山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

お花畑から山頂まで@2度目の磐梯山

2017-04-02 | 02会津磐梯山(夏・秋)
1回目の磐梯山は夏でしたが
お花畑にも花はほとんど見られず
青い山という印象でした。
*
2016年秋の紅葉は
雨が多かったため、あまり
鮮やかではなかったかもしれません。

 それなりに華やかではあります。
山頂はガスっています。
柵がない絶壁の縁に近づき
恐る恐る見下ろすと
 
荒くれた石がのぞく茶色い火口壁と
緑の大地のコントラスト。
すぐ上の弘法清水は
ちょうど、昼食タイムで登山者が多く
名山にふさわしい賑わいでした。

 私も昼食休憩をしてから
山頂に向け12:30出発。
お花畑から見上げた通りの
急坂を真っ直ぐ上っていきます。

*

道幅がないため、団体さんも多く
すれ違いに時間がかかります。
太陽の光がないため
紅葉もいまひとつで
黙々と登りましたが
下りには晴れて、逆光の
オレンジ色が鮮やかでした。

*

登るにつれて紅葉も終わり
空が大きくなると、

岩だらけの山頂に到着です。 

1300
残念ながら、今回も
猪苗代湖は雲の向こうでした。 


櫛ヶ峰は名前の通り
クシの形に見えます。

上り200+休憩30
下り120
本日の歩数15,809
時間があれば
銅沼経由で火口壁を見上げるルートに
まわり道をしてみたかったのですが
次回への課題とします。
おまけ
こんなに赤い所もありました。

 end

八方台からお花畑まで@2度目の磐梯山

2017-04-01 | 02会津磐梯山(夏・秋)
二度目の磐梯山は朝、急に
思い立って出かけたので
1回目と同じ
最短の=八方台登山口コースになりました。
前回は山に登ることが唯一の目的で
ほとんど写真も記憶も怪しくなってきて
同じコースでも今回は
季節が秋に変わり
新鮮な気持ちで山歩きができました。
登山口到着は午前10時。
短時間で気軽に登れるコースは
紅葉の季節で
第一駐車場は満車でした。
前の週に登った飯豊の三国岳とは
対照的なにぎやかさです。
出発は10:30

雨が続いたせいか、山道は
春のようにまぶしい緑から始まりました。
 
20分ほど歩いて
硫黄の臭いがしてくると中ノ湯跡です。

少し進んでから
振り返って

大きめの石がころがる登山道は
樹木の蓄えた水分のおかげで
しっとりとした空気の中
緑豊かな林をコンスタントに上っていきます。



途中で何ヶ所か展望が開けて
足元に銅沼(あかぬま)が見えました。

樹高が低くなると山頂がのぞき
雲がかかっていました。

1140

お花畑への分岐を左へ進むとすぐに
展望が開けた台地状の草原になります。
 
櫛ヶ峰の右奥には安達太良山と鉄山

その間に
爆裂火口の・・・沼ノ平
つづく