山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

八海山の9合目に至る道@新潟百名山№10+

2012-08-29 | 〇新潟100名山(中越)
1年ぶりの八海山です
道の写真が
たくさんあったので
シリーズにしてみました。
獣道を連想させる
細い道

管のように
道の周りは木に覆われています。
ほぼまっすぐ
山頂に向かいます。
所々に
アルミのハシゴが
アシストしています。

見上げると
女人堂がありました

道端には
アカモノの実が
じゅうたんの模様みたいです。


草原の
脇を通る道は
土が露出し緑がありません

長い鎖場

草むらに石仏

を過ぎると
薬師岳


この先下って登れば
すぐ
山小屋

山小屋が9合目

つづく

弥彦山 2012夏 温度計

2012-08-28 | 弥彦山の足跡 7・8月
小さいデジタルの温度計を買ったので
弥彦山に連れて行きました。
最近
小物は目立つ色が好みです。
見当たらなくても
探すのが楽だからです。
商品名
熱中症注意表示つき目覚まし時計
発売元
セイコークロック株式会社
温度の表示のほうが大きいのですが
目覚まし時計だったんです。
さすがにセイコーさんです。
ヌスビトハギ
豆科の多年草
アジア東部の温帯から亜熱帯に広く分布し
山野の林下に生える
半月の形をした実が2つずつ
つながって生ることから
ぬすびとの足跡に見立てた和名

実は衣服に付着して
目に留まることが多いのですが
花はとても小さくて可憐な植物ですね
ヤブラン
ユリ科の多年草

我が家の庭にも咲いてます
ソバナ(蕎麦菜)
キキョウ科の多年草
東アジアの温帯に分布する
ソバというのは山のガケのこと

花は下向きのききょうですね
ツリガネニンジン属です
カワラナデシコ
ナデシコ科の多年草
日本各地の山野に広く分布する
単にナデシコとか、ヤマトナデシコ
とも呼ばれる

淡い花の色ですが
山では目立ちます。
日本に野生する草花のなかで
最も美しいものの1つで
古くから秋の七草に数えられている
キンミズヒキ
バラ科の多年草
ヒマラヤから東アジアの
暖帯・温帯に分布する

穂を金色の水引に見立てた和名
実にはかぎのようなとげがあり
衣服などによくつく
ヤマハギ
マメ科の落葉低木

それでは、暑い日に持参した
6合目の目覚まし時計

涼しい風が通り過ぎ
見る見る温度が下がっていきました。
まだ下がりそうでしたが
運動の持続性のため
この辺で手を打ちました
山頂の目覚まし時計は
石の欄干に置いたら
どんどん温度が上がるので
あわててシャッターを切りました
<画像消失>
山頂は日当たりがよいので
温度は高いようです。
帰りに
森を出るところでも27℃台だったのに
車の近くでは、あっという間に
30℃超えでした
森の中は
天然のエアコンが稼動しています

庭の花 2012-8

2012-08-22 | 庭の花+花のまとめ
長岡祭りの花火大会も終わり、
昨日は夜遅くまで
車が渋滞していました。
我が家の夏
庭にかわいい花火が咲きました。
サルスベリ(百日紅)
ミソハギ科の落葉高木
中国南部原産といわれ
江戸時代初期に日本に伝えられた
和名のサルスベリは
木肌がすべすべしていて
猿も滑り落ちるという意味であるが
実際には
猿はらくらくと登るらしい
<木肌>

この木は幹が枯れてしまい
木肌はすべすべしていません。
根元から枝が伸びて
花が咲きました。
<花>

右側の枯れかけている花が
花火を連想させます。
線香花火
ひととき
暑さを忘れさせてくれる
ありがたい遊び
子供の笑顔が思い浮かんできます
猛暑の続いたこの夏も
立秋を過ぎて
一段落

1本の朝顔から
たくさんの花が咲いた。
ミニ薔薇

花は直径1cmにも満たないが
花の数が多いので近寄ればわかる
これが薔薇?
毎年雑草に隠れて
ひっそりと咲いている
一人前に棘もある
ききょう
キキョウ科の多年草
日当たりのよい山野に自生し
東アジアの温帯に分布する
秋の七草

アスター
キク科の一年草
中国北東部の原産
エゾギク・エドギク・チョウセンギク
などの呼び名もあり
ノギクの類の属名である

盆休みも終わり
酷暑もピークを過ぎたようです。
今日は出かけた先で
激しい雷雨に見舞われました。
サギソウ
らん科の多年草
本州・四国・九州の日の当たる湿地に生える
見た目がそのまま和名になった

