揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>
筑波山山頂の
女体山のすぐ下の分岐を
つつじヶ丘方面へ下ります。
ここからは自分の脚で歩かないと
楽しめないコースです。
ロープウェーやケーブルカーから
眺めるという訳にはいきません。
下り始めは少し急坂です。
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10分しないうちに最初の奇岩
<大仏石>
お顔が少し下を向いて
その角度が大仏様を連想させます。
登って来られた方が、
これは
名前と形が今までで一番似ていると
感想を述べられていました。
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この先も所々で見えました。
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以下
奇岩がたくさんありましたので、
その一部を名称のみで紹介いたします。
どれも人間の身長の何倍もある
巨大なものです。
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<北斗岩>
2方向より
女体山山頂に登山者5名
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<裏面大黒>
2方向より
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<出船入船>
*
<国割り石>
*
<母の胎内くぐり>
*
*
<弁慶の七戻り>
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つつじヶ丘に到着し
駐車場がすぐ下に見えました。
春は一面につつじの花が咲くのでしょう。
今日はまだ準備中のようでした。
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バス停までの下山時間:約60分
駐車場には売店や食堂があります。
のぼり旗に誘われて
つい
店員さんに
今日は寒いですねと言われたのですが、
こちらは運動してきたので、
暑いくらいです。
いちごソフトクリームと迷った末の結論でしたが、
やはりいちごの方がよかったかなぁ
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最後の女体山withロープウェー
コースが変化に富み、
山頂がどこからでも見える
アドベンチャーランドみたいな山でした。
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売店で
ローズポークの肉まんがあったので、
帰ってから食べようと購入。
おいしかったのですが、
普通の肉まんとの違いがいまひとつ?
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やっぱり
みゆき茶屋さんのつくばうどんは
最高でした。
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電車移動を含めて
この日の歩数:18,366歩
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おわり
筑波山・御幸が原の
みゆき茶屋さんの壁は
山野草の写真でいっぱいです。
写真好きで花好きなものですから
店を一周して見せてもらいました。
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1枚も同じ種類の花がありません。
みなこの山で撮った写真だそうです。
どなたが撮られたのでしょうか。
きっと筑波山が大好きな人ですね。
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食べたものが落ち着いたところで
お店の入り口で
ご主人にあいさつをして
女体山へ出発します。
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すぐに小さな階段があり
振り返って
男体山を撮りました。
今日は1日曇りです。
明日からは雨の予報でした。
遠くの山に行くときは
季節も天気も希望通りにはなりません。
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先に進むと10分ほどで
セキレイ石に到着しました。
この石の上に
せきれいが止まって
男女の道を教えたということですが、
抽象的過ぎてわかりにくい。
別の話としては
男の神様と女の神様の縁結びをした
この方が身近な感じがします。
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すぐ脇のせきれい茶屋は
大口のお客さんでにぎわっていました。
どなたが
せきれいなのでしょうか。
中からにぎやかな話し声が聞こえます。
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ここからは
鉄塔の林と
筑波山の奇岩
ガマ石
などを経て
女体山山頂手前の広場に至ります。
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右が山頂・左がつつじヶ丘です。
山頂といっても
最後の急な坂もなく
到着しました。
なぜか
この写真だけピンボケです。
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女体山山頂から見る関東平野は絶景です。
少し引いたところから
山ガールに出演してもらって
足元の石がつるつる滑りそうで
怖いけれど、
へっぴり腰で前進します。
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犬は遠くまで見えるのでしょうか
1歩も動かず
えさを食べています。
狛犬みたいです。
あわてて写真を撮って退散しました。
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山頂の社の奥に
小さな橋が架かっていました。
天の浮橋
神界である高天原(たかまがはら)と
人々の生活する現世(うつしよ)を結ぶ
架け橋だそうです。
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その社から男体山を見たところです。
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次回は
つつじヶ丘編
ブログでは梅の花が
多くアップされるようになり、
雪国より早い春をうらやましく思います。
筑波山にも梅林がありましたが、
時間の都合で
見ることができませんでした。
バスから見えた看板には
紅梅5分咲きとあり、
少しだけ紅い花が見えました。
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さて
筑波山の山頂は
女体山とされています。
女体山のほうが標高が高いから
当然でしょうか。
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男体山と女体山は尾根道で結ばれ、
お互いの山頂が見える
遠からず、近からずの関係です。
しかし
同じ名前を持つ山にもかかわらず、
そこはまるで別の山のようでした。
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男体山山頂から下りて
御幸が原に戻ります。
昼食の準備をしていないので、
どこかに寄って行こうと思います。
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ケーブルカーの山頂駅は
サッシ?の窓に角がありません。
直営のお土産屋兼食堂もあったのですが、
