山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

みくりが池・弥陀ヶ原ホテル@昭和33年8月の旅

2020-12-25 | 昭和時代の記録
6年前のみくりが池は、残念ながら
ガスで
奥にある紅葉の山が見えていません。

一時的に見える紅葉は一層美しい。

昭和33年にさかのぼり
雷鳥沢キャンプ場の近くにある
雷鳥荘

6年前の雷鳥荘
だいぶあか抜けしています。

みくりが池


本格的な登山に
子供を連れていくのは、まだ
珍しかったことでしょう。
お父さんの荷物が重そうです。
背景の山の形からして
立山高原ホテルの辺りだと思います。

今のホテルに
この建物の面影はないので
まったく関係がない建物かも?
手前に大勢の団体がいます。
服装が統一されているので
学校の行事かもしれません。
弥陀ヶ原ホテル

昭和31年開業なので
真新しい時期です。

写真は
他のネガが張り付いてしまったようで
御見苦しくなっております。
旗があがっているところが
昭和を感じます。祝祭日には
どの家も国旗を掲げていました。

デッキから大勢の人が
景色を眺めています。
ホテルの玄関

2枚の写真の張り合わせです。
右側の石柱に
弥陀ヶ原ホテルとありました。
現在の弥陀ヶ原ホテルは
当時の面影がそのまま残っています。

今年と来年(2020-2021年)は
新型コロナの影響で
閉館しているそうです。
できるだけ早く
元の生活に戻ってほしいものです。
以上で
昭和33年の旅のアルバムを
閉じることにいたします。
end

剣岳@昭和33年8月の旅

2020-12-20 | 昭和時代の記録
今までに見ることができた剣岳を3景
ご紹介します。
その1
白馬岳より剣沢と剣岳

その2
薬師岳より別山乗越の上に剣岳

その3
唐松岳より剣岳

遠くから見ても岩の殿堂:剣岳
雑誌に剣沢キャンプ場からの
剣岳の写真があったので

昭和33年にさかのぼり
ピッケルと一服剣・前剣

前剣の手前で
昭和時代も大渋滞


周辺の様子


剣沢とその奥に、立山。

前剣から撮った写真だと思われます。
今では危険個所には必ず
くさりが設置されていますが
恐ろしい絶壁

残念ながら
剣岳山頂らしき写真は
見当たりませんでした。
帰路につづく

剣御前小舎・剣沢キャンプ場@昭和33年8月の旅

2020-12-15 | 昭和時代の記録
6年前の別山はガスで何も見えず

大きな三脚を立てた人に声をかけると
私とほぼ同じルートで周ったので
剣は撮れていないとのこと。
朝は晴れていたので油断して
遠回りしてしまったのか?
せっかくのカメラと三脚が泣いている。
少し待ってみたが
ガスは全く移動する気配がなく
あきらめて先に進みました。
30分ほどで別山乗越まで下りると

ガスの中から剣御前小屋が現れ
一息つきました。

ほっこりとした手書きの看板

みんな同じ方向でいいのか?
と突っ込まれそう・・・
位置関係が分かりやすい地図

6年前は日帰りのため
雷鳥沢を経由して室堂に戻りました。
ここから
昭和33年にさかのぼり
剣御前小舎です。

奥が別山方向でしょうか?
城の石垣みたいな土台の構造が
今と昔であまり変わりませんね。
建物はずいぶん大きくなりましたけど。
剣沢キャンプ場

重そうなテントです。きっと、
一番の力持ちが運搬担当ですね。

キャンプの様子だけでは
この場所のすごいところが
伝わってきませんね。
周りの風景です。

この円周のような黒い土手は
現在もそのままあるようです。


キャンプ場から見上げる
剣岳

このアングルも人気のようで
たくさんの人が
画像をアップロードしているので
すぐにわかりました。
そして
剣岳に向かって進み
振り返った写真をパノラマにして

剣沢×剣岳は、どちらからでも
絵になります。
部分を拡大して
剣沢の中央に剣沢小屋

右端に、剣山荘

どちらも
ミニチュアハウスみたいに
シンプルにできています。
つづく

室堂平⇒立山@昭和33年8月の旅

2020-12-10 | 昭和時代の記録
久しぶりに
昔の写真整理を始めました。
今回は、立山方面になります。
私自身は6年前に登っていますが
昔の写真はネガ・写真ともに
撮った順番が分からないので
判別できないものがたくさんありました。
おおよそ、私が登ったルートに沿って
ご紹介いたします。
旅の始まりは
立山室堂山荘からです。

室堂山荘のサイトに
歴史を紹介したページがあり
昭和40年の建物の写真がほぼ同じ形状でした。

(6年前の様子)

8月なのに雪が多いですね。

雲で全体が見えないのですが
奥の山は雄山だと思います。

一の越へ向う途中で
振り返って・奥大日岳

(6年前の様子)

ナナカマドの紅葉が
ちょうどのタイミングでした。
一の越から雄山への急登にて
見下ろした一の越山荘


ぼんやりしてますが
入口の上に大きな漢字で
一の越山荘
と書かれています。
(6年前の様子)

立山・雄山山頂

(6年前の様子)

変わりありません。
場所を特定することができませんが
雰囲気から
雄山の近くではないかと思います。

大汝山・富士の折立に向かう途中?

別山付近から
雄山・大汝山・富士の折立

(6年前は雲が出て写真は撮れず)

つづく