山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

はじめての3000m級・日本百名山 木曽駒ケ岳2

2012-01-03 | 01木曽駒ケ岳(秋)
乗越浄土からは
所々に岩場もありますが、
おだやかな登りになります。
 
それでも
横顔に見える岩や
 
景色を眺めながら
8:50
ゆうゆうと山頂に到着しました。
 
360°の絶景
頭上に雲1つなくなり、
日本中が見渡せる気分です。
ただ、
初心者なので、
見えている山の名前が
さっぱりわかりません。
 かろうじてわかったのは、
木曽御嶽山。
 
単独峰では富士山に次ぐ日本2位の高さだそうです。
稜線が美しい。
 
遠くに富士山も見つけました。
空木岳・南駒ケ岳

乗鞍岳・笠ヶ岳

あまりに早い登頂。
おなかもすいていないし、
帰りのロープウェーが込みます
とアナウンスされていたので
1時間ほど
景色を堪能してから
戻ることにしました。
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帰り道の宝剣岳。
 
登る気はなかったのですが、
せっかく来たので近くまで行ってみますか。
手前に腰をかけた先輩がいて、
圧倒されて動けないように見えました。
* 
登り口まで行き、まごまごしていると
下りて来る人に
登ってみれば大丈夫だから
と声をかけられましたが
恐怖が先にたちます。
初心者ですから。
写真を撮って退散。
見上げてみると
 
 見下ろせば
絶壁
  
ベストシーズンだったので、
お昼には下山することにしました。
下りのロープウェーも並ばなければ下りられません。
半日の滞在でしたが、
やはりここにしてよかった
と思いました。
* 
皆さんが写真を撮っていた場所から
千畳敷カール
 
やけに空が青く撮れました。
中央やや左のとんがりが宝剣岳です。
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宝剣岳を除けば初心者大歓迎。
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駒ヶ根は
ソースかつ丼ののぼりが
たくさん立っていましたが、
前日調達したおにぎりで満腹。
結局
食べられませんでした。
新潟市にも
ソースかつ丼なるものがあるのですが、
甘辛醤油ダレなので
駒ヶ根のものとは違うようです。
 おわり

はじめての3000m級+日本百名山 木曽駒ケ岳

2012-01-02 | 01木曽駒ケ岳(秋)
谷川連峰の平標山・仙ノ倉山で
2000m級を経験した
翌年
2500mを飛び越えて
3000mに挑戦することにしました。
 どこにしようかと
日本百名山の本を購入し、
悩んだ末に出した結論は
木曽駒ケ岳です。
ルートに難所がある山は避ける。
山小屋には泊まらない。
絶景がある。
という条件で選んでみました。
* 
もちろん
2600mまではロープウェーを利用します。
そこには、いきなり絶景が広がります。
千畳敷カール。
絶景っぽい名前ですね。
季節は秋
紅葉の景色を見てみたかったからです。
しかし
紅葉の時期の駒ヶ根周辺のホテルは
想像以上に出足が早かったので
早めに準備するつもりが
やっとのことで予約がとれました。
10月のよき日に
新潟県長岡市のインターチェンジから
高速道路で280km
駒ヶ根インターまで
休みなしなら
3時間半のドライブです。
この日は移動のみなので
妙高インターで
秋の妙高山を1枚。
 
余裕でホテルに到着し
翌日の食料と飲み物を調達。
ホテルの近くの明るい雰囲気のカフェで
夕食をとり
翌朝1番のロープウェーに乗るつもりだったので、
早めの就寝。
* 
山に出かける人の朝は早い。
ロープウェーに
一番乗りするつもりはなかったけれど、
想像以上の車と人。
ロープウェーもいつもより?早くから動いています。
8分の空中散歩

 黄葉
 
 紅葉 
 
 ロープウェーを降りれば
そこはもう
千畳敷カール。
山に登らない一般客も大勢でした。
登山カードを書き
手袋を持っているかと聞かれ
7:26出発。 
 
眼前に見える急坂は高低差400mくらいでしょうか?
登りはじめはこんな感じです
 振り返ると

だんだん
左に迫ってくる岩山が
宝剣岳。

 3000m級なんだから大変だろうと
思って登っていったのに
高低差が少ないからか?
高度を感じることなく
息苦しさもなく
8:5には八丁坂の急坂を登りきり
乗越浄土に到着。
振り返れば
 
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つづく