山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

初夏の五頭山と元気な虫の戯れ@新潟百名山№12

2013-05-31 | 〇新潟100名山(下越)
ありがたいことに
弥彦山は夏でも半袖で登れます。
虫が少ないからです。
五頭山に来たこの日は
晴れて暑かったけれど
初めての山ですから
ちゃんと長袖でやって来ました。
季節によるのかこの日は
団体さんには合いませんでした。
すれ違う登山者は
一人か二人が多く
年齢層も幅広く
若い方も多いようでした。
長助清水で一息入れてから
登り始めると
再び自然に近い山道です。

20分ほどで前方が開けて
こんもりとした丸いピークが
見えました。

三ノ峰コースですから
あれが三ノ峰でしょうか。
樹木に包まれて
展望は期待できません。
山を登るにつれて
大きな岩が現れ始め

顔の周りに
虫が寄ってくるようになっていました。
動いていればよいのですが
足を止めることができません。
息をするのにも気を使います。
ほんの少しの残雪を超えて

長助清水から40分で
三ノ峰に着きました。

出迎えてくれたのはお不動様。

少し広くなった道の脇に避難小屋があり
柱にくくりつけられた温度計は
約23度で
高度が上がった割りに
暑いなと感じたのは
気のせいではなかったようです。
ここには少し休んでいる人たちがいて
ようやく
人気の山の雰囲気になってきました。
避難小屋の左の道は五ノ峰とありましたが

虫にせかされて
山頂を目指し
一ノ峰・菱ヶ岳方面に進みます。
三ノ峰からの尾根道を進むと
虫除けのネットを被った登山者が
多くなってきました。
タムシバの大きな白い花が
たくさん咲いていたり、
イワウチワの群落や

元気なミヤマカタバミも
見ることができました。

程なく
左に分岐する細い登り道があります。

どこに続くのか
標識もないので判りませんが
狭いけれど大勢が通ったようなので
曲がってみました。
その先が二ノ峰で、
先客2名さまがいました。

うーん
広くはないが
360度のパノラマが広がります。
菱ヶ岳とその奥は白山

新潟平野と弥彦山・角田山

五頭山の一ノ峰・前一ノ峰

絶景に比例して
虫もいっぱいです。
まだ山頂ではありません。
分岐点に戻り、先に進みます。
つづく

五頭山の魅力?とりあえずgo@新潟百名山№12

2013-05-29 | 〇新潟100名山(下越)
角田山で
里山の魅力に目覚めて
あちこちの山が目覚める前に
ご近所の名峰を探索しようかと
やってきたのは
五頭山
標高912.5m
田中澄江さんの
元祖・花の百名山に入っています。
WEBで見た数字ですが、
新潟屈指の登山者数=年間10万人
登山者数は多いようです。
比べてみるとすれば
富士山は20万人(推定)
角田山は15万人(推定)
春の角田山も人気あります。
新潟市内から車で40分ほどで
登山口のひとつ
ドングリの森キャンプ場へ。
いろんなルートがあるようですが
今回は最短の
三ノ峰から山頂へ登る道を
往復することにしました。
駐車場は
お隣の菱ヶ岳登山口の近くにあります。
縦走ルートもあるようです。
これから登る
小さい女の子を連れた年配の方に
時間はどのくらいかかりますか
と聞くと
大人の足で2時間くらいだそうです。
出発が遅く
もう少しかかると思っていたので
少し気が楽になりました。
そこから少し車道を登って
スキー場コースと三ノ峰コースの
分岐点に案内標識があります。

左下のピンク色の花は
タニウツギです。

この先に
もっと大きく育った木があり
たくさんの花が咲いていました。
色が濃くなった藤の花を見上げ
ドングリの森キャンプ場は
すぐに現れます。
登山道は
その入り口で案内板があり

左に曲がって
いきなり急な階段です。


地図は菱ヶ岳までの周回ですが
この日は五頭山へのピストンです。
ツクバネウツギとヤマツツジが
登山者をやさしく出迎えてくれます。
コバノガマズミの白い花の下に
小さなイワカガミが咲いていました。
さすがに
元祖・花の百名山です。
登山口から15分くらいの間に
急な登りを忘れさせてくれる
いろんな花が咲いています。
20分くらい階段を登り続けると
木のチップを敷き詰めた
整備された平らな道になります。

