4本目は乗らないほうが良いというほうが現実味があると考えており、3人の白い兵隊さんを信じる場合は、比較的堅調な相場に有効だと考えています。ユーロドルの3週連続急騰後の来週は、休むも相場か伸びきったところを逆張りというイメージを持っています。

さて、その結果はどうでしょうか。

ForexTVジャパン
浅野 敏郎


Part5「フィボナッチによるターゲット 価格編」(再放送)-目標価格を測定する際の人気手法

2010-10-03 16:00:21 | ☆外国為替を読む

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

昨日はよい天気に恵まれ、子供たちの運動会も無事行われました。少し風が強い瞬間もありましたが、うってつけの一日でした。

さてForexTVジャパンでは、毎日午前10:00~10:30頃と、午後06:00頃の2回にわたり、山中 康司氏が分析するテクニカル番組「外国為替テクニカル分析」をお送りしています。

この番組で使用されるチャートは氏の独特な分析結果が満載されていますが、今回は、高い人気があった、フィボナッチによるターゲット分析の中でよくつかわれる手法を、再放送にてご紹介します。

戻し相場において、「何%戻しがいくら・・・」などという使い方で一般的なフィボナッチですが、実は反転相場がそれまでのトレンドを再開した時のターゲットなども、フィボナッチを使って簡単に求めることができます。

では、ForexTVジャパンの動画で詳細をごらんください。

ForexTVジャパン
浅野 敏郎

では、