今日はローカルな雰囲気を楽しみたい気分です。
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数軒の食堂が並んでいて、
1軒目はかわいい犬が看板です。
でも
1軒目には入りにくい><
その看板を通り過ぎると
3軒目に
おかみさんが戸をあけて
通る人に声をかけていました。
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引き寄せられるように
その食堂に入ってしまいました。
みゆき茶屋さんです。
先客は
4人組の山ボーイと
お一人様の山ガール。
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入って正面の窓に向かう席に腰をおろすと
山ボーイチームがにぎやかに、
ちょうど注文をするタイミングだったようで、
その会話を楽しく聞きながら、
私も同じものを頼みました。
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つくばうどん
900円
窓の柱にわかりやすい説明がありました。
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山ボーイチームから順番に
うどんが届きます。
おいしいの連呼を聞きながら
私も荷物やカメラのチェックをし、
順番を待ちました。
15分くらい待って出てきたのは
湯気まで写っています。
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具だくさんで何から食べようか迷います。
とりあえず
つくばのつ>>>つくねから頂きました。
ひとつひとつの具は
それぞれの味を主張しつつ
全体の調和がとれています。
ここで営業した長い年月が
隠し味でしょうか。
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おいしかった。
特に気に入ったのが
ローズポークのバラ肉でした。
肉の風味と甘味が
うどんのつゆにマッチしていました。
ご馳走様。
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私がつくばうどんをいただいているとき
隣のテーブルの
お一人様の山ガールが
うどんを食べ終わると始まる症状になったので
ポケットティッシュを差し出し
使ってくださいというと、
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私=花粉症なんです。
ティッシュも持ってますと
にっこり笑顔で断られました。
お一人様に声をかけるのは勇気が必要ですが、
笑顔に救われました。
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後編につづく
筑波山神社を過ぎると
案内標識の通りに進めば、
登山道とケーブルカー乗り場の分かれ道になります。
時刻は10時を少し回って、
山を登りきるとちょうど昼どきでしょうか。
神社とともに歴史を刻んだ樹木が
この先の深い森を連想させます。
登り始めは木の根が這って
少し歩きにくいようです。
大勢の人々が歩いた証でしょう。
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標識はほぼ等距離で設置されているようで、
自分の位置を確認することができます。
○合目になっていると
山登りにきたという雰囲気が出るのですが、
コースがいろいろあるので
このような表示方法になったのでしょうか。
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A2を過ぎると
登山道に石が多くなってきました。
この山は
場所によって地面の表情が変わるようです。
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A3を過ぎ、
神社から30分ほどで、
小さな広場があり、
中ノ茶屋跡と言われる所に出ました。
何組か休憩されていました。
その横にレールが見えます。
ケーブルカーのすれ違い地点のようです。
と言うことは
高さでは5合目と言うことでしょうか。
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ここから少し急坂になり、
階段が整備されています。
ケーブルカーはトンネルに入り
その上を横切って道が続いています。
登山道はずっと
大きな樹木が周りの視界をさえぎります。
杉が多いのですが、
プレートにもみの木と書かれた
古い木もありました。
このあたりは
山を横に移動しているようで、
登りはほとんどありません。
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中ノ茶屋跡から20分で
男女川に到着。
小さいけれど沢ですから
深い森に包まれた感覚になります。
看板には
この付近は男女川の水源地の近くです。
男体山と女体山の間を南下して
桜川に注ぐ清く澄んだ川です。
とありました。
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やがて
A6を過ぎると階段が始まり
御幸が原までの最後の急坂です。
階段の段差が小さいのはいいんですが、
足よりステップの奥行きが小さいので
かかとが不安定で疲れます。
少し空が見え始めると、
今は使用していないような建物が見え、
そこが、御幸が原でした。
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きょうは帰りも電車ですから、
あまり汗をかかないように
ゆっくり登ったので、
筑波山神社から80分かかりました。
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ここで道が分かれ
右が御幸が原、左が男体山です。
もちろん男体山山頂を拝むことにしました。
少し進むと
筑波山の地形についての案内板に、
疑問に思っていたことの答が書いてありました。
ちょうどよい休憩になりました。
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10分ほど階段を登り、
最後の岩場に取り付けば
男体山山頂です。
山頂には社がありますが、
ゆっくり休めるような広場はありません。
景色も曇天のせいか、
地味なものでした。
なぜか
狛犬が後ろを向いています。
この方角に何があるのでしょうか。
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3人組の山ガールに
写真を撮ってくれとお願いされたカメラは
大きなスマホでした。
シャッター音がポコっというので
面白い音ですねというと
みんなで大笑い。
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あとで振り返ってみると
これも筑波山の一つの顔だと思います。
ふつうに、深い森の中を
山に登ったという90分間でした。
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つづく
筑波山は日本百名山の中で
標高が一番低い山になります。
877m
∨
我がふるさとの弥彦山と
多くの共通点があります。
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平野の中にあり遠くから一目でわかる
双耳峰であること
ふもとに神社がある
万葉集に歌われている
ロープウェーで山頂近くまで行ける
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そんな訳で
気軽に出発しました。
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出発地は山手線秋葉原駅。
*
帰りの秋葉原駅では、有名な
秋葉原カレーパンの歌が聞こえました。