長さはさほどないのですが、
階段が続いたのと
周りの新緑の美しさに
ほっとする時間。
ミツバツツジの薄紅色の花が
新緑に映えます。

のんびりできるのは
この10分くらいでしょう。
再び角度が急になりますが、
ここからは階段ではなく
人が歩いたからできた道で
ところにより丸太で
土が流れ落ちないように
段を作ってある程度の
山道になります。

石がゴロゴロしていないので
歩きやすい道です。
登山口で話した小さい子に
やっと追いつきました。
何年生ですかと聞くと
4歳だそうです。
この登山道は
大きな段差が少ないので
小さい子でも
ある程度のスピードで登れる
易しい道です。
ミツバツツジや椿の花が咲き
イワカガミも花が大きく
たくさんついた株が見られます。

木の根が這った道の先に
木々の緑が少し空いて
日が差し込んでいます。


登山口から1時間で
長助清水に到着しました。
ベンチもあり
一休みにちょうどよい時間です。

ここまで
追い越したのは
小さい子とそのおじいさんだけ。
皆さんスピードが速いみたいです。
つづく

弥彦山 2013-5 下旬

2013-05-28 | 弥彦山の足跡 5月
弥彦山の
草木の写真を撮り始めてから
種類が通算で100を超えました。
名前のわからないものや、
きれいに写真が撮れなかったものも
ありますから
弥彦山が
たくさんの命を育んでいるのを
改めて実感しました。
ムシカリ(オオカメノキ)
スイカズラ科の落葉小高木
日本各地およびサハリン、千島などに分布し
やや高い山地に生える

コバノガマズミ
スイカズラ科の落葉低木
福島県以南の日本各地・朝鮮半島・中国などに分布し、
普通、日当たりのよい丘陵や山地に生える

オダマキ
キンポウゲ科の多年草
鉢植えや切花に栽培される
本州中部以北に生えるミヤマオダマキが
原種とも考えられる
 

放送局の管理地に咲いていましたから

純粋な野生のものではない
かもしれませんが
栽培されている形跡はありません
タニウツギ
スイカズラ科の落葉低木
北海道と本州の日本海側斜面の山地に生える
庭園でもしばしば観賞用に栽培される

シオデ
ユリ科のつる性多年草
アジア東部の温帯に広く分布し
日本各地の山地や林縁に自生する

焦点が合わせにくい花です。
アケビ
アケビ科のつる性の落葉低木
山地に普通に生える
雌雄異花
果肉は甘くて食用になる
若芽も食用とし
つるで籠などのあけび細工をつくる

近寄れないところにありましたが
たぶん、アケビでしょう
既に掲載済みですが
花がきれいに撮れたもの
ユキザサ


里見の松の近くに
たくさん咲いていました
ラショウモンカズラ

ツクバネソウ

クルマバソウ

小さい花ですが
9合目に群生して咲いていました。
ユキグニミツバツツジ

不思議な生き物がいました
大きさは2~3mm
蟹のような
真っ赤な色をした生き物です
足が8本以上あるので
蜘蛛やダニではないでしょう
何でしょうか?

end

庭の花 2013-5 初夏

2013-05-26 | 庭の花+花のまとめ
春から初夏に
季節が変わろうとしていますが
庭で
新顔の花を2つ見つけました。
シロバナハンショウヅル
キンポウゲ科のつる性落葉低木
シロバナとあるが
咲きはじめは薄緑色である


ハンショウヅルは
本来紫色だそうです。
ムスカリ
(グレープヒアシンス)
ユリ科の多年草
ヨーロッパ中部、小アジア地方原産。
・・・地中海とエーゲ海・黒海んい囲まれた
西アジアの半島地域・・・
ヒアシンスに似ているが
葉はずっと細く、花序も小さい。

ご近所の庭にも
たくさん咲いていました。
色が鮮やかで人気があるようです。
以下
カメラテストで撮った写真ですが
リアルに撮れたので
よろしければご覧ください。
いちご

