揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>
仙ノ倉山からの帰路
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仙ノ倉山を下りて
お花畑の向こうに遠く
やっと
雲の間から見えた
平標山の山頂
お花畑から見上げる姿が
一番だけれど
砂を盛ったような
なだらかなカーブを描く山容
遠景もいいですね
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仙ノ倉山を振り返ると
その右手に
ゴジラの背中のゴツゴツを
身にまとった
エビス大黒の頭が顔を出しています。
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何度も振り返りながら進むと
ゴジラの背中が雲に隠れ
ピラミッドのような三角形に
なりました。
晴れないから見れた。
晴れていれば気がつかない
かもしれない風景です。
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仙ノ倉山とエビス大黒の頭に
はさまれて
万太郎山に続く県境の稜線が
うっすらと見えました。
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平標山の登りで
縦走してきた女性に追いつき
ここまでの縦走ルートの話を聞き
ついてきてくれたら
越後湯沢駅まで車で送る約束をし
歩きながら
今まで登った山の
思い出話を聞かせてもらいました。
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一ノ肩から松手山の下り
松手山から振り返る
<画像消失>
登りでこのルートがはっきり見えたら
精神的に苦しいかもしれません。
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林に入り
ここでも
ギンリョウソウを
見ることができました。
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女性は
路線バスの時刻まで調べてありましたが
せっかくですから
登山口から越後湯沢駅まで送り
ヘリコプターを呼ばないようにして
楽しんでくださいと
お別れをして
帰路に。
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この日の歩数
26,057歩
久しぶりの長い山道でしたが
弥彦山に鍛えられたので
翌日に疲労が残りませんでした。
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end
平標山から仙の倉山方向へ
少し下ったところで
昼休みをとった後
真新しいザックを背負います。
あまり期待はしていなかったのですが
今までの
濡れてヒヤッとする感じが
ありません。
このザックも正解でした。
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馬の背のような花畑を後にして
仙ノ倉山に向かいます。
花畑の中には
ときどき
違う花も見られます。
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ミツバオウレン
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マイヅルソウ
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木の階段の下に
ベニバナイチゴ
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ミヤマキンバイ
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白っぽい色が混ざっている
1本だけ見つけた
クチバシシオガマ?
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花を楽しみながら歩けば
次第に近づく仙ノ倉山です。
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左から2番目のピーク
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最後の登り
(帰りの平標山も少し登るけど)
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仙ノ倉山の山頂にも
10人以上の人が休んでいました。
休憩場所から仙ノ倉山まで
約40分です。
また雲で視界はありません。
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山頂を通り過ぎて
もう少し先に進むと
登山道が急降下します。
その手前で雲の切れるのを待ちます。
足元に
小さな花がいくつも咲いていました。
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ゴゼンタチバナ
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ツマトリソウ
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スノキorウスノキ
実がならないとどちらか不明
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コケモモ
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30分くらい待ちましたが
望みはかなえられず
縦走してきた
男性1名・女性1名を
お迎えして
帰路につきました。
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帰路では
少し雲が引いてくれましたので
山の姿が
少しだけ登場します。
つづく
松手山(1613.6m)は
平標山への登山道の途中にある
小さなピークです。
この日は
曇っているので先は見えませんが
平坦な明るい登山道が続きます。
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咲いている花が
道を進むにつれて変わり
イワカガミ
ミネカエデ
シャクナゲ
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虫が多く
ここら辺で
防虫ネットを被ることにしました。
視界はそんなに悪くありません。
花も十分に確認できます。
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登りが
次第に急になっていき
咲いている花が
高山のものに切り替わります。
ハクサンチドリ
コバイケイソウ
ヨツバシオガマ
ハクサンイチゲ
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階段の道を進んでいると
山ガールの歓声が聞こえました。
雲の切れ間から
下界が見えるようです。
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傾斜が緩んで一ノ肩へ。
写真中央のグループは
大学のOB会だそうです。
若い女性が
虫に悩まされているようなので
防虫ネットの予備を
たくさん持って来ればよかったと
残念な気持ちになりました。
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この小ピークの先で
平標山の山頂が見えました。
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休まずに登りましたが
花の写真に時間を取られたので
平標山頂まで
2時間30分
前回とほぼ同タイムでした。
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雲で何も見えないので
休まずに
仙ノ倉山方向の
お花畑に向かいます。
進む方向の
仙ノ倉山は雲で見えませんが
足元のお花畑は
霞んで幻想的な雰囲気です。
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この日の花畑に
たくさん咲いていたのは
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ハクサンイチゲ
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*
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ハクサンコザクラ
*
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チングルマ
ハクサンコザクラの写真に写っている。
チングルマは終わりかけで
白い花びらが散って
黄色い花のように見えます。
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オノエラン
たくさん咲いていたので
つい写真撮り忘れました。
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前回休んで昼食にした木製デッキで
今回も早めの昼食にしました。
何しろ
雲で視界が利きませんから
もう一つの目的
谷川岳方向の縦走路を見るための
時間稼ぎも兼ねています。
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つづく
休みになると雨という悪循環から
開放され
6月遅くに谷川連峰の西端
平標山(1983.7m)に
登りました。
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初めての2000m級として
数年前に登って
今回が3回目になります。
8月>10月>6月
初めて花の多い時期に登りました。
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自宅から近く
早めに到着したので
駐車場の車はまだ半分以下です。
今回から増えたり変わったりした
アイテムが3つあります。
*
ザックが壊れたので
軽くて
背中が涼しい日帰り用のもの
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五頭山で欲しいと思った
防虫ネット
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車のタイヤをエコタイヤに
タイヤは
車の直進性が増し>正解でした
残りの2つはこれから答えが出ます。
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7時35分出発
今のところ空は曇っていますが
天気予報で
湯沢町の日中は晴れ
に期待しています。
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登山口は草が刈ってあり
歩きやすいようになっています。
その分
花は期待できませんが
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所々に
弥彦山ではよく見かける花が
咲いていました。
写真は気に入ったものだけにします。
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ヤマツツジ
アカモノ
黄色いニガナ
(タカネニガナ?)
タニウツギ
エンレイソウ
ツクバネソウ
ガマズミ
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鉄塔を通過
今日は花の写真を撮りながら
進んでいるので
ゆっくりですから
休まないで行きます。
5-6人のグループが休んで
お腹を満たしていました。
朝ごはんでしょうか?
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地元の花はまだ続きます。
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カラマツソウ
シオデ
マイヅルソウ
クサイチゴ
ウラジロヨウラク
*
少し見慣れぬ花が見えます。
ツマトリソウ
ベニサラサドウダン
昨夜の雨が水滴になって
花を潤しています。
その分
登山道は水を含み
足を下ろす場所を選びながら
進みました。
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松手山が見えてきました。
このあたりからしばらく
高い木が少なくなり
虫が多くなりました。
足元は
アカモノがびっしりです。
雲は相変わらず晴れませんが
少し明るくなってきた気がします。
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松手山まで
1時間40分かかりました。
山頂は広くないのですが
10人くらい休んでいました。
さすがに
人気の花の山です。
今までとは
登山者の数が違います。
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つづく