肩の力が抜けてきます。
特別な文化のある街です。
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さて
TXつくば線は初の乗車です。
新しい車両ですから
乗り心地はいいし、スピードもある。
たった45分でつくばセンター駅に到着しました。
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外に出ると
ちょうど筑波山行きのバスが出るところ。
駅前はまだ空き地もあり、
発展途上な感じでした。
*
駅を離れると
まもなく目的地が見えてきます。
弥彦山と同じように
平地のどこからでも見ることができます。
形状も似ています。
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駅から、
またまた45分で
筑波山神社前バス停に到着。
鳥居の前の電話ボックスの上には
筑波山の象徴が乗っかっていました。
案内看板も大きい。そして
持って歩きたいくらい詳しい。
駐車場の向こうは広がる大地。
東京の野菜畑といったところでしょうか。
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少し歩いたら
山門前のお土産やが開いてました。
食べ物の用意がまったくしてなかったので、
店を物色しましたが、
炭水化物はまんじゅうかお土産しかありません。
まんじゅうがバラ売りできるようなので
3個だけ購入しました。
温めることができるそうなので
お願いすると
1分もかからずにできあがり。
歩きながら2個いただき、
残りは非常食にしました。
まんじゅうは温めるに限ります。
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筑波山神社は
1度来たことがあるのですが、
あまり印象に残っていません。
歴史のある立派な建物です。
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左に進んで
この奥が登山道です。
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つづく
新潟に帰ってきたら、
家の屋根の雪がほとんど消えていました。
ここ数日暖かい日が続いたのでしょう。
でも、今日からまた雪マークです。
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東京都品川区のグリルエフ
に行ってきました。
思い出のハヤシライスの
面影を求めて
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歴史を感じる店構えです。
中に入ると1階はカウンター6-7席と
4人がけのテーブル席3席
そして
カウンターの前が厨房です。
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注文は決まっています。
メニューを持ってきた店員さんに
ハヤシライスとお願いしました。
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お昼の時間を少し外れたため
すぐに、厨房で肉とタマネギを
ソースで炒め始め、
かかった時間は5分くらいでしょうか。
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写真を撮ると了解を取り
できあがりはこんな感じです。
すみません。
画像が少し、ぼけてしまいました。
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ご飯にかけてみました。
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思い出の味とは
ソースの味が違いましたが、
肉のうまみとタマネギの甘さが
苦味の利いたソースで
ほぼ想像通りの味でした。
ごちそうさま。
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五反田駅前で
このお店の一角だけが
昭和の面影を残します。
時間があるので寄り道をしました。
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五反田公園
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桜の名所で
4月初旬には風景が一変します。
坂の下から見上げてみると
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坂の途中にある鉄棒しかない公園から
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坂の上から見下ろすと
周りはビルだらけですが、
桜の木の枝に
人の動きに動じない鳥が止まっていました。
日々変わる東京の中で
変わらないもの
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都会の中の公園に残された
わずかな自然
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五反田の駅前で、建築物の間から
東急池上線の車両が見えました。
ずいぶんスマートな車両になりました。
これは
変わったものの中に入れておきましょう。
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山用のザックを背負って
こんな写真を撮っている人間は
どういう風に見えているのかと考えていたら
これも
東京の風景の一部だったなあと思い出しました。
東京の人だったのは
遠い昔になりました。
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今回の旅の目的は日本百名山
筑波山
標高877m
その話はまた後日
お楽しみに
前巻機(ニセ巻機)から
ようやく動き出したO君。
歩みはのろいが
文句を言わず
歩調を合わせます。
毎回途中離脱では困ります。
おかげでのんびりと
山頂の風景を楽しむことができました。
山頂方向は雲がかかっていますが、
なんだかかやぶき屋根のような
昔話の世界が想像できました。
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ニセ巻機から45分で
坂を登った標柱の前の広場に着きました。
*
山頂と書いてありますが、
どうも奥(先)のほうが少し高いようです。
どっかり腰を下ろしたO君を置いて
少し先に進んでみました。
∨
最高点に続く稜線は
草原の散歩道のようでした。
涼しい風が通り過ぎます。
∨
緑のベルベットと
ルノワールの絵のような日差し
最高点は少し盛り上がった他より高いところ
という以外何もありません。
前方には、牛ケ岳。
上りに時間がかかったので
見るだけにしました。
遠くの登山者が小さく見えました。
うらやましい。
∨
ニセ巻機も穏やかな形状です。
帰りにはあの道を
登らなければなりません 。
∨
山頂で1時間を過ごし、
O君の回復を待って
下りることにしました。
∨
今日は
下から雲が次々湧いてくるので、
ほとんど空が見えなかったと、
何度も振り返りながら
ニセ巻機を通り過ぎます。
これで山頂がもう見えなくなると
最後に振り返ったとき
この青空がありました。
巻機山には青空がよく似合います。
また来いよと
言われたような気がしました。
∨
登りより下りのほうがひざに負担がかかります。
O君は階段を1歩ずつ踏みしめ
最後は牛歩のように、
やっとのことで登山口に戻りました。
山頂まで無理を強いたことを反省しつつ、
この後
O君の途中リタイアがなくなったことを
ご報告しておきます。
∨
所要時間はほぼ
越後駒ケ岳と同じだったと
記憶しています。
ただ
山頂の草原がすがすがしく
しんどいけれど
また登りたいと思う山でした。
∨
end