すずらん

二重の水仙

色が現物に近くなってきました。
end

弥彦山 2013-5 中旬

2013-05-20 | 弥彦山の足跡 5月
弥彦山で
ずーっと気になっている植物があって
ここのところ
日本海側の裏参道を登っています。
それが何なのか判ったら
ご報告いたします。
そのせいか
今まで気がつかなかった植物の
写真がたくさん撮れました。
ニシキゴロモ
シソ科の多年草
日本各地の山地に生える
葉の裏側からほんのり紅みがさして
美しいことから錦衣の名がついた

シャク(杓)
セリ科の多年草
旧大陸の冷温帯に広く分布する
日本では各地の山中の湿った谷間などに生える
古代から山菜として親しまれる
白く小さな花びらは1つだけ
少し大きい

センボンヤリ(千本槍)
キク科の多年草
東アジアの暖帯および温帯に広く分布する
日本全域の日当たりのよい山地や丘陵地に生える
春と秋に異なる特徴の花をつける

ツクバネウツギ
スイカズラ科の落葉低木
本州・四国・九州北部の山地に多い
5個の大きなガク片が花後も残存して
羽根つきの羽に似ている
また
木の形がウツギに似ていることから
名前がついた

オドリコソウ(踊子草)
シソ科の多年草
路傍や藪陰に多い
花の形が笠をつけて踊る人に似ている

クサイチゴ(草苺)
バラ科の小低木
山野の疎林中に見られる
花びらはしおれているように見える
果実は球形の複合果で
赤く熟して美味である

ルイヨウボタン(類葉牡丹)
メギ科の多年草
ボタンソウともいう
葉の形が牡丹に似ている
温帯山地の深い森林中に生える

シャガ(射干)
アヤメ科の常緑多年草
湿った山林の斜面などに群生する
アジア東部温帯に分布し
日本に自生するのは
中国原産の帰化植物である

ツボスミレ
スミレ科の多年草
アジア東部に広い分布をもち
日本各地の山野や人家付近の
やや湿ったところに普通に生える
柱頭の形が僧侶のもつ如意に似ているところから
ニョイスミレともいう

スミレ
花が大きいのですが
オオタチツボスミレとは色が違いますし・・・
(調査中)

フジ(藤)
マメ科のつる性落葉低木
北海道を除く日本各地の山野に広く分布する
一つ一つの花が見えるように
撮ってみました

クロモジ
クスノキ科の落葉低木
日本の暖地や中国に分布する
山野に普通に生える
雌雄異株
果実は球形で熟すると黒くなる
樹皮に生ずる黒い斑点を
文字に見立てて黒文字と呼ばれる

小さくて白い花が多い季節でした。
葉の緑も濃くなり
もうじき次の季節がやってきます。
end

弥彦山 2013-5 上旬

2013-05-13 | 弥彦山の足跡 5月
新潟は5月に入って
天候も落ち着き
ゴールデンウィークには
たくさんの人出がありました。
弥彦山に登って
気に入った写真が撮れたり
今まで気づかなかった
いくつかの植物の写真が撮れましたので
たまった写真が整理できなくなる前に
記事にいたします。
雲間から日光が射し
日本海の海の色が
印象派の絵画のようでした。

日本海に浮かぶ薄い雲が
若干
雲海のように見えました。

駐車場で遊ぶ
ミヤマカラスアゲハ
春バージョン
オス



駐車場の水溜りが
温まって気持ちいいのか
ゆっくり休んでいてくれました。
2m以上近づけませんでしたが。
フデリンドウ
緑の草の葉が増え
目立たなくなってきたせいか
最近は落ち着いています。

ニリンソウの中に
ひと際大きな白い花が咲いていました
イチリンソウ

新緑の初々しさが美しい
ミツバツツジの葉

ほとんどが
薄暗い場所に生えて
本当の色がわかりにくいのですが
やっと見つけた
日光に当たる
ウスバサイシン

鳥形山で発見され
半鐘の形をした花が咲く
つる性植物
トリガタハンショウヅル

今回はこのくらいで
またの報告をお楽しみに
end

県境の出羽街道にて3☆日本国@新潟百名山№11

2013-05-10 | 〇新潟100名山(下越)
日本国山頂で遅い昼食をとり
下山は蔵王堂登山口に向かいます。
蛇逃峠までは来た道を戻り
東屋から急な下りになります。
ときどき展望が開けて
タムシバが咲いていたり
朝日連峰や出羽街道を
正面に見ながら下ります。

