山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

日帰りで最も遠く、最短の登頂ルート@伊吹山☆日本百名山№40

2017-07-26 | 40伊吹山(夏)
毎年届くツアー会社のパンフレットを
パラパラめくっていたら
ありました

伊吹山ハイキング

長岡から遠く、移動距離=片道460km
バスで6時間
9.5合目の駐車場から登って
中央コースなら最短で20分・標高差117mの
伊吹山(標高1377m)
暑いから、たまにはいいかなと
日帰りのラクラク登山です。
駐車場のあるスカイテラスの標高は
オリンパスTG-5の気圧センサーによると
出発時1200m・戻ってきたら1255mでした。
実際は1260mですから
若干の誤差があることを認識しました。
また
温度センサーによる気温は26℃
この時点では曇っているので涼しいです。
この後、だんだん晴れて
30℃以上になりました。
駐車場から見上げる中央登山道が
空と交わるところが山頂らしいが、
上りは西登山道を使い、40分で山頂です。

道には歩きやすいように
砂利のような小石が敷かれているようです。


団体さんも多く
花の写真を撮るのも遠慮するほどの人通りで
行き交う言葉は日本語でしたが、
土地勘もなく、どちらの方言か
まったく判りませんでした。

花の季節の登山では
あまり期待できないことですが、やはり
深田久弥さんが
東海道線の中でも物寂しい山間と表現した
山や平地は霞んでいます。

*

琵琶湖もうっすらとしか見えません。
ネットで画像を検索しても
スッキリ写った琵琶湖は
あまり見つかりませんでしたので
と慰めています。

写真中央の黒い丘の
琵琶湖展望台は通り過ぎました。
山頂には
深田久弥さんに『みっともない作り』と評された
100年前に建立の日本武尊の像があります。

*

山頂のお花畑を散策していたら
1等三角点がありました。

山頂の標識から100mほど離れているので
人影もまばらです。
つづく