山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

富士山@昭和34年8月登山(2)

2018-12-19 | 昭和時代の記録
前回の記事で
本栖湖ではないかと書いた
この湖は
河口湖でした。
訂正してお詫びいたします。
撮影した場所は
天上山展望台(標高1075m)。
ロープウェーが昭和347月に開業し
気軽に上れる山になりました。
天上山は昔話のカチカチ山の舞台とされ
たぬきが泥舟で沈んだのが
河口湖なのだそうです。
昭和46年に河口湖に架かる
河口湖大橋が完成しました。
最初は有料道路でしたが
今では無料開放されています。
天上山から見ると
ネックレスのようにアクセサリーとして
河口湖の風景に馴染んでいます。
845日の夏祭りのとき
ロープウェーはナイター営業されて
花火を見ることができるようです。
混雑は覚悟する必要がありますが
それでも
見てみたい気がします。
富士登山の前後で利用したと思われる
懐かしい形状の
富士五湖遊覧バスです。
まだ、大きなガラスを
曲げる技術がなかったため
フロントガラスが4枚に分かれています。
車内から運転席前方を見たところ 
今ではあまり
見かけなくなりましたが
運転手の席を
鉄パイプで仕切っています。
混雑時の安全対策でしょうか。
end

富士山@昭和34年8月登山(1)

2018-12-08 | 昭和時代の記録
ブローニーのネガを
デジタル化したいので
手間をかけずに
すべてを外注してできないかと
カメラ屋に何回か相談に行ってみたら
見本に持っていった数本のネガを
全部デジタル化するように注文すると
2万円以上になることが分かり
それなら
フィルムスキャナを買って
自分でやるしかないかと思い
フィルムスキャナを調べてみると
ブローニーが読み取れるものは
数種類しかありません。
その中で一番安い
キャノンのスキャナを購入し
試しに
富士山の写真をデジタル化してみました。
どこかの駅前のバスターミナルと
富士山

廃業した本栖ロッヂに宿泊したので
この湖は本栖湖でしょう

登山口の辺りだと思う

以下、サングラスを
着けてもらいました。
八合目太子館

現在の八合目太子館

鳥居だけしか映っていないが

たぶん今では

吉田ルートの山頂と言われているところ

 
富士山頂の標柱
木製のようで
寄りかかると折れそうです。

この画像はネガがなくて

写真をコピーしたものです。
お鉢のまわり

8月ですが
けっこう雪が残っています
お鉢のまわり・その2

前の写真の右端に
山小屋が見えます
(拡大すると)

丁重に保存されていた訳ではないのに
そんなに汚れもなく
昔の写真としては
鑑賞に堪えられそうです。
引き続き
昔の山旅を紐解いてみます。
end