親子

満員電車

リアトリス
キク科のユリアザミ属の属名
北アメリカ原産で30種が知られている
耐寒性の多年草

夏咲く花には珍しく
いつまでも咲いている
がんばってるなぁ
シュウカイドウ
(秋海棠)
昨年掲載済み
“秋”が名前についている
今年も咲きはじめた

ヤブラン
ユリ科の多年草
昨年掲載済み
これは葉が緑1色のもの

end

日本二百名山 二王子岳@新潟百名山№8

2012-08-14 | 〇新潟100名山(下越)
新発田市民のふるさとの山
飯豊連峰の展望台
二王子岳
標高1420.1m
歩行距離11.0km
高低差1205m
標準時間 6時間
昨年6月に
少し足を延ばして
新潟市から近い山
二王子岳に登って来ました。
この山の所要時間が
地元のある登山ツアーの
脚力の目安になっています。
二王子神社の奥の登山口を
9時頃出発。

はじめは大きな杉の林の中
沢沿いの穏やかな道です。
山が
わざわざよく来た
この奥に絶景があるよと
出迎えてくれているようでした。
20分ほどで登りが急になり
林の中を高度を上げて行きます。
それでも
1合ごとの道標やいくつかの神社が
励ましてくれます。
油こぼしと呼ばれる急坂を過ぎると
花が出迎えてくれました。
 シラネアオイ  
 
ヒメサユリ  
 
ここから30分ほどで山頂です。
急登が続く山の山頂付近は
なだらかな山道になりました。

この日は地元の人が多い感じ。
山頂はある程度の広さがあり
らくらくと昼食をとることができます。
飯豊連峰の展望図を何度も見ましたが
名前のついた山があまりにも多く
とても覚えきれません。
実際に歩けば違うのでしょうが。
青春の鐘という鐘がありました。
立派な2本柱の梁に取り付けられて
存在感満点ですが、
いわれは何なんでしょう?
前方中央は飯豊連峰の主脈縦走路。

少し右に
飯豊山と飯豊連峰最高峰の大日岳
が見えます。
 
残雪の白と山の黒がまだらとなり
近寄りがたい神秘さを
感じさせてくれます。
帰り道に残雪と飯豊連峰  

登山道は整備されており
標高の割りに
登山道の高低差が大きいので
もっと近ければ
トレーニングによいかも
<訂正>
修行によいかも
広辞苑より修行とは
精神を鍛え、
学問・技芸などを修め磨くこと
また、そのために諸国をめぐること
登り3時間
下り2時間10分
当日の歩数:24121歩
end

弥彦山 2012-8 盛夏

2012-08-03 | 弥彦山の足跡 7・8月
全国的に暑い日が続いています。
庭の花や畑の作物も成長を止め
夏休みに入ったようです。
昨日と今日、長岡祭りの花火大会が
開催されています。
夏の弥彦山で
印象的な花はあじさいです。  
里のあじさいが枯れる頃の
真夏に咲いています

9合目から山頂までの道の両脇に
毎年、咲き誇っていますが、
今年は早めに剪定されてしまい、
さみしい感じになっていました。
 あじさい
ユキノシタ科の落葉低木
初夏の頃、枝先に紫色の多数の花が
クスダマのように集まって咲く。
ヤマユリ
ユリ科の多年草
本州中部以北の丘陵地、山地に自生する  

オオウバユリ
ユリ科の多年草
種が発芽してから花が咲くまで
10年くらいかかるらしいが、
花をつけた株は一生を終える
しかし、その脇に子株が育っている
<つぼみ>

 <開花>

アキカラマツ
キンポウゲ科
花の形が
カラマツという木の葉に似ている
のでついた名前  

ダイコンソウ
バラ科の多年草
北半球の温帯から寒帯にかけて
およびアンデス地方にも分布する
日本各地の山地・林間にふつうに見られる  

イヌトウバナ
シソ科の多年草
花穂の形が塔に似ていることから
ついた名前

オトギリソウ
オトギリソウ科の多年草
日当たりのよい草地に普通に見られる
ここ弥彦の花は小さいようです

ヒメジョオン
キク科の多年草
北アメリカの原産であるが
今日では、全世界に雑草として広がる
日本の都会では
後から帰化した同属の
ハルジョオンの方が優勢である  

弥彦山は
山頂でもあまり気温は下がりませんが
6合目の橋の上は
直射日光がさえぎられ
涼しい風が通り抜けるので
今年もお気に入りです。
end