*

木が少なく日当たりがよい斜面に
イワウチワが咲いていました。
葉の形がうちわに似ているので
名づけられたようです。

岩場に咲いていると
健気な感じがしますが
この先の林の中の道の脇では
ずっと
鈴なりに咲いていました。

蝶々と遊んだ場所だと思われる尾根と
逆光に
木々が春色に輝いていました。

ゆっくりしてしまったので
時計が気になり
山頂から40分で
蔵王堂登山口に下山しました。

登山口辺りはカラマツが植えてあります。
カラマツの植林は
一時的になされましたが
建築物に使うには
狂いが大きいので廃れたようです。
秋の黄葉が美しいと
説明板がありました。
山頂ですれ違った4人グループに
ここで再会し
2人が登山口近くの竹やぶに入って
何かを探しています。
早かったですねと声をかけられ
坂が急でしたからと答え
何をしているのか見ていると
筍を取っているとのこと。
最初はよそ行きの話しぶりだったのか
だんだん
イントネーションが東北の人っぽく
変わっていきました。
後で駐車場の車のナンバーを見たら
<秋田>
やっぱり、秋田の人は
人懐っこく明るいと勝手に思っています。
家にあるので
筍はいらないからと
別れを告げ先を急ぎます。
人家が見えると
外車みたいな
真っ赤な車が目を引きました。
落ち着いた街並みと好対照に
元気でいい感じです。
ナンバーが黄色なので
近寄ってみると
ダイハツの車でした。

 小俣宿では
道路を歩いている人は見えませんが
家の中から音がします。
ドリルで穴を開け
木槌でコンとたたく音です。
お分かりですか?
きのこ菌を丸太に打ち込んで
栽培しているようです。
家の前で作業をしている人がいたので
椎茸ですか→なめこです
販売用ですか→自家用です
何年くらいとれますか→7~8年です
忙しいのにお邪魔しました
田舎のシャイな会話です。
秋田人との会話はいいテンポなんですが
新潟人同士だと?
白い猫がくつろいでいます。

郵便局はここのシンボルみたいで
とってもレトロな外観になっています。

隣は保育所
その前にスクールバス待合所
子供の数も少なくなって
ここには
何人の小学生が暮らしているのでしょう。

最後に
日本国を見上げ

いにしえに栄えた街道も
いまは山に登る人が来るくらいで
この面影もいつまで残るのか
さびしさを感じながら
帰路につきました。
この日12,488歩
end

県境の出羽街道にて2☆日本国@新潟百名山№11

2013-05-09 | 〇新潟100名山(下越)
日本国の
尾根道で遊んでくれたもう一羽は
角田山浦浜コースで見た
ヒオドシチョウ
今回は近づくことができました。
 
胴体を覆う毛の色が美しい。
この辺りから
カタクリが見られます。

弥彦や角田で見た花畑が豪華だったので
忘れていました。
数が少ないことが普通だということを。
東の展望が開けて
白く輝く朝日連峰

出羽街道と小俣集落


昔から続く
山と関わる人の暮らしが
日本の風景の原点を見せてくれました。
この日は
ゆっくり写真を撮っていても
誰ともすれ違いません。
いるのは蝶だけ。
静かです。

左に
山頂だと思われるピークが見えて
もう少し進むと
東屋のある蛇逃峠(じゃのげとうげ)
に着きます。

ここの名前の由来はわかりませんが、
長岡市三島地区にある
蛇逃(じゃんげ)の滝は
水が多くて蛇も近づかないとか
蛇がクロネコに負けて近づかなくなったとかいう
説があるようです。
昔から
山や水と蛇は縁が深いのですね。
この日は出会いませんでしたが。
登山口から1時間10分かかりました。
山頂方向に進むとすぐに
県境の角柱があります。
ここから山頂までの道が
ずーっと県境です。
昨年の月山訪問以来
半年振りに越境です。
途中
山名の由来に関係ある
鷹待場跡の案内板があります。

