深田久弥さんの
日本百名山より
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草津白根山は絶頂を極めて快哉を叫ぶといった山ではない。
顕著な頂上らしきものもない。火口をめぐり一高一低の稜線が
連なっていてその最高点が頂上とは言うものの、この山の特色は
頂上よりもむしろ断崖をなした火口壁や火口湖の妙にある。
火口湖は三つ並んでいて、中央の一番大きいのは湯釜と呼ばれ
白濁した碧色の水をたたえている。その色が実に美しい。
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その当時は
湯釜を一周できたようですが
今はガスが多いので
遠くから眺めることしかできません。
そして
草津白根山と本白根山も
その山頂に立つことはできません。
これが
俗っぽくなるのは避けられないという
深田さんの杞憂に対して
山が考え出した
解決策なのかもしれません。
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白濁した碧色の湯釜
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/de/5705fd542b419b27f18cd04e9fef5932.jpg)
遠くからしか見れないけれど
言うことなし
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左から
本白根山の山頂・から釜・展望所
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/14/f50f5728b6826aaf0ec437243bc25f83.jpg)
反時計回りが基本みたいです。
皆さん同じ方向に回っていました。
一方通行ではないようですが。
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本白根山展望所の先に上州の山々
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/20/5bc746260c2cea90305db31b1e189292.jpg)
梅雨時ですから
霞んでいます。
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展望所の大きな岩を見上げると
この日も?
ツアー客を乗せたバスが多く
関西弁風の中高年女性たちが
かしましくおしゃべりをしていました。
(国籍は日本だが出身地は不明)
聞いていないのに
声が大きいので
聞こえてきます。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/9e/7b549b8bc07618dd824af829d50b7e56.jpg)
クラブツーリズムは1部のツアーだから
ウェアがカラフルだし
列がきれいな等間隔で
おしゃべりもしない
わたしら2部だから
列はバラバラでおしゃべりし放題
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b7/3ba4bec84b91f744c22bb34b114ec9f8.jpg)
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展望所で昼食をとり
団体さんをやりすごして
少し静けさが戻りました。
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浅間山から湯の丸山まで
山のテッペンは雲に隠れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/30/7c39a3b7f2a82056021ac41ef0ecd174.jpg)
他の山が見えますから
よしといたしましょう。
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穏やかな散歩道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/f9/dd341c55a705e3e34c0c0b6ef9109eb7.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/9f/95d1e89e9b7a12ff22e7252323e4f3cd.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/49/659707c10cc3873109ef1139efc6eb38.jpg)
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この日の主役は
カモシカの親子です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/af/8cbb65f7d9027f1140ff9f11433b3878.jpg)
から釜の中央でのんびりと
食事中
みんなの注目の的でした。
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鏡池のほとりに
カラフルなツアー客が
静かに休んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f6/ce37e8b0537bb3816c3dbc2a31b5d466.jpg)
絵になるツアー客は初めてです。
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草津白根山越しに見える横手山山頂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/c3/a22165d1cfc66cbe5a87c4f98e6708ba.jpg)
写真左の
レストハウスから上る道は
立ち入り禁止でした。
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来る途中・帰りの道中の景色に
つづく