今では
少し樹木が少なく
道が少し広くなっている程度の広場で
山の斜面が見渡せますが
鷹が生息できるような自然環境
かどうかは判りません。
蛇逃峠から山頂までは
20分弱。

厳しい登りもなく
すんなり山頂に到着しました。


先客は
4名のグループと
単独登山者1名でした。
ツアーバスのお客さんは見当たりません。
既に降りたのでしょう。
山頂も静かです。
ガイドブックには
粟島や朝日・飯豊連峰、鳥海山が
一望できるとありましたが、
樹木の間から見える場所はあるけれど
360度のパノラマという訳ではありません。
朝日連峰

5月5日が山開きの日で
登頂証明書の名称を
日本国征服証明書にしようとしたことが
クレームで
日本国登頂証明書になったそうです。
最近は日本も
あまり平和でなくなった
ということでしょうか。
山頂は広く
木製の展望台やりっぱな休憩小屋があります。


混雑した日は
写真を撮るのも順番待ちか?
日本海東北自動車道が
朝日まほろばICまで伸びて
便利になりました。
下りは
蔵王堂の登山口へ
つづく

県境の出羽街道にて1☆日本国@新潟百名山№11

2013-05-05 | 〇新潟100名山(下越)
日本国
新潟県と山形県の県境に位置する
標高555mの山です。
登山口のある旧山北町小俣地区は
出羽街道の宿場町で
芭蕉や出羽三山への信者が通りました。

<地図を時計回りに周遊します>
残念ながら
戊辰戦争でほとんどの家屋は
焼失してしまいましたが
当時の面影を残す街並みが
歩いて15分ほど続いています。
山の名前には
歴史をさかのぼる必要があります。
<現地の案内板から>
その1<飛鳥時代>
崇峻天皇の第一皇子:蜂子皇子が晩年
故郷飛鳥の方向を指して、これより先は
やまとのくに(日本国)と仰せられたという。
その2<江戸後期>
この山で捕らえた見事な鷹を
徳川十代将軍家治に献上したところ
天下無双な鷹だから、獲れた山を
日本国と名づけよと賞した。
小俣からの登山口は2つあり
一般的なルートである
旧小俣小学校から登ります。
敷地内に駐車場やトイレがあり
体育館やプールなど
建物には小学校だった痕跡が
残っています。



先客は
ツアーのマイクロバス1台と
愛知ナンバー1台・軽トラ1台
駐車場の反対側に乗用車がもう1台
程なく
畑仕事の道具を持って。
軽トラの持ち主が現れました。
春は
畑での仕事が多いですから
不思議ではないのですが
歩く姿が平均寿命に近いように見える
老夫婦でした。
二人とも一緒に生涯現役だなんて
うらやましい限りです。

登山口の鳥居の向こうは
植林された杉林が見事に整備され
山とともに暮らした
先人の勤勉さが見えるようです。

登り始めてまもなく
ラジウム清水という水場があります。

目や胃腸病に効能があるそうです。
清水の脇に
スミレとユキツバキが
出迎えてくれました。

植林された杉の林をしばらく進むと
雑木林になります。

少し展望が開け
タムシバのつぼみがあったので
かなり遠いが写真を撮りました。

感激するほどピントが合って
新しいカメラに期待が高まります。
30分弱で
ベンチのある松が峰広場に着きました。
<写真消失>
写真が少しゆがんでいる気がするのは
地面の形状のせいでしょうか?
ここには
ヤマザクラがちらほら咲いていました。

所々に
手書きの樹名板があり
墨で書かれたようなその文字は
学校の先生か書道の先生か
ていねいな筆跡でした。

杉林と雑木林が入り混じる登山道は
尾根道となり
何羽もの蝶が舞っていました。
黄色と黒の模様は
ギフチョウでしょう。
動きが早く
近くに止まらないので
写真に撮れませんでした。
もう一羽
角田山浦浜コースで見た
ヒオドシチョウ
今回は近づくことができました。

ブログの写真の
容量がいっぱいになりました。
つづきをお楽